フィールズ Presents G1 CLIMAX 2009 〜New Lords，New Laws〜

日時: 2009年8月7日(金) 18:30開場　19:00開始
会場: 広島・広島サンプラザ
観衆: 3000

第6試合 30分1本勝負
G1　CLIMAX　Bブロック公式戦

天山広吉
杉浦貴

境界線

(1勝=2点)
(1敗=0点)

12分42秒　アナコンダバイス

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

手四つの力比べからロープ際へ移動すると、杉浦が離れ際に攻撃。ここからチョップとエルボーの激しい打ち合いになり、モンゴリアンチョップで優勢になった天山がヘッドバット連射。
　その後、張り手の打ち合いから杉浦がローリングソバット、ミドルキック連射。対する天山は、杉浦の蹴り足をキャッチしてヘッドバットで反撃し、スリーパーホールド。
　杉浦はカウンターニーリフトで天山の動きを止め、ジャーマンスープレックスホイップ。一度は場外へエスケープした天山だったが、杉浦のブレーンバスターを投げ返して逆襲。逆水平チョップ連打、串刺しラリアット、カーフブランディング、バックドロップ、ニールキックと畳み掛ける。
　さらに天山はダイビングヘッドバットで飛ぶが、杉浦にかわされて自爆。そこから杉浦が、ランニングニーリフト、串刺しフロントハイキック2連発、串刺しスピアー、水車落とし、ジャーマンスープレックスホイップと猛攻撃を見せる。
　劣勢の天山だったが、ショートレンジラリアットで逆襲。直後にカウンターローリングソバットを浴びたものの、すぐにマウンテンボムで逆襲。セカンドロープからのダイビングショルダーアタック、ダイビングヘッドバットを経て、アナコンダバイスをガッチリと極める。
　苦しい杉浦は技を極められたままなんとか立ち上がるが、天山はそれをアナコンダスラムで押し潰し、なおもアナコンダバイスで絞り上げる。これで杉浦も力尽き、天山が初戦を白星で飾った。

COMMENT

天山「冷や冷やしっぱなしというか。いつも初戦で痛い目にあって、躓いてしまうクセというか。デカい事を言っておきながら、いつも最初から飛ばせないというか。今日も首のダメージがあって、途中で力が入らない状態に（なった）。杉浦選手、病気にかかって、それでも (G1に)出てきた。俺の前に姿を現わしたというだけでも、アイツの根性を買いますよ。俺も俺で、このG1に懸ける気持ち、意気込みは誰にも負けない。その気持ちで広島に入って、こうして白星を獲った。このまま有言実行で全勝と、高らかにラッパを吹きたいね。もちろん、それが現実になるように。Bブロック、俺を注目せぇへんかもしれんけど、ドッコイ生きてるからね、こうやって。毎試合毎試合、気持ちを引き締めて、このまま綺麗に勝ち上がって、4回目の G1優勝。最高の喜びに持っていけるように、今日の勢いをこのまま持って行く。明日(8/8大阪)は誰？ (※記者が『飯塚選手です』と答えると)飯塚？辞退しろって。お前、出る資格ないやろ。飯塚なんかに構っている暇は無いんや、このG1は。場外でゴチャゴチャやって、俺を道連れにしようと思ってるやろうけど、絶対にその手には乗らんからな。アイツの魂胆は全部見えるんや。飯塚、いつまでも新日本にいられると思ったら大間違いや。明日、因縁の地、アイツが裏切った大阪で1000倍、いや、1億倍にして返したるよ。アイツの肉体を木っ端微塵にしてやる。アイツだけは絶対に許さへんからな。アイツをクリアして一気に行くよ。G1 CLIMAX 2009、“夏男”は俺や！」

※杉浦はノーコメント