Circuit2009 BEST OF THE SUPER Jr.XⅥ 〜The Hard Luck Soldiers〜
- 日時
- 2009年6月11日(木) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 三重・ゆめドームうえの・第2競技場
- 観衆
- 1150
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第3試合 30分1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr. Bブロック公式戦レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
すると、田口はタイチをドロップキックで場外へ追いやってトペフェイント。これでタイチを油断させ、三角飛びプランチャを命中させる。
その後、田口はサーフボードストレッチやギロチンドロップ、キャメルクラッチなどでタイチをジワジワと苦しめていく。だが、タイチも黙っておらず、串刺し 攻撃で突っ込んできた田口を回避。そこから背中へのミドルキック、突進力のある串刺しフロントハイキック2連発、スイングDDTでお返しする。
田口は、「ブレーンバスター!」とアピールし、スリーアミーゴからタイチを押さえ込む。さらに、スワンダイブミサイルキックからジャーマンスープレックスホールドを決めるなど、ペースアップしたタイチに試合の主導権を渡さない。
「決めるぞ!」とフィニッシュを予告した田口は、どどんの構えへ。タイチに足を踏まれて阻止されると、今度はリバースDDTの体勢に持ち込む。すると、タ イチは体を一回転させて背後に回り、そのまま田口を捕まえながらコーナー最上段に乗ってスイング式のリバースDDTを敢行する。
そこからタイチは、エルボー合戦を経てフランケンシュタイナーで田口を押さえ込む。すると、田口はカウント2で返し、ラ・マヒストラルでピンフォール勝ちを狙う。
これをなんとかクリアしたタイチは、フロントハイキックからバックドロップ4連発を経て、渾身のトラースキック。その直後、側頭部へのキックから必殺のブラックメフィストを見事炸裂させ、田口を仕留めた。
勝利を収めたタイチは、浅見レフェリーに抱きついて歓喜。コーナー最上段に立って勝ち誇ると、大声援を浴びた。
COMMENT
田口「クソ! (SUPER Jr.)リーグ戦どうのこうのを抜きにしても、タイチにシングルで負けるなんて許されないこと。タッグであれだけやって勝って、シングルで負けたら何の意 味もないよ。(タッグパートナーの)デヴィットもミラノ選手に負けましたし。シングルであの2人に負けては、ちょっと。負けてはいけない人間に負けてし まった。ちょっとダメージが大きいですよ。次(6/13京都)、最後は金本さんですか。ここ(タイチ戦)で8点獲って金本戦に臨めれば、だいぶ余裕を持っ てできたんですけど。次に8点獲っても(決勝トーナメントに)上がれるかどうか。勝ち点0というだけじゃなくて、ちょっと精神的に痛いですね。まさかタイ チに負けるとは……。これを引きずってしまっては悪い影響しかないですから。明日、中1日空けて、すぐに切り替えて最終戦に勝って、なんとか決勝トーナメ ントに行きたいですね。(タイチは)最後の畳み掛けが、これまでの彼にはなかった。新しく、YAMATO選手の技を応用して、変型のDDTを試しに使って みようと思ったんですけど、切り返されて。そこからおかしくなりました。これは油断していたわけではないんで、負けました。負けは負けでしっかり認めて、 気持ちを切り替えます!」