Circuit2009 NEW JAPAN SOUL
- 日時
- 2009年7月5日(日) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2000
-
第8試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合- (挑戦者組)
- (第23代王者組)
※挑戦者組が第24代王者となるレフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
セイビンのドロップキックで、デヴィットが場外に転落。セイビンはロープに走るが、これはフェイント。だが、次の瞬間、シェリーがエプロンをダッシュし、 リング下のデヴィットにジャンピングニーパットをお見舞い。ここからデヴィットがシェリーとセイビンに攻め込まれ、一方的な展開となる。
それでもデヴィットは、2人の踏み台攻撃をかわし、逆にセイビンを踏み台にしてシェリーにドロップキック。直後に羽交い絞めにされるものの、シェリーのラリアットをセイビンに誤爆させる。そして、オーバーヘッドキックでシェリーに反撃した。
シェリー対田口となり、田口が得意の低空ドロップキック。続いてどどんを狙うものの、シェリーは脚をかけて防御。そして、ロープの反動を利用したキックで 田口を場外に落とし、プランチャでダイブするが、田口にかわされて自爆。しかし、田口の三角飛びプランチャも不発。すると、エプロンの田口にセイビンが突 進。そして、シェリーが両脚を使ってロープを広げると、セイビンがシェリーの股をくぐり抜ける形で田口へトペスイシーダ。シェリーはロープに乗ったまま勝 ち誇るが、デヴィットのミサイルキックがさく裂して場外に転落。そして、デヴィットは鉄柵越えのノータッチトペコンヒーロでシェリーとセイビンにアタック した。
その後、シェリーとセイビンがスーパーパワーボムを狙うが、うまく回避した田口が雪崩式どどんズスロウンの大技を繰り出す。しかし、デヴィットとのブラックホールバケーションは不発に終わる。
その後、デヴィット対シェリーとなり、シェリーのトラースキックとセイビンの延髄斬りを同時に放つASCSラッシュがデヴィットにヒット。そして、シェ リーとセイビンはメイドインデトロイトを狙うが、辛うじて田口がカット。そして、ブラックホールバケーションがシェリーに決まる。
田口がプランチャでセイビンをカットする中、デヴィットが新型プリンスズスロウンでシェリーから3カウント奪取。IWGP Jr.タッグ王座の奪取に成功した。
試合後、デヴィットが「アリガトウ! 僕たちがApollo 55。IWGP Jr.タッグチャンピオンです。シンニホン、イチバーン!」とマイクアピール。最高の形で後楽園大会を締めくくった。
COMMENT
※ここでタイガー、金本らがビールで乾杯してApollo 55を祝福。その直後、次期挑戦を熱望しているタイチが「おめでとう」と不敵な笑みを浮かべなら言葉をかけた。
デ ヴィット「改めて言う。Apollo 55がチャンピオンだ。モーターシティ・マシンガンズ、もし不満があるなら、もう1回やるよ。そして、彼らを倒して、AKIRA&ライガー、ミラノ&タイ チとやってボクたちが勝つよ。そして、ナンバーワンのタッグチームであると証明する」
田口「モーターシティからベルトを獲ったっていうのがね。取 り返すってのが大事だけど、モーターシティに勝ったっていうのがね、僕らにとっては凄く意味があることだと思います。これでね、新日本の中だけじゃなく て、TNA、世界のどこから来たっていいし。メキシコから来たっていいし。僕らは地球規模じゃなくて、“宇宙規模のタッグ”ですから。宇宙人が挑戦したっ ていいし。誰の挑戦でも受けますよ。今の僕らに勝てるチームはそういないでしょ? それだけ自信があります。この素晴らしいパートナーのおかげです」
シェリー「一体、何が起こったんだ?」
セイビン「今、彼らに言えることは、簡単に手に入れたものは、簡単に失ってしまう。しかし、大変な思いをして手に入れたものは、手放す時も大変な思いをする。この言葉の意味、分かるか? 負ける理由は、何も無かった。(自分たちが敗れたのは)運が悪かったとしか思えない」
シェリー「あの野郎(デヴィット)、膝でオレの胸を随分攻めやがって」
セイビン「彼らにとって、今日は4月(5日両国)のリマッチだろ? だったら、俺たちにもリマッチをさせろ」