第5試合のNEVER無差別級選手権試合として、前チャンピオンのタマ・トンガと現チャンピオンの鷹木信悟がリマッチ。
鷹木は昨年、現地時間10.28ラスベガスでタマを撃破し、通算3度目のNEVER戴冠を達成。続いて鷹木が現地時間11.10ダラスにて、AEWのトレント・バレッタの挑戦を退け王座初防衛に成功すると、タマがベルトを懸けての再戦をアピールした。
共に1982年生まれの鷹木とタマは、常に高いコンディションをキープし、パワフルかつ疾走感あふれるファイトが持ち味。東京ドームの大空間でも、場内を揺るがす熱闘を展開するのは間違いない。
気合いの入った表情のタマは、ニューコスチュームで花道を進む。鷹木は『さくらさくら』の前奏入りのテーマ曲に乗り、新しいマント姿でNEVERのベルトを携え入場。
ゴングと共に両者は激しいエルボー合戦。続いてショルダータックルの応酬から、タマが打点の高いドロップキックをヒット。
さらにタマは串刺しラリアットからTボーンスープレックスの体勢に。こらえた鷹木は、タマをバックドロップで叩きつける。しかし、タマはすぐに立ち上がってTボーンスープレックスで反撃。
すかさず鷹木はパンピングボンバーを狙うも、タマはカウンターで追撃のTボーンスープレックスをお見舞い。
そしてタマはヘッドバットでひるませてから串刺しボディアタック。さらに突進するも、鷹木はバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。
続いて鷹木はショルダータックル、ボディスラム、セントーンを食らわす。さらにタマを場外に落とすと、トペ・コンヒーロを炸裂する。
鷹木はタマをリングに戻し、ブレーンバスターで叩きつけてカバー。タマがカウント2で返すと、鷹木は「来た! 来た! 来た!」と雄叫び。
そして鷹木は串刺しパンピングボンバーから、タマをコーナー最上段に設置。だが、雪崩式攻撃をしのいだタマは、飛びつきのリバースガンスタンを炸裂。
続いてエルボー合戦に突入。そしてタマは鷹木の打撃をかわしてSRCを食らわせると、コーナー最上段へ。鷹木は打撃でタマの動きを止めると、今度こそ雪崩式ブレーンバスターを炸裂。
続いてスライディングラリアットを叩き込み、「オイ! オイ!」と気合を入れると、MADE IN JAPANを狙う。回避したタマは、さらに鷹木のデスバレーボムを逃れ、トンガンツイストをお見舞い。
そしてタマはシュプリーム・フローからカバーするが、カウントは2。ならばとタマはマットを叩き、ガンスタンを狙う。しかし、鷹木は切り抜け、技の読み合いからパワーボムを炸裂。タマはカウント2でキックアウト。
すると鷹木は雄叫びを上げ、スライディングエルボー。さらにパンピングボンバーをたたき込み、「オイ! オイ!」と気合を入れるとMADE IN JAPANの体勢に。だが、タマはガンスタンで切り返す。
そしてタマはブラディサンデーの体勢に入るが、鷹木は切り抜けてグーパンチ。しかし、タマは意地のブラディサンデーからカバー。鷹木はなんとカウント1でキックアウト。
ならばとタマは相手のお株をうばうようにラリアット。そしてDSDの体勢に入るが、鷹木はジャックナイフ式エビ固めで切り抜ける。
タマが返すと、今度はヘッドバットの応酬。そしてタマは延髄斬りからDSDへ。しかし、鷹木はフランケンシュタイナーで切り返す。
だが、すぐさまタマは鷹木の後頭部にエルボー。そしてガンスタンを狙うも、鷹木はカウンターの鷹木式ガンスタンをお見舞い。さらにパンピングボンバーでなぎ倒し、MADE IN JAPANを炸裂するが、タマはカウント2で必死にキックアウト。
鷹木は雄叫びを上げ、とどめのラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙う。タマがこらえると、鷹木は左右のエルボー。さらにショートレンジラリアットから、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンへ。
これをタマは丸め込みで返し、そこから流れるような動きでスタイルズクラッシュを炸裂。そしてガンスタンを決めてカバーするが、鷹木はカウント2で執念のキックアウト。
ならばとタマはDSDで鷹木を突き刺し、ついに3カウントを奪取。タマが灼熱の攻防を制し、ベルト奪還に成功した。