Circuit2009 NEW JAPAN BRAVE

日時: 2009年4月24日(金) 18:00開場　18:30開始
会場: 山口・キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター
観衆: 1300

第6試合 30分1本勝負

棚橋弘至
AKIRA

長州力
後藤洋央紀

境界線

13分12秒　ハイフライフロー→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

棚橋は、ヘッドロック、ショルダータックルで後藤に先制。対する後藤は、ラリアットで棚橋を場外へ転落させてお返しする。
　その後、棚橋と後藤は、コーナーでエルボー合戦を展開。かち上げ式エルボーで打ち勝った棚橋は、カウンターの低空ドロップキックを後藤の脚部にヒットさせ、ドラゴンスクリューの構えへ。しかし、後藤はこれを不発させ、走ってきた棚橋を背後から追いかけ、振り向きざまにラリアットをお見舞い。さらに後頭部にもラリアットをヒットさせるが、棚橋もすぐにスリングブレイドで応戦。これで後藤を場外エスケープさせる。
　リングインしようとエプロンに上った後藤は、迫ってきた棚橋の腕を掴み、ロープ越しのショルダーアームブリーカー。ここからAKIRAと代わる代わる棚橋の左腕を集中砲火する。
　棚橋は、後藤に腕固めで捕獲されるが、これは長州がカット。その直後、AKIRAにフライングラリアット、ミサイルキックを浴びせられるが、ドラゴンスリーパーからのファイナルカットで反撃し、長州のもとへ。
　替わって入った長州は、AKIRAを豪快なブレーンバスターで投げ飛ばし、得意のサソリ固め。後藤にカットされてもなかなか技を外そうとしない。
　後藤の援護射撃を受け、反撃に出たAKIRAは、長州にムササビプレス。だが、長州はカウント1でキックアウトし、必殺のリキラリアット。これでAKIRAをなぎ倒し、棚橋に勝負を託す。
　棚橋は、AKIRAの援護に入った後藤をラリアットで場外へ追いやる。そして、AKIRAにスリングブレイドを炸裂させ、ハイフライフローで華麗にダイブ。これでAKIRAを沈め、棚橋が勝利を収めた。

　試合後、一度リングを降りた棚橋だったが、「棚橋」コールを聞いて再びリングへ。マイクを手にすると、「山口の皆さん、愛してま〜す！」とアピールし、いつものようにリングサイドを回り、集まってきたファンたちとタッチ・握手をかわし、大声援を浴びながら退場していった。

COMMENT

棚橋「やべぇ……。今日は二つやばいことがあるんだ。一つは棚橋人気がやばい。もう一つは、後藤のエルボーが全部首に乗ったな。アクシデントとはいえ、俺の不注意だ。まぁ、俺の自然治癒力も驚異的だからな。（5/3）福岡はベストなコンディションで挑みます」
※長州はノーコメント

AKIRA「長州力、もうちょっと困らせたかった。もうちょっとね。あぁ、やられた」
後藤「棚橋！お前が背中に背負ってる愛は何の愛だ？俺には理解できねぇぞ。福岡、その愛もろともブッ壊してやる!!」