Circuit2009 NEW JAPAN SOUL
- 日時
- 2009年7月14日(火) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 福島・福島体育館
- 観衆
- 1000
-
第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
対する田口は、デヴィットとの踏み台式の串刺しバックエルボー&串刺しドロップキックでタイチに反撃。そして、ユニオーネを場外へ追いやり、デヴィットと 共にトペを狙う。ところが、ユニオーネはエプロンの幕をまくり上げて飛び口をふさぎ、トペを断念させるという頭脳プレーを見せる。
中盤戦に突入すると、蝶野がコーナー最上段から飛び掛ってきたデヴィットのボディへナックル。これでデヴィットのペースが崩れてしまう。
そこから蝶野組は、タイチのバックブリーカーやミラノのフットスタンプ、中西が逆水平チョップ連打、コブラツイストなどでデヴィットの腹部を集中攻撃。なかなか攻めに転じられないデヴィットだったが、蝶野にカウンターのドロップキックを浴びせ、後藤とタッチする。
蝶野は、後藤の腕にケンカキックをヒットさせてラリアットを不発させる。これで後藤は一瞬怯んでしまうが、すぐにラリアットで応戦。そこから串刺しラリ アットを経て、ダイビングエルボードロップ。ところが、蝶野に回避されて自爆し、シャイニングケンカキックを食らってしまう。
蝶野と替わって 入った中西は、エルボー連打、ショートレンジラリアット、エルボードロップで後藤を攻め立て、アルゼンチンバックブリーカーの構えへ。だが、後藤は抵抗し て担がせず、左右の張り手連打からロープへ走る。すると、中西は背後から後藤を捕まえてジャーマンスープレックスで豪快に投げ飛ばす。しかし、後藤はコー ナー最上段に乗った中西を捕まえ、雪崩式ブレーンバスターでお返しする。
その後、棚橋と中西の攻防になると、中西がアイアンクローで棚橋の フォールから脱出。そこから一本足ハンマーで棚橋をなぎ倒すと、加勢に入ったApollo 55を2人まとめて投げ飛ばす。そして、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げた棚橋を後藤へ投げ飛ばし、大暴れする。
中西に勝負を託されたタイチは、蝶野、ミラノとの連携でスーパースクラップキックとシャイニングケンカキックを同時発射。これを棚橋にクリーンヒットさせ、ピンフォール勝ちを狙う。
勢いに乗ったタイチは、フランケンシュタイナー、トラースキックを経て、棚橋の側頭部へキックを放つ。ところが、棚橋は間一髪で回避し、タイチの背後を 取ってドラゴンスープレックスの構えへ。タイチに抵抗されて不発に終わると、すぐにスリングブレイドを決めてハイフライフロー。これでタイチを沈めて勝利 した。
試合後、後藤と中西が乱闘を展開。IWGP Jr.タッグを懸けて闘うApollo 55とユニオーネは、睨み合って互いに闘志を燃やした。
その後、マイクを手にした棚橋が、「ありがとうございました。皆さん、久しぶりです。新日本プロレスが福島に帰ってきたぞー! いいね。最高だ。ありがとう。今度、このタイトルを懸けて(プロレスリング・)ノアの杉浦(貴)と闘うけど、新日本プロレス、棚橋弘至は、ノアにはゼッ テェ負けねぇ! じゃあ、最後に一言……ちょっと言い難いな。(観客の大『棚橋』コールを聞いて)福島の皆さん、愛してま〜す!」と初防衛をファンに誓い、大会を締めく くった。
COMMENT
田口「徐々に調子を上げて行きます。大丈夫です。(7/20)札幌で必ず防衛して。(IWGP Jr.タッグベルトを叩きながら)また、僕らのもとに帰って来ます」
棚 橋「(福島体育館は)新弟子のころから凄く覚えている体育館で。凄く久しぶりだったけど、(IWGPヘビー級)チャンピオンとして福島に来られてよかった です。北海道も、チャンピオンとして初めて戻るんで。福島でもスゲェ歓迎してもらったけど、北海道はそれ以上の盛り上がりを、ハッキリ言って期待していま す。まぁ、団体とか、色んな垣根があるけど、そういうのを取っ払ったスケール感というのが、プロレスではきっと大事だと思うから。リスクを恐れず行きま しょうよ」
※デヴィットはノーコメント
中西「棚橋のクソガキはホンマにオイ!! 外から来る奴(プロレスリング・ノアの杉浦貴)とやんのやろ。今度、(7/20)札幌で。死に物狂いでやれ!! 殺気出せよ、オラ!!」
※蝶野、ミラノ、タイチはノーコメント