Dissidence

日時: 2009年5月6日(水) 11:30開場　12:00開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2005

第3試合 20分1本勝負

中邑真輔
天山広吉

ジャイアント・バーナード
S・S・マシン

境界線

09分32秒　ランドスライド→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

先発を務めた天山は、バーナードのボディタックル連打で攻め込まれてしまう。しかし、串刺しボディアタックで突っ込んできたバーナードを回避すると、ジャーマンスープレックス、ヘッドドロップでお返しする。
　永田と中邑の攻防になると、両者は激しいエルボー合戦。これを経て、互いに1発ずつサッカーボールキックを打ち合い、永田がミドルキックで中邑をマットへ倒す。
　永田と替わって入ったマシンは、永田とのダブルショルダータックル、串刺しラリアット、DDTで中邑を攻撃。そこから「セントーン！」と予告するが、中邑に避けられて自爆してしまう。
　これを境にマシンは、CHAOS得意の場外戦で痛めつけられ、一気にペースダウン。しばらく劣勢が続くが、串刺し攻撃で突っ込んできた矢野にカウンターラリアット。これで反撃に成功し、永田とタッチする。
　永田は、矢野にローキック連打、延髄斬り、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーとラッシュをかける。対する矢野は、永田のフロントハイキックを食らった直後に、スピアーで応戦。これで共倒れとなり、それぞれパートナーにタッチする。
　天山は、中邑にジャンピングショルダータックル。さらに、中邑の加勢に入ったバーナードの攻撃を矢野に誤爆させ、バーナードをラリアットで場外へ転落させる。
　フィニッシュを狙った天山は、ムーンサルトプレスを狙うべくコーナー最上段へ乗るが、矢野に足を掴まれて飛べない。すると、その場面に欠場中の飯塚が出現し、天山を地獄突き（アイアン・フィンガー・フロム・ヘル装着）でコーナー最上段から転落させる。そこから中邑がランドスライドを天山に決め、ピンフォールを奪った。
　
　試合後、天山がCHAOSに袋叩きにされていると、真壁が全力疾走でリングイン。矢野にチェーンラリアットを見舞って天山を救出し、CHAOSをリング上から一掃すると、足早に退場していった。

COMMENT

矢野「真壁、ふざけんじゃねぇ!! 覚えとけ、コラ!!」
中邑「真壁、勘違いすんな。オメェなんか相手にしてねぇんだよ。浪花節？自分で言ったらザマねぇな」
※バーナードはノーコメント

真壁「さっきも言った通りだよ。アイツら、地獄に送ってやる。俺はやりたいようにやるだけだよ。（『永田選手たちとの共闘は？』）共闘？そんなもん、あるかよ（と言い残して去る）」

天山「オイ、飯塚、ふざけんな！わざわざ出てきやがって、オラ！やったろやないかい！もう1回勝負したろやんけ!! 飯塚、逃げるなよ、コラ、タコ！」
永田「（飯塚は5月3日）博多で完全破壊したと思ったんだけど、出てきやがった。CHAOS、名前は変わってもやることはG・B・Hと変わんねぇな。真壁と中邑が入れ替わっただけ。それにしても解せないのは、中邑はあれがやりたくて向こうに行ったのか？アイツの掲げる“ストロングスタイル”というのは、ああいうことなのか？ 1つ言えることは、俺と対峙した時の中邑は本物だよ。俺と対峙しない時もそれを貫けるのか？いつか組織にまみれてアイツもクズにならないように、常に対角線に立っていたいものですね。少しでもナメた態度をとったら、とことん蹴飛ばしてやる。本当は棚橋よりも新日本を背負って立たなきゃいけない人間なのに、イマイチ伸び悩んでいる部分があるんで。まぁ、俺の対角線に常に立てることは、アイツにとって凄くプラス。せいぜいクズに染まらないようにと。くだらないプロレスやったら、俺が叩きのめしてやる。（『真壁に救出された形となったが？』）不思議なもんだね……。まぁ、何とも言えない。たまたま闘いの矛先という部分で、利害が一致しただけだし、どうなるか分からない。真壁の本心も知らないし。まぁ、なるようにしかなんないでしょ」
※マシンはノーコメント