フィールズ Presents G1 CLIMAX 2009 〜New Lords，New Laws〜

日時: 2009年8月15日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 8800

第1試合 30分1本勝負

井上亘
OKUMURA

岡田かずちか
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

プリンス・デヴィット
ジャイアント・バーナード

境界線

12分41秒　ダブルアーム式フェースバスター→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　「G1 CLIMAX 2009」両国2連戦の初日。リングの上部4方向には、LED（発光ダイオード）で構成された大型ビジョンが設置された。また、入場ゲートもLED式の縦型ビジョンとなっており、リングの四つ角から噴射されたスモークと共に、試合前の雰囲気を大いに盛り上げた。
　
　第1試合は、岡田とOKUMURAの先発で試合開始。岡田がリープフロッグからラリアットを繰り出すと、かわしたOKUMURAがカウンターラリアット。しかし、岡田もすぐにドロップキックで反撃。
　井上対バーナードとなり、バーナードのパワーに押され気味の井上が、ジャンピングボディプレスをかわして自爆を誘発する。
　続いてデヴィット対バーナードの場面。井上組がバーナード組を場外に追いやると、デヴィットがトペコンヒーロでダイブ。バーナードたち3人を、まとめてなぎ倒した。
　リングに戻ると、アンダーソンとOKUMURAが小競り合いを見せるが、バーナードの仲介で握手して仲直り。ここからデヴィットが青コーナーサイドに捕まり、不利な展開が続く。
　苦しい時間の続いたデヴィットだったが、バーナードにカナディアンバックブリーカーの体勢に捕らえられたところを、すり抜けて脱出。そのままバーナードを丸め込もうとするものの、バーナードも踏ん張って耐える。ここからバーナードがヒッププレスを繰り出すが、デヴィットはうまく回避して岡田とのタッチに成功する。
　岡田対バーナードの場面。ショルダータックルを跳ね返された岡田が、ランニングエルボーでバーナードをダウンさせる。岡田はさらにミサイルキックを放つと、バーナードのバーナードボムを切り返してウラカン・ラナ。だが、吹き飛ばされたバーナードもすぐにラリアットで逆襲した。
　井上対OKUMURAの場面。打撃の打ち合いから、井上がショルダースルー、スピアー。ここでデヴィットと岡田が、バーナードとアンダーソンを分断。最後は、OKUMURAのジャーマンスープレックスホールドをしのいだ井上が、ダブルアーム式フェースバスター。これで3カウントを奪い、井上組の勝利となった。

COMMENT

※デヴィットは、井上、岡田と握手をかわした
岡田「バーナード、いつまでも俺がな、新日本で一番弱い奴だと思ってんなよ。必ずな、もっと体をデカくして、バーナードをブレーンバスターで投げてやるから」
井上「オイ！井上亘、絶好調だよ!! この時期、このG1の時期にタッグマッチ？なんで俺がG1にエントリーされてないか分かんねぇよ!! 中にはよぉ、反則ばっかりして、G1の試合じゃねぇのばっかりやりやがってよぉ！なんで井上亘がこのG1に出れないのか、俺には分からねぇ！なんでだ？なんでだよ！オイ、新日本プロレス、次期シリーズ、G1に出た奴らと、この井上亘を対戦させろ！対戦して、俺がG1に出なかったことを覆してやるからな!!」
　
バーナード「運よく勝ったな!! たまたまだ!!」
※アンダーソン、OKUMURAはノーコメント