Divergence

日時: 2009年5月5日(火) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2005

第4試合 20分1本勝負

中西学
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

タイガーマスク
ブラック・タイガー

大森隆男
ジャイアント・バーナード

境界線

11分15秒　アルゼンチンバックブリーカー

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　明日5月6日後楽園大会にて、IWGPヘビー級王者・棚橋に挑戦する中西。先発を買って出ると、バーナードとド迫力なショルダータックル合戦。これが互角に終わると、「俺がやる！」と言わんばかりにアンダーソンがリングイン。中西へ突っ込んでいくが、ショルダータックル、エルボーで返り討ちにされる。
　さらに中西は、アルゼンチンバックブリーカーでバーナードを担ぎ上げ、カットに入ったアンダーソンには野人ハンマー。序盤から野人殺法で大爆発する。
　中盤戦に入ると、ブラックがバーナードとともにタイガーを挟み撃ち。すると、タイガーは、ブラックをローリングソバットで一蹴し、バーナードのバーナードライバー、バーナードボムを連続して不発させる。しかし、その直後にバーナードのボディアタックで突き飛ばされてしまう。
　ここからCHAOSは、タイガーを的に絞って集中攻撃。ブラックにマスクを奪われそうになるなど、劣勢が続くタイガーだったが、ブラックのマスクに手をかけてお返し。「テメェ、コノヤロー！」と片言で挑発してきたバーナードに足を掴まれると、延髄斬りで脱出する。
　タイガーと替わって入った大森は、バーナードの巨体をバックドロップで投げ、得意のアックスボンバー。そして、アックスギロチンドライバーの構えに入るが、バーナードに阻止されて不発。それでもニールキックを命中させ、中西に勝負を託す。
　中西は、バーナードに逆水平チョップ連打、串刺しラリアット、スピアー。そして、アルゼンチンバックブリーカーを狙うが、バーナードに抵抗され、ラリアットで反撃されてしまう。
　バーナードと替わって入ったアンダーソンは、バーナードとのジャンピングボディプレス→セントーンの連続攻撃を経て、スピニングスパインバスターで中西に3カウントを迫る。
　しかし、これをクリアした中西は、バーナードの串刺しボディアタックをアンダーソンに誤爆させ、バーナードにジャーマンスープレックス。そして、アンダーソンをアルゼンチンバックブリーカーでギブアップさせた。

　試合後、ブラックがタイガーに襲い掛かると、中西、大森が止めに入る。怒り心頭のタイガーは、「ブラック・タイガー！テメェのマスクを剥いで素顔を見せてやる！ IWGP Jr.のベルトは、テメェには似合わねぇんだよ！」とマイクアピールし、明日のタイトルマッチに向けて闘志を燃やしていた。

COMMENT

タイガー「『明日、奴（ブラック）のマスクを剥ぐ』って言っているけどね。俺、アイツの顔面ブッ潰すから。アイツには何回も『俺のマスクに手をかけたらどうなるか知らない』と言って来たんだ。アイツはそれでも俺にやってきた。覚悟した方がいい。俺、MAXだからね、今。アイツがどういうレスラー人生を送って来たか知らないけど、俺にはまったく関係のないこと。何度でも言う。この（IWGP Jr.）ベルトはアイツには似合わない」
中西「どんな手を使ってでも、明日（のIWGPヘビー戦）は俺が勝ちますよ。プロレスラーになったのも、IWGPのベルトに憧れて、いつかそのベルトを巻くためになったんですから」
※大森はノーコメント

アンダーソン「チーム3D（ブラザー・レイ＆ブラザー・ディーボン）よ、俺たちは絶好調!! （5/3）福岡では、テンザンを俺のガンスタンでブッ倒してやった。次はお前らだ!!」
バーナード「今、俺たちは、ベストの状態だ！チーム3D、ベルトを懸けて勝負しろ!! ハードコアスタイルだ!! 覚悟しとけ」
ブラック「ふざけんじゃないぞ、タイガーマスク！またマスクを獲られたいのか？ 5枚、6枚、10枚、100枚獲ってやるよ!! ベルトも獲ってやるからな！覚悟しとけ!」