NEW JAPAN LIVE 2DAYS 〜2NIGHT'S THE NIGHT〜
- 日時
- 2009年7月23日(木) 18:30開場 19:00開始
- 会場
- 北海道・函館市民体育館
- 観衆
- 1200
-
第5試合 30分1本勝負
G・B・H vs CHAOS 2番勝負 第2戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
本間対中邑の場面。積極果敢な攻めで本間が優勢となる。だが、中邑は本間が負傷している右腕に集中攻撃。これで本間の動きはストップしてしまう。
矢野は、場外フェンスに本間の腕を固定し、イスを思い切り振り下ろす。リングに戻っても、中邑と矢野は本間の右腕に集中攻撃をくわえ続ける。
どうすることもできない本間だったが、中邑と矢野の同士討ちを誘発させ、中邑にラリアットで逆襲。
真壁対矢野となり、真壁が矢野にラリアット3連発、中邑にはパワースラム。そして真壁は、矢野の攻撃をことごとくブロックし、串刺しラリアット。さらに、矢野をコーナーに追い込むと、セカンドロープに乗ったまま額へパンチ連射。しかし、矢野は鬼殺しで攻勢に転じた。
両軍ともタッチして、本間対中邑の場面。中邑が出会い頭に本間へフロントハイキックを放つ。だが、本間も追っかけラリアットですぐに反撃。続いてのラリ アットをブロックされると、左のローリングラリアットで中邑をダウンさせる。ここで真壁もリングに入り、本間とのサンドイッチラリアットで中邑に追撃。
しかし、中邑は本間のラリアットをかわし、バックドロップ。そして、顔面パンチ、顔面への膝蹴り、腕ひしぎ逆十字固めと一気に畳み掛け、勝利を収めた。
試合後、ゴングが鳴っても中邑に腕を絞められ続ける本間を、真壁が救出。すると今度は矢野が現れ、中邑に加勢するが、真壁は両腕ラリアットで2人を一掃。
そして、マイクを掴み「オイ、中邑。次はテメェだ、この野郎。覚悟しとけ」と中邑に宣戦布告した。
COMMENT
中邑「真壁やりてぇんだろ? いつでもやってやるよ。次はG1(CLIMAX)か。果たしてお前は上がってこれんのか?」
真 壁「オイ、中邑さんよぉ! 『過去の総合戦績はどうだ』って? ああだこうだ言いやがって。オメェとよぉ、俺と立ち位置が変わって何が変わったよ? テメェのな、ベビーのくだらねぇ時と今のなんちゃってヒール、価値・存在意義がねぇに等しいよな。でもよぉ、この俺を見ろよ、この野郎! ヒールだった俺と今の俺……(嫌味ったらしい表情で)どっちが価値ありますかねぇ。お坊ちゃま君よぉ、俺は何べんも言うぞ。俺の背中だよ、この野郎! 言った通りだろ? 今まで言っていたのが正論になってんだよ。オメェがよぉ、のどの底から手が出るように欲しがっているモンを、この俺は全部持ってんだよ。何でだか分かる か? それが分かんなかったらよぉ、お前はもうおしまいだぞ、この野郎! この東北・北海道シリーズ、“勝ち”は取れなかったけどよぉ、“価値”が上がったのは誰だよ? ここにいる本間だよ。本間の頑張りがよぉ、観客の心に響くんだよ。テメェみたいに薄っぺらいよぉ、なんちゃってヒールさんに獲得することはできねぇ。何で だか分かるだろ? そういうふうになってんだよ、人の心っつうもんは。分かんねぇだろ、テメェ。とにかく、マイクで言った通りだ。次は中邑、テメェだよ。覚悟しとけ。(誰も 聞いていないのにワザとらしく)え? 何? 矢野について? (バカにした表情で)特にございませーん(ニヤリ)。以上だよ。本間! 言ってやれ!」
本 間「俺と真壁は、G・B・Hの心を忘れていねぇ。だから、中邑が真壁の獲物であると同時に、俺の獲物でもある。真壁には渡さねぇし、今シリーズ何回負けた か分かんねぇけど、俺の心は全然折れてねぇから。俺はしつこい。結構執念深いからよぉ。何でかって? それは、新日本プロレスがメジャーのリングだからよぉ。俺はメジャーに憧れてずっとやってきた。だから、俺はしつこいんだよ。中邑、矢野は真壁だけに目を 向けていると足をすくわれるからよぉ。覚悟しとけよ、ホントに。今日で終わりかもしれねぇけど、G1は公式戦かもしれねぇけど、とことん追い詰めてやるか ら」