メインイベント(第9試合)はNEVER無差別級王者のタマ。トンガが初防衛戦として、鷹木信悟を迎撃。
タマは10.9両国でデビッド・フィンレーを下しNEVER王座を奪還すると、試合後に今年の『G1 CLIMAX』で30分時間切れ引き分けとなった鷹木信悟を挑戦者に“逆指名”。一方の鷹木は現地時間10.15ロンドンで石井智宏との一騎打ちに激勝。すると試合後にタマが登場し、鷹木とベルトを懸けた再戦をアピール。これに鷹木も呼応し、両者の王座戦がラスベガスのメインの大舞台で実現することに。
タマはベルトを携え入場。
開始のゴング、ロックアップで組み合うとタマがロープに押し込み、ここはクリーンブレイク。
続いて手四つの体勢から力比べ。そこからリストの取り合いに。タマはフライングメイヤーを仕掛けるも、鷹木はレッグシザーズで返し、両者は一旦離れる。
次は鷹木がカニ挟みからグラウンドに持ち込む。すかさずタマはヘッドロックへ。
そしてショルダータックル合戦から、両者は激しいエルボーの応酬に突入。鷹木はパンチからパンピングボンバーへ。だが、かわしたタマはショルダータックルで鷹木をなぎ倒す。
そしてタマは背後から鷹木の胸板にハンマーパンチを連発。さらにボディスラムからエルボードロップを投下しカバー。これはカウント2。
続いてタマはエルボー、ヘッドバットから鷹木を持ち上げる。鷹木は回避すると、突進してきたタマにバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。
そして鷹木はパンピングボンバーでタマをトップロープ越しに場外に落下させる。鷹木はマッスルポーズで場内にアピール。
続いて鷹木はタマの首元を踏みつける拷問攻撃。そして鷹木はタマを肩に担ぎ上げ、顔面をエプロンに落とす。さらにDDTで場外マットに突き刺す。
鷹木はタマをリングに戻すと、トップロープ越しのニードロップ。さらに両足で踏みつけてからフライングメイヤー、そしてエルボードロップ。
続いて鷹木はボディシザーズでダメージを蓄積させてから、ブレーンバスターで叩きつけてカバー。これはカウント2。
ならばと鷹木はセントーンを浴びせる。タマはパンチで反撃するも、鷹木はヘッドバットで動きを止める。
さらに鷹木は膝蹴りを腹部に連発し、追走式キチンシンクからロープへ。これはタマが打点の高いドロップキックをグサリ。
そしてタマは串刺しラリアットから打撃の猛打。続いて追撃の串刺しラリアットから、さらにラリアットを決めると、上半身のコスチュームを脱ぎ去り気合いを入れる。
勢いに乗るタマは串刺しボディアタックからアバランシュホールド。だが、カウントは2。するとタマはパンチを浴びせ、さらにエルボーを連発。
負けじと鷹木はタマを肩に担ぐが、切り抜けたタマはシャープシューターを決める。鷹木は必死にロープエスケープ。
するとタマは馬乗りエルボーを浴びせ、エクスプロイダーの体勢に。鷹木は脱出すると、バックエルボー、ナックル。そしてフェイントからDDTで突き刺す。
ここで鷹木は「カミング! 来た! 来た! 来た!」と叫び、バックドロップの体勢に。
タマはこらえると、ドロップキックへ。だが、この動きを読んだ鷹木はスライディングラリアット。
そして鷹木はステップキックをタマの顔面に叩き込み、MADE IN JAPANの体勢に。タマは回避し、トンガンツイストを狙う。
鷹木も切り抜け、両者はラリアットの相打ち。そして、タマがスキをついてエクスプロイダー。すると鷹木もエクスプロイダーをお返し。
タマが再度エクスプロイダーを決めると、鷹木はバックドロップで反撃。
さらに鷹木はパンピングボンバーを繰り出すが、回避したタマはヴェレノを炸裂。しかし、鷹木はその体勢から、ネックスクリューで対抗。
ここから両者は膝立ち状態で意地の打撃戦。そして立ち上がって、互いに重いエルボーを叩き込む。
続いてタマは延髄斬りから一気にSRCを決めると、シュプリーム・フローを炸裂。だが、鷹木はカウント2でキックアウト。
するとタマはマットを打ち鳴らし場内を煽ってから、ガンスタンへ。これを鷹木は熨斗紙で切り返す。
さらに鷹木はパンピングボンバーをクリーンヒット。そしてMADE IN JAPANを決めるが、カバーはタマがカウント2でキックアウト。
ならばと鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うも、タマはこらえる。すると鷹木はショートレンジラリアットから再度ラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に。
回避したタマはトンガンツイストを炸裂。ここで20分経過のアナウンス。引き分けに終わった『G1』公式戦の試合時間を超える。
続いてタマは技の読み合いから、ブラディサンデーで鷹木を突き刺しカバー。鷹木は必死にカウント2ではね返す。
するとタマはDSDの体勢に。鷹木が切り抜けると、タマはガンスタン。しかし、鷹木は逆さ押さえ込みの体勢で切り抜け、鷹木ドライバー98を炸裂。だが、カバーはタマがカウント2でキックアウト。
ならばと鷹木は背後から首元にエルボーを乱打し、グラウンドコブラで捕獲。タマは何とかロープに逃れる。
すると鷹木はタマを引きずり起こし、パンピングボンバーでなぎ倒しカバー。しかし、タマはカウント1で意地のキックアウト。
続いて鷹木は左右のエルボーを叩き込み、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に。するとタマは、これをカウンターのガンスタンで切り返す。
カバーを鷹木がカウント3寸前で跳ね返すと、タマは再度DSDの体勢に。鷹木がこらえると、タマは膝蹴りを連発。
そしてDSDで持ち上げるが、鷹木は必死にショルダースルーで返す。しかし、タマはクラッチを離さず、しつこくDSDを狙う。
しかし、回避した鷹木はパンチからヘッドバット。負けじとタマもヘッドバットを返し、DSDへ。これを鷹木はフランケンシュタイナーで返すが、すかさずタマはスーパーマンパンチ。
そしてガンスタンを仕掛けるも、回避した鷹木は掟破りのガンスタン。続いてパンピングボンバーで吹っ飛ばしてカバーするが、タマは執念のキックアウト。
すると鷹木は雄叫びを上げ、ついにラスト・オブ・ザ・ドラゴンを炸裂。タマは返すことができず、鷹木がラスベガスの地でNEVER王座を奪取、3度目の戴冠を果たした。