Circuit2009 NEW JAPAN SOUL

日時: 2009年7月5日(日) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2000

第3試合 20分1本勝負

後藤洋央紀
岡田かずちか

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

グラウンドの展開のあと、岡田が後藤に張り手を見舞い、後頭部に蹴りを入れる。
　これに怒った後藤は、左右の張り手を連射。そして、ブレーンバスタースラムから岡田の背中に強烈なサッカーボールキックを叩き込む。
　さらに後藤は、フライングメイヤーからもう1度サッカーボールキック。岡田も何とかエルボー合戦に持ち込むものの、後藤の重いエルボーを浴びてダウンしてしまう。
　続いて後藤が極めた逆片エビ固めを、ロープエスケープした岡田。エルボー連打で反撃するものの、後藤には通じない。だが、後藤のミサイルキックをドロップキックで迎撃して逆転。「岡田」コールを浴びつつ、ドロップキックで後藤を吹き飛ばす。続いて岡田は、後藤をサードロープに立てかけ、ドロップキックを発射。だが、続いてのミサイルキックは、後藤に手で払われて自爆してしまう。
　それでも、ロープに走って攻撃を試みる岡田だったが、後藤はフライングニールキックで反撃。これでダウンした岡田を逆エビ固めで絞る。一旦はリング中央へ引き戻されるものの、岡田はなんとかロープエスケープ。
　しかし、後藤は岡田のドロップキックをかわしてダウンさせると、胸板へ強烈なキック。そして、また逆エビ固めの体勢に入る。これを岡田がエビ固めに切り返すものの、カウントは2。
　続いて岡田は、エルボー連打、張り手。そしてロープに走るが、追いかけた後藤がラリアットで逆襲。そして最後は、昇天で岡田の息の根を止めた。

COMMENT

後藤「岡田、だいぶ粘り強さがついてきましたね。アイツも（プロレスリング・）ノアとの対抗戦を経験して、この間の（6月20日）大阪では、GHCヘビー級のチャンピオン（潮崎豪）と対戦して。アイツの悔しい思いは、俺に十分伝わった。あの経験は、アイツにとっていい経験になっている。そう思いましたね。俺は、杉浦（貴）に負けましたけど、こんなところで止まっているわけにはいかないんで。俺と岡田でノアに殴り込みをかけてもいいと思っている。アイツの今日の闘いぶりを見たらね、俺も負けてられないというか。一若手かもしれないけど、今日はアイツに教わった部分もあったんじゃないかな。まだシリーズが始まったばかりですけど、8月にはG1（CLIMAX）っていう俺にとって意味のあるデカい大会が待っているんで。先を見据えてやっていきます。（『杉浦選手は、後藤選手を踏み台にする形でIWGPヘビー挑戦を決めたが？』）俺からしたら、このまま黙っていられるかっていう感じなんで。いいように踏み台にされたという現実があるから、必ずリベンジする。負けたままでは終わりません」

岡田「クソ。ノアにも負けて、新日本でも誰にも勝てない。悔しい。こんなレベルで『G1、G1』って言ってた自分が悔しい。バカみたいだ。何も無い。俺は、新たな目標を見つけた。後藤、必ず倒してやるからな」