Circuit2009 NEW JAPAN SOUL
- 日時
- 2009年7月20日(月) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 北海道・月寒アルファコートドーム
- 観衆
- 5300
-
第6試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (第56代王者)
- (挑戦者・BEST OF THE SUPER Jr.XVI優勝者)
※王者が4度目の防衛に成功レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
ゴング前、両者が握手をかわし、試合はクリーンにスタート。序盤から激しい蹴り合いが展開される中、タイガーは場外へ追いやった金本をフィンタで幻惑さ せ、コーナー最上段へ。ところが、金本はエプロンに上がり、タイガーにハイキック。これでコーナーからリング下へと転落したタイガーを“場外”アンクル ホールドで苦しめる。
これで試合の主導権を握った金本は、ローキック連打やローリングセントーンなどでタイガーを攻撃。対するタイガーは、ダイ ビングヘッドバットで反撃を試みるが、回避されて自爆。そこから金本は、ムーンサルトプレスを経て、アンクルホールドでタイガーを捕獲し、一気に勝負を決 めようとする。
なんとかロープエスケープしたタイガーは、ドロップキックで顔面ウォッシュを中断させることに成功。そこから掟破りの顔面ウォッシュ、側頭部へのキック、ムーンサルトダブルニードロップと畳み掛け、羽折り固めでギブアップ勝ちを狙う。
腕をガッチリ取られて万事休すの金本だったが、ロープに足をかけてなんとか脱出。その後、タイガーがミドルキック連打から回転エビ固めを繰り出すと、逆さ押さえ込みで対抗。そこから飛び膝蹴り、ファルコンアローでタイガーに逆襲する。
だが、タイガーは、キック合戦をバック宙キックで制し、タイガースープレックスホールド。これを金本にカウント2で返されると、必殺のデストロイスープレックスホールド。これで金本を沈黙させ、タイトル防衛に成功した。
試合後、タイガーは金本に土下座する。すると、金本はタイガーの手を挙げ、握手をかわして勝利を称えた。
COMMENT
金本「まさかタイガーにやられる とは思わなかった。SUPER Jr.で優勝して、どこかで余裕を持っていたけど、タイガーマスクに完敗やな。負けるなんて想像してなかった。余裕かましてたから、それがあかんかったの かも分からないけど。SUPER Jr.優勝者の俺は絶対に負けられないと思っていたけど、ダメだった。余裕かまし過ぎた。(試合後の握手について)まぁ、完敗やから称えないと仕方が無 い。また、もっとこれから凄い試合をやろうと。こんなもんじゃない、アイツと俺ならもっとできる。それだけ。今以上にこれからももっとやる事で、最高の物 を出していこうと。今日負けたのは俺ですけど、まぁ、たまたまです。たまたまタイガーが勝った、それだけ。ベルトを持とうが持たへんが、試合は内容を濃 く。基本的にはベルトを持てば強いという証明になりますけど、俺の中では思わん。持ったからといって最高の選手だとは、やっぱり試合をやらないと分からな い」