第7試合は海野翔太がEVILの保持するNEVER無差別級王座にチャレンジ。海野は1.24後楽園で成田蓮を撃破。すると試合後の海野に対し、1.20愛知でEVILにベルトを奪われたタマ・トンガが「NEVER無差別級のベルトを取り戻してくれ」とアピール。思いを託された海野が、新日本でのシングル王座初戴冠を成し遂げるか? それともEVILが成田の敵を取るのか?
髪を短くした海野は、観客席のあいだを抜けてリングイン。EVILは黒く染め上げられたNEVERのベルトを携え、ディック東郷を伴い花道を進む。
ゴング前、EVILがNEVERのベルトを黒スプレーを噴きつけると、海野がエルボーで襲いかかる。ここで開戦のゴング。海野はボディスラムの体勢で抱え上げてEVILを腹ばいに落とし、低空ドロップキックをヒット。
EVILが場外に下りると、海野も場外へ。だが、東郷が海野に攻撃。海野は東郷を追いかけてリングに上がるが、EVILがカウンターのラリアット。
そしてEVILは海野を場外に連れ出すと、鉄柵に叩きつける。この衝撃で本部席が崩壊し、リングアナが巻き添えを食らう。続いてEVILは海野を踏みつけ、マイクを握ると「このベルトは俺のモンなんだ! テメーには指一本触れさせねえんだ!」とアピール。
戦場がリングに戻ると、EVILは海野に逆水平チョップ。さらに逆水平チョップを重ねるが、海野は「来てみろ、オラ!」と挑発。するとEVILはサミングから、いつの間に外されたのか、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そして執拗にカバーするが、海野は必死にカウント2ではね返す。
するとEVILは海野を場外に投棄。すかさず東郷がパンチをお見舞いし、海野をリングに戻す。そしてEVILがカバーするもカウントは2。
ここでEVILは海野の顔面を蹴りつけて挑発。海野はエルボーを返していくが、EVILはサミングからハンマースルー。すると海野はその勢いで場外の東郷にスライディングキック。続いてEVILにドロップキックをヒット。
海野は気合いを入れ、EVILに串刺しエルボー。そしてフィッシャーマンズスープレックスからカバーするがカウントは2。ならばと海野はエクスプロイダーを狙うも、EVILは髪をつかんで回避。
そしてEVILは「来い来い!」とセコンドの乱入を匂わせ、海野が気を取られたスキに、背後からハンマーパンチ。さらにフィッシャーマンズバスターからカバーするが、海野はカウント2ではね返す。
そして海野は逆に「来い来い!」とEVILの気を引きつけ、ロープを飛び越えながらのDDTでEVILをエプロンに突き刺す。EVILが場外に落ちると、海野が顔面を踏みつけ、東郷をにらみつける。
海野はEVILをリングに投げ、コーナー最上段からミサイルキック。そしてニーアッパーからイグニッションを炸裂しカバー。EVILがカウント2ではね返すと、海野はSTFで捕獲。すると裕二郎がゴングを打ち鳴らし、思わず海野は技を解除してしまう。
するとEVILは海野を浅見レフェリーに投げつけ、無法状態を作り出す。すかさず裕二郎と東郷は海野にストンピングを乱打。さらにトレイン攻撃を海野にお見舞い。そして東郷がパイプカットを炸裂。
ここでEVILがカバーすると、代打の坂本レフェリーがカウントするが、海野は2でキックアウト。すると裕二郎が海野にピンプジュースを食らわせ、EVILが押さえ込む。しかし、これもカウントは2。
ならばとEVILはとどめのEVILを狙う。しかし、回避した海野はリバースのツイスト&シャウト。そして海野はショットガンドロップキックを決めるも、EVILはレフェリーを海野に投げつける。そしてEVILは海野の後頭部にラリアット。この攻防にレフェリーは巻き込まれてしまう。
ここで東郷がスポイラーズチョーカーで海野の首を締め上げる
。続いてEVIL&東郷がマジックキラーを狙う。回避した海野は東郷を踏み台にEVILにトルネードDDT。そして海野は東郷と裕二郎を排除。
続いて海野はEVILにローリングエルボーからハーフネルソンスープレックスホールド。佐藤レフェリーがカウントするも、EVILは2でキックアウト。すると、海野はブレイズブレイドへ。
EVILはかわすと、ここから目まぐるしい技の読み合いに。そして海野がガンスタンを炸裂しカバーするが、カウントは2。
ならばと海野は今度こそブレイズブレイドを炸裂。そしてデスライダーへ。だが、EVILは切り抜けて金具むき出しのコーナーに叩きつける。
海野は気合いを入れるも、EVILはラリアット。さらにダークネスフォールズからカバーするが、海野は何とかカウント2ではね返す。
するとEVILは一気にEVILを炸裂。そして押さえ込むと海野は返すことができず、EVILが初防衛に成功した。