フィールズ Presents G1 CLIMAX 2009 〜New Lords，New Laws〜

日時: 2009年8月7日(金) 18:30開場　19:00開始
会場: 広島・広島サンプラザ
観衆: 3000

第4試合 30分1本勝負
G1　CLIMAX　Aブロック公式戦

田中将斗
矢野通

境界線

(1勝=2点)
(1敗=0点)

10分44秒　スライディングD→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

先に入場した田中の両脇を、邪道と外道がセコンドとして固める。
　
　試合開始直後、矢野が握手を要求。これに田中が応じると、矢野が奇襲攻撃を仕掛けるが、田中はショルダータックルで反撃。これで矢野を場外へ追い込むと、その頭を竹刀で何度も殴打する。
　リングに戻り、田中が逆水平チョップ連打、串刺しジャンピングエルボー。これに対し、矢野はカウンタースピアーで反撃。そして、場外乱闘に持ち込むと、田中をイスで乱打し、観客席に放り捨て、鉄製のドアに叩きつける。
　リングに戻ると、矢野は木づち攻撃、チョーク攻撃。それを見た邪道と外道は、マーティー浅見レフェリーに激しく抗議する。
　さらに矢野は観客に見せつけるように、田中の顔面を攻撃。そして、「リングに上がって来い」と外道を挑発する。
　劣勢の続いた田中は、矢野のブレーンバスターを逆に投げ返して反撃。そこから串刺しラリアット、カウンターラリアット。直後にジャーマンスープレックスホイップで投げられたものの、すぐに立ち上がるとランニングエルボーでお返し。
　だが、矢野はレフェリーが邪道の方を見ている隙を突き、田中に急所攻撃。そこからジャーマンスープレックスホールドを決めるものの、カウントは2。
　田中は、矢野の串刺し攻撃を回避し、ダイヤモンドダストで逆襲。これに対し、矢野は鬼殺しで反撃するが、カウントは2。
　すると矢野は、もう一度鬼殺しの体勢に入るが、田中が額へのパンチ連打で脱出。そして、左右のエルボー、ローリングエルボー、スライディングDの2連発で矢野を沈めた。

COMMENT

邪道「オイ、見たか！世界ナンバーワンのレスラー、田中将斗だ。よく撮っておけ、お前ら」
田中「何のために出てきたか、言ってやろうか。俺は他団体の（選手の）中で、初めてG1で優勝するんや。それを獲りに、俺はここまで来たんや。どんなスケジュールで来てると思ってんねん。獲れる自信があるからや。それに俺には、コイツら2人が付いとんねん。何が負けんねん。俺ら1人1人がコンプリートプレイヤーや。3人集まってなんて言うか分かるか。コンプリートプレイヤーズや。よう書いておけ、G1、必ず俺が優勝したるから」
外道「前にも言った通りだ。100年に1人（の逸材）じゃねぇぞ、1万年に1人だ、オイ！万が一の取りこぼしは、何1つねぇぞ。このまま全勝でよぉ、(8/16)両国まで行くぞ。そうだろ」
田中「オウ、よう書いとけ。誰でもいい。俺を止めてみろって。俺は全勝や。明日(8/8ZERO1後楽園大会)も勝つ。何処かの新聞に書いてあったな。『火祭り刀を(G1に)持ってこい』と。(8/9)大阪に必ず、竹刀と火祭り刀を両方、（両手をあげて）こうやって新日本プロレスのリングの上で掲げたるから。覚えておけ」

※矢野はノーコメント