Circuit2009 NEW JAPAN BRAVE

日時: 2009年4月19日(日) 15:30開場　16:00開始
会場: 和歌山・岩出市立市民総合体育館
観衆: 1000

第5試合 30分1本勝負

中邑真輔
平澤光秀

飯塚高史
永田裕志

境界線

13分38秒　腕ひしぎ逆十字固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

ゴング直後、飯塚は永田を連れて場外へ。イスで殴打したり、客席へ雪崩れ込ませたり、体育館の壁に衝突させたりと、序盤から暴走ファイトで永田を苦しめる。
　リングへ戻された永田は、中邑のラリアットを飯塚に誤爆させる。そして、中邑に延髄斬り、飯塚にフロントハイキックを浴びせて逆襲する。
　その後、永田と替わって入った平澤は、中邑に一蹴され、飯塚からはイス攻撃を見舞われてしまう。これで一気に失速してしまうが、永田にゲキを飛ばされると、飯塚にフロントスリーパーで捕獲されながらも自軍コーナーへ戻って永田とタッチ。ところが、このタッチはレフェリーに認められず、平澤はその後も中邑、飯塚に集中攻撃されてしまう。
　しかし、平澤は、飯塚のフロントスリーパーをリバーススープレックスで切り返し、スピアー。これで一気に挽回し、今度こそ永田とのタッチを成立させる。
　永田は、飯塚に串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー。すると、飯塚は、永田のブレーンバスターをチンクラッシャーで阻止して対抗。さらに、永田にバックを取られると、急所蹴りで脱出し、中邑とスイッチする。
　中邑は、永田にパワースラムを見舞い、ランドスライドの構えへ。永田に脱出されて不発に終わると、ニーリフトからハイキックを放つ。ところが、永田はこれを回避し、ニールキックで応戦し、平澤に勝負を託す。
　平澤は、豪快なスピアー、串刺しエルボー、ランニングエルボーで果敢に中邑を攻め込む。そして、エクスプロイダーから中邑をカバーするが、カウントは2。
　勝負に出た平澤は、必殺のヒラボトムを敢行するが、中邑に阻止されて失敗。その直後、今度はジャーマンスープレックスを狙うが、中邑に踏ん張られてなかなか投げられない。それを見かねた永田がアシストに入ろうとするが、飯塚に場外へ引き込まれてしまう。その間に中邑が、平澤に素早く絡みつき、腕ひしぎ逆十字固めで一気に勝負を決めた。
　
　試合後、永田と飯塚は乱闘を展開。永田がイスで殴りかかろうとすると、飯塚はチェーンを掲げながら足早に退散していった。

COMMENT

飯塚「負け犬野郎!! 永田の負け犬野郎が!! あの野郎は犬だ!! 会社の犬だ!! いいか!! 犬野郎にふさわしいチェーンマッチをやってやるからな!! 楽しみにしとけよ!!」
※中邑はノーコメント

永田「俺とまともに闘うことができねぇか、飯塚？どうせ『どんたく』（5/3レスリングどんたく2009のチェーンデスマッチ）には、色々と仲間を連れてくんだろうよ。今日の試合は仲間がいないもんな。セコンドの助けがないと、闘えないということだよな。チェーンを持とうが、イスを持とうが、俺の目の前に1人で来ることができないわけだよな。まぁ、いいよ。せいぜい好きなようにさせといてやる。そのかわり、『どんたく』では容赦しないから。あと中邑。どういう意図があって向こうについたか分からないけど、ハッキリ言っといてやる。あの集団に入ったら、自分がクズに成り下がるだけだぞ。それぐらい分かってんだろ？アイツはここ（新日本）を背負う無限の可能性を持っている人間だから、敢えて言ってやる。テメェの今のやり方は間違っている」
平澤「オイ、中邑。お前、どうしたんだよ？あんなクソみたいな奴らと組んで。何してんだよ、オイ？俺をこの世界に入れてくれた人間だろ？飯塚といい。飯塚は俺のデビュー戦の相手だよ。オイ、何だよ？みんな、どうしちまったんだよ」