Circuit2009 NEW JAPAN BRAVE
- 日時
- 2009年4月26日(日) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 大分・ダイハツ九州アリーナ
- 観衆
- 1200
-
第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋と後藤の攻防になると、後藤はヘッドロックを経て、ショルダータックルで棚橋を突き飛ばす。しかし、棚橋もショルダータックルで応戦。そこから互いに首投げをヘッドシザースで切り返す、互角の攻防を展開した。
中盤戦に入ると、田口が後藤&AKIRAに捕まってしまう。田口は、後藤のパワー殺法、AKIRAのインサイドワークに翻弄され、なかなか反撃に出られない。
そんな中、棚橋が観客に「田口」コールを要求。大「田口」コールが起こると、田口はAKIRAの回転エビ固めを切り返し、顔面へのドロップキック。これで ようやく棚橋のもとへ生還……と思いきや、AKIRAに阻まれてタッチならず。しかし、田口は、AKIRAと替わって入った後藤に延髄斬りをヒットさせ、 今度こそ棚橋とスイッチする。
棚橋は、後藤にフライングフォーアーム、フラッシングエルボー、サンセットフリップ、ダイビングボディアタック。得意のムーブで後藤を翻弄すると、両手を大きく広げ、歓声を浴びる。
対する後藤は、棚橋の串刺しジャンピングボディアタックが不発させ、串刺しラリアット、串刺しニールキック、ダイビングエルボードロップで応戦。さらに、 棚橋のお株を奪うドラゴンスリーパーも繰り出す。しかし、棚橋が黙っているはずもなく、後方へ一回転し、ドラゴンスリーパーを極め返す。これをAKIRA がカットすると、後藤は棚橋にラリアットを浴びせ、AKIRAとタッチする。
AKIRAは、スライディングキックで控えの田口を分断。そして、 後藤のアシストからムササビプレスで棚橋をカバー。カウント2で肩を上げた棚橋は、AKIRAのキックをキャッチし、ドラゴンスクリューを繰り出す。その 直後、後藤が棚橋にラリアットを食らわせると、田口がモンキーフリップ、プランチャを繰り出し、後藤を場外で食い止める。その間に棚橋は、スリングブレイ ドからハイフライフローを見事炸裂させ、AKIRAからピンフォールを奪った。
試合後、田口がコーナー上で腰を振って勝利をアピールしていると、棚橋と後藤は胸を突き飛ばしあって一触即発。後藤が先にリングを降りると、棚橋は得意のマイクパフォーマンスで観客の大声援に応えた。
棚 橋「ありがとう! 大分の街に新日本プロレスが帰ってきたぜぇーー!! ありがとう、ありがとう……今日のお客さんは本当に最高です! 今度、5月3日に福岡国際センターで後藤洋央紀とベルトを懸けてタイトルマッチで闘いますけど、必ずこの“イケメンチャンピオン”が勝ちます! 俺は自分で(イケメンと)言うからな。ついて来いよ。どんなことを言ってもついて来いよ! 最後に皆さんに一言、言わせてもらいます。大分の皆さん、愛してま〜す!」
勝利者賞:AtoZプランニング
COMMENT
棚橋「今日の夜も最高だった。ただ、この間、試合でケガした首がヤバい。カウンターの受け身一つにしても、響くなぁ。(『ちびっ子ファンの声援が熱かったが?』)ああいう声援があるから、明日も頑張ろうと思う。明日も最高の俺を魅せますよ」
AKIRA「いやぁ、調子いいな。調子いいよ、棚橋。つえぇ」
後藤「五分と五分だ。五分と五分。いや、俺の方が一歩先を行ってるかもしれない」