Circuit2009 NEW JAPAN SOUL

日時: 2009年7月12日(日) 17:30開場　18:00開始
会場: 群馬・ヤマダグリーンドーム前橋・サブイベントエリア
観衆: 1150

第3試合 20分1本勝負

中邑真輔
平澤光秀

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　序盤、永田と石井が対峙すると、永田が凄まじい攻めを見せて優勢となる。
　しかし、邪道のインサイドワークによって、本間が場外へ転落。これで両軍入り乱れての場外乱闘が勃発。孤立した本間がCHAOS軍に攻め込まれる展開になる。
　いらだつ永田は、倒れたままの本間へストンピングを浴びせ、「しっかりしろ！」と激しいゲキを飛ばす。
　苦戦の続いた本間だったが、ロープに走った石井を追いかけてエルボーを浴びせて逆転。
　タッチを受けた永田は、ミドルキック連射、延髄斬り、串刺しフロントハイキック、マジックスクリューで石井に猛攻をかけた。
　平澤対中邑の場面。平澤がスピアー、ランニングエルボー。中邑もすぐにキックの速射砲で反撃するが、その蹴り脚を掴んだ平澤がジャーマンスープレックスホイップで逆襲。
　ここで、永田と本間が平澤に加勢。平澤の串刺しエルボー、永田の串刺しフロントハイキック、本間のダイビングヘッドバットが、立て続けに中邑を襲う。
　これで絶好のチャンスを得た平澤だったが、エプロンの石井に気を取られた隙を突かれ、中邑に捕獲されてしまう。そして最後は、中邑がランドスライド、顔面への膝蹴りをさく裂させ、平澤から3カウントを奪った。
　
　試合後、両軍がまたも大乱闘を開始。特に、永田と石井が激しくやり合う。これを吉橋たちが何とか分けたものの、怒りの収まらない石井は、フェンスやイスを永田に向かって投げつけ、ようやく退場した。

COMMENT

石井「オイ、あの野郎、スカしてんのか。オイ、永田！スカしてんのか。答えは出てんだよ。見ろ、この青たんと鼓膜、鼓膜いきやがった。それが、アイツの俺に対しての本気の答えだろ。俺は言ったよな、アイツを追っかけ回すって。しつこいぞ、オラ！あと1つ言っといてやる。俺のCHAOS脱退は100％ねぇからよ」
※中邑、邪道はノーコメント
　
本間「中邑、ひとことだけ言っておく。俺と(7月20日)札幌でやる意味がねぇって言ったな。そんなことはねぇよ、意味のねぇ闘いなんてねぇから。これからトコトン面白くしてやっから、よーく覚えておけ」
永田「アイツは俺が恋しいんだろ。今のチームではアイツの本領が発揮できない、それは分かっている。反則まがいの事ばかりしているようじゃ、アイツは埋もれる。なんだかんだでも、長州力のファイティングスピリットを受け継いでいるのは石井だから。それをむげにするな。自分を、現実とは違った意味で憂いているのは分かる。ならば自分で行動を起こせ。自分を生かすも殺すも、結局は自分次第だから。もったいねぇよな」
※平澤はノーコメント