Circuit2009 BEST OF THE SUPER Jr.XⅥ 〜The Hard Luck Soldiers〜

日時: 2009年6月8日(月) 18:00開場　18:30開始
会場: 福井・福井市体育館
観衆: 1100

第6試合 30分1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr. Aブロック公式戦

AKIRA
タイガーマスク

境界線

（2勝2敗=4点）
（3勝1敗=6点）

10分05秒　グローイングアップ

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

AKIRAを場外へ追いやったタイガーは、フィンタを繰り出す。すると、AKIRAはタイガーの両足を掴んで場外へ引き込み、スライディングキック。さらにプランチャでダイブするが、タイガーに避けられて自爆する。
　タイガーは、ミサイルキック、ハイキックを経て、雪崩式ダブルアームスープレックスを狙う。ところが、AKIRAはチョップで抵抗し、タイガーをマットへ落とす。
　反撃に出たAKIRAは、ミサイルキックからダイビングボディアタック。しかし、タイガーは飛んできたAKIRAをドロップキックで迎撃。タイガードライバー、ムーンサルトダブルニードロップを経て、チキンウイングアームロックでギブアップを迫る。
　その後、AKIRAがタイガーのダイビングヘッドバットを避け、延髄斬り、バックドロップで反撃。そこから低空ドロップキック2連発、ドラゴンスクリュー、両膝へのムササビプレスでタイガーの脚部を集中攻撃し、オールド・ボーイでギブアップ勝ちを狙う。
　なんとかロープエスケープしたタイガーは、チキンウイングフェースロックで応戦。すると、AKIRAはロープを掴んでブレイクさせ、延髄斬り2連発、シュミット式バックブリーカーを経て、ムササビプレスでタイガーを押さえ込む。
　これをカウント2で返されたAKIRAは、ムーンサルトプレスを狙うが、タイガーに後ろから攻撃され、雪崩式バックドロップで投げられてしまう。
　これで共倒れとなりダウンカウントが数えられる中、タイガーが先に起き上がり、タイガースープレックスの体勢へ。これが不発に終わると、回転エビ固め、回転十字固めを連続して繰り出す。しかし、AKIRAはいずれもカウント2でクリア。そこからスクールボーイ→オールド・ボーイ→グローイングアップと、流れるような連続技でタイガーからピンフォールを奪取。無敗のタイガーに初黒星をつけた。

COMMENT

AKIRA「勝った。終わんないよ。まだ終わんないよ。でもね、結果ばかり意識しちゃって消極的になりかけたけど、もらった、勝った。みんなまだ続くから。まだ続く。（SUPER Jr.）リーグ戦、まだ続くよ」

タイガー「（『伏兵に足元をすくわれたという感じ？』）いやぁ、やられましたね。やっぱりAKIRA選手はうまいですよ。最後は（オールドボーイで）絞めて来るものだとばっかり思ってたからね。もう、ロープに逃げることしか考えてなかった。あそこで丸め込み（グローイングアップ）に来るとは思わなかった。（『読み合いの多い試合だったが？』）やっぱりAKIRA選手とは技の“すかし合い”になりますよね。でも、AKIRA選手は賢いですよ。自分（タイガー）の脚を潰して来たんだから。蹴りを食らわないようにね。まさか、ここで落とすとは思わなかったな。まったく、ここで負けるなんて考えてなかった。でも、まだ1敗だから。自分の『全勝で行く』という公約を果たせなかったけど、まだ1敗だから。あと2日、リーグ戦が残っているからね。昨日、『最悪、ブラック戦は落としてもいい』って言ったけど、落とせなくなったね、これで（苦笑）。（6/11伊賀）邪道は間違いなく白（星）獲るから。獲れるし。彼はもう計算外だ。だから、残るはブラック・タイガーだね」