DOMINION 6.20
- 日時
- 2009年6月20日(土) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 5800
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第6試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ NJPW vs NOAH Battle diffusions I-
潮崎 豪
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岡田かずちか
レフェリー|レッドシューズ海野 -
MATCH REPORT
潮崎は、先日獲得したばかりのGHCヘビー級王座のベルトを腰に巻いて堂々と入場した。
一方、ライオンマークTシャツを着用してリングインした岡田は、大「岡田」コールを後押しに、ゴングが鳴らされると同時にエルボーで潮崎へ突っ込んでいく。
潮崎が打ち返してくると、岡田はランニングエルボー3連打、ドロップキック。これで場外へ追い出した潮崎をトペで追撃しようとする。ところが、潮崎は素早くリングインし、キチンシンクで岡田の動きを止める。
これで岡田のペースを崩した潮崎は、起き上がりこぼし逆水平チョップを皮切りに、鉄柵の上へ投げ飛ばして喉を痛打させたり、強烈な逆水平チョップを何発も打ち込んだり、ミサイルキックを軽々と手で払って逆エビ固めを極めたりと、岡田を全く寄せ付けない横綱相撲をとる。
なかなか反撃できない岡田だったが、このままでは終わらず、カウンタードロップキック、ジャンピングネックブリーカードロップで潮崎に応戦。その直後、 コーナー最上段に乗った場面で潮崎に捕まると張り手で抵抗。これで潮崎をマットへ転落させ、ミサイルキックから逆エビ固めでギブアップを迫る。
勝負に出た岡田は、変型大外刈りで潮崎をフォール。カウント2で返した潮崎は、フィッシャーマンバスターで反撃。さらに重みのある逆水平チョップで岡田を ぐらつかせ、豪腕ラリアットからフォールへ。すると、岡田はカウント1でキックアウト。その直後の豪腕ラリアットからのカバーも肩を上げる。
粘り強さを見せた岡田だったが、最後は潮崎必殺のゴーフラッシャーで轟沈。王者・潮崎が貫禄勝ちを収めた。
試合後、岡田は握手を求めてきた潮崎の頬を張り飛ばすが、崩れ落ちてしまう。そんな中、潮崎はベルトを掲げて勝利をアピールした。
COMMENT
岡 田「終わりじゃない。まだまだ始まり。まだ、対ノア(の対抗戦)3回しか試合してねぇんだよ。これで終わりなわけねぇだろ。クソ。正直、新日本でキャリア 1年しかないかもしんないですけど、メキシコの時のキャリアも入れたらそんなに(潮崎と)変わんないですから。けど、いま彼はチャンピオン、僕はただのヤ ングライオン。けど、僕のやって来た5年間は何も間違いなかったなと。別にノアに行ってもいいし。俺がIWGPのチャンピオンになった時、もう1回やれば いいんじゃないかな。悔しい。これで新日本が下に見られるのが悔しい。チゲェぞ。俺は新日本で1番下だからな。俺よりもっともっと強い人がいるんだから。 そこは勘違いしないで欲しい。ただ、俺がチャンピオンになった時には、潮崎と必ず防衛戦やって借り返すぞ。クソ」