第4試合はIWGPジュニアタッグ王者のクラーク・コナーズ&ダン・モロニー組が、RPWの注目株であるレオン・スレーター&キャメロン・カイ組を相手に3度目の防衛戦に臨む。
王者組はベルトを携え荒々しく入場。リングに上がるとモロニーはベルトを蹴飛ばし、その上で波乗りポーズを取ったりとやりたい放題だ。そしてゴング前にチャンピオン側が殴りつけて仕掛けていく。まずは場外での攻防だ。
しかし、リングに戻ったカイは素早い動きでモロニーを撹乱。入ってきたコナーズも捕まえてぶっこ抜きのブレーンバスターだ。そして、モロニーとコナーズが両サイドの場外に出ると、スレーターと同時にプランチャーを発射する。
リングに戻るとモロニーを捕獲したカイ。自軍のコーナーに連行すると、タッチを受けたスレーターがトップコーナーからダブルアックスハンドルをモロニーの腕に投下する。そして、再びカイにタッチ。
だが、モロニーはロープに飛ばされたところをリープフロッグ、ドロップダウンでスレーターの攻撃を避ける。ここで上手くタッチをしたコナーズが入ってきてジープフリップで一撃だ。そしてコナーズは逆水平チョップで攻め立て、モロニーにタッチ。モロニーはサーフボードストレッチだ。
これを逃れたカイはローリングバッククラッチ。さらに蹴り足を掴まれながらも延髄斬りだ。そしてスレーターにタッチをしようとする。だが、場外からコナーズがスレーターの足を引っ張ってこれを阻止。タッチができなかったカイはモロニーのストンピングの餌食となってしまう。
そしてタッチを受けたコナーズがブレーンバスターで追撃。コナーズは高速のブレーンバスターを続けて放ち、3発目を狙う。だが、これをこらえたカイは、逆にコナーズを持ち上げてデスバレーボムに切り返して見せる。
ここで両軍、スレーターとモロニーに交代。両者エルボーの打ち合いを展開してから、モロニーが逆水平チョップに切り替える。ならばとスレーターはビッグブーツで対抗。ランニング式のスピード感のあるビッグブーツを炸裂させる。さらに入ってきたコナーズにはシザースキックだ。
ならばとコナーズとモロニーは二人がかりで攻撃しようとするが、スレーターはこれを回避。ここにタッチを受けたカイが入ってきて、モロニーにロコモーション式のノーザンライトスープレックス。コナーズも捕まえて、二人まとめてノーザンライトスープレックスだ。
そこに今度はスレーターが二人まとめてダイビングボディアタック。さらにモロニーにはハンドスプリング式エルボーアタックをお見舞いだ。そしてカイがカバー。しかし、これをキックアウトされると、邪魔なコナーズを捕獲。前後からカイがニーアタック、スレーターがトラースキックを放ち、続けてサンドイッチ式のニーアタックだ。
そこにモロニーが飛び込んでくると、スレーターがブルーサンダーボム。続けて、モロニーめがけて450°スプラッシュを投下する。モロニーに避けられると、すぐさま串刺し式ドロップキックで追撃。そこに今度はカイが突撃だ。
しかし、モロニーはショルダースルーで場外に排除。トラースキックでスレーターを打ち抜くと、ロープに飛ばしてからポップアップ。そこにコナーズが入ってきてスピアーだ。さらにコナーズはカイにもパワースラムを食らわせる。
そして、カイにはゴアとスピアーのサンドイッチ攻撃。続けてモロニーはコナーズにタッチして、合体技のFull Clipを仕掛ける。しかし、カイはモロニーをコーナーに上っていたコナーズにぶつけて回避してみせた。
さらに場外に転落したコナーズに、スレーターが鉄柱越えのトペ・コンヒーロだ。そして、リング上ではカイがモロニーに、エプロンからロープを飛び越えてのカッターを炸裂させる。すると今度はスレーターがコーナーに上ってもう一度450°スプラッシュを狙う。
しかし、今度は場外からコナーズがその足を引っ張って阻止。コナーズは近づいてきたカイをロープに叩きつけると、そこにモロニーがトラースキック。続けて、コナーズがNO CHASERだ。そして、モロニーもスレーターにドリラキラーを炸裂させる。最後はFull Clipをカイに決めて3カウントを奪取。コナーズとモロニーがIWGPジュニアタッグ王座の3度目の防衛に成功した。
コナーズとモロニーはいつものようにベルトを下品に扱いながら、ロンドンのファンに誇示。粗雑に扱いながら、花道を引き上げていった。