Circuit2009 NEW JAPAN SOUL
- 日時
- 2009年7月18日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 北海道・室蘭市体育館
- 観衆
- 1400
-
第4試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
先発した永田と石井は、火が出るような激しい攻防を展開。石井のチョップとエルボーに対し、永田はキック連射で対抗した。
石井に替わってバーナードが登場すると、平澤が対戦を志願。平澤はバーナードのラリアットをかわし、エルボー連射で反撃。さらに、串刺し攻撃をかわしてボディスラムで投げようとするものの、失敗。
この直後、場外に追い込まれた平澤だったが、素早くリングに戻ってバーナードを挑発。バーナードのコーナープレスを両脚で迎撃すると、今度こそボディスラムで投げ捨てた。
中盤、平澤が孤立し、バーナード組の猛攻にさらされる。平澤が石井にブレーンバスターで投げられると、たまらず入った永田が「立て!」と叫んで平澤にストンピングを入れる。
平澤は、突進して来た石井を投げ捨てて脱出。タッチを受けた永田は、石井に串刺しフロントハイキック、マジックスクリュー、エクスプロイダー。これに対し石井は、ラリアット、パワースラムで応戦した。
平澤対バーナードの場面。平澤がドロップキックで先制するが、コーナーへのハンマースルーを切り返され、串刺しボディアタックを食らう。
ここで石井が乱入してラリアットで平澤を倒すと、すかさずバーナードがランニングボディプレス。だが、平澤がかわしてバーナードは自爆。今度は永田がリングに入り、バーナードにシャイニングケンカキック。
さらに永田はバーナードへ串刺し飛び膝蹴り。そして、平澤がスピアーを決め、ナガタロックII。永田もバーナードの足を取ってアンクルホールドで援護。
それでも屈しないバーナードの突進を平澤がかわすと、永田がフロントハイキックを発射。すかさず平澤がジャーマンスープレックスを決める。
そして、永田は石井を分断。このチャンスに平澤がロープに走るが、バーナードはカウンターラリアットで逆襲。そして最後は、バーナードライバーで平澤が沈んだ。
COMMENT
石井「オイ、永田! 毎日毎日楽しくてしょうがねぇな。俺と毎日あたれて。その楽しみを段々苦痛にさせてやるからよぉ。俺はしつけぇって言っただろ。俺の体はまだまだピンピンだよ」
永田「大丈夫か? 効いたな。いいよ。何も考えるな。何も考えずに毎日あたっていけ」
平澤「ハイ」
永田「一番大事なのは、毎日全てをやり尽くしたか。余力を残したまま終わったか。そのどっちかだよ」
平澤「ハイ」
永田「全てを出し切って闘い抜けば、悔いはないはずだ」
平澤「ハイ」
永田「それは自分の心に聞くしかないんだよ。俺がどうこう言うことじゃないんだよ。お前の感情だ。どれだけものを出せたか。それは自分自身で分かっているはず」
平澤「ハイ! ……クソッ(と言ってアイシングを床に投げつけ、先に控え室へ)」
永 田「まぁ石井もしつこいし、平澤も力が伸びて。俺は、それを再度見て喜んでいるだけじゃないからね。俺には色んな意味でフラストレーションが溜まってい る。それはG1(CLIMAX)に向けてぶつけるしかねぇよな。正直よかったよ、G1前で。色んなモヤモヤとか怒りが溜まりに溜まっているからね。G1で 『これぞ永田裕志』っていうものを世間に披露してやる。俺はまだまだ終わってねぇぞ」