Resolution ’09

日時: 2009年4月5日(日) 16:30開場　17:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 8000

第6試合 60分1本勝負
Resolution '09 スペシャルタッグマッチ Big comeback WILD HEART

“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
大森隆男

ジャイアント・バーナード
中西学

境界線

15分00秒　ガン・スタン→エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

約7ヶ月間、リングを離れていた大森が新日本にフリー参戦。中西との“ワイルドチャイルド”を復活させ、バーナード＆アンダーソンと対戦した。

　中西がブレーンバスターでバーナードの巨体を投げ飛ばす。そして、大森は、コーナーへ追い詰めたバーナードにナックル連打。さらに、援護に入ったアンダーソンにはかち上げ式エルボー連打、ドロップキックを食らわす。ところが、この間に蘇生したバーナードに突進されてダウン。これでペースを大きく崩してしまう。
　バーナード組に代わる代わる攻撃される大森だったが、アンダーソンをバックドロップで投げてなんとか反撃。中西とのタッチに成功する。
　中西は、バーナードに逆水平チョップ連打、串刺しラリアット2連発、水車落とし、ミサイルキックと野人殺法全開。そして、アルゼンチンバックブリーカーでバーナードを見事に担ぎ上げるが、アンダーソンのカットでギブアップ勝ちとならず。
　中西は、替わって入ったアンダーソンが「カモーン、ナカニシ！」と挑発してくると、エルボー連打、フロントキックで一蹴。大森とタッチし、勝負を託す。
　大森は、アンダーソンにニールキック、フルネルソンバスター、ダイビングニードロップ。そして、中西のジャーマンスープレックスを経て、合体技ワシントン条約でバーナードをリングの外に追い出す。
　アンダーソンがパワーボムを狙うと、大森はアックスギロチンドライバーで切り返す。そのままカバーにいくが、アンダーソンにカウント2で返される。
　バーナードが串刺しラリアットで大森に突っ込み、アンダーソンを救援。アンダーソンが中西をスピニングスパインバスターで後退させると、バーナードは大森にバーナードボム。大森がこれをリバーススープレックスで切り返すと、その直後にアンダーソンがガン・スタン。これで大森が沈黙してしまい、バーナード組が勝利した。

COMMENT

アンダーソン「テンザンに言っておく！一つのことばかり考えているんじゃない！お前が考えているよりも恐ろしいことがあるぞ！俺達バーナード＆アンダーソンだけじゃない。モーターシティ・マシンガンズだっているんだ！」

※ここで高笑いしたアンダーソンが見えないマシンガンを撃ちまくると、バーナードがしゃがんで弾をよけた。
アンダーソン「IWGPタッグチャンピオンのチーム3D（ブラザー・レイ＆ブラザー・ディーボン）も、マシンガンズも、そして俺達も、お前ら（天山＆小島聡）を追っかけてやる！」
バーナード「ハハハー！イチ、ニィ、サン！」
バーナード＆アンダーソン「ハゲマシテー！」

※怒りの収まらない中西は、質問をしてきたアナウンサーに掴みかかると、「余力を残してやられてるんちゃうんじゃ、コラ！無くなるところまでやれ！」と叫んで、１人先に引き上げて行った。
大森「久しぶりも何も関係無い。俺にとっては、たまたま7ヶ月試合をやってなかっただけだから。俺は、自分でプロレスラーという言葉を捨てた事は無かったし、引退はしないと言ってたんですよ。たまたま7ヶ月試合をやらなくて、そして戻ってきた場所が中西学のいる新日本プロレスのリング。バーナード、カール・アンダーソン、新日本の最強外国人コンビを名乗るだけはあるな。確かに隙はねぇよ、隙は。俺は実力ではあの2人に負けたとは全然思わねぇ。試合をやってなかった俺自身に隙間があった。それだけの事。まぁ、最終的に俺は中西学がいるから新日本プロレスに来た。中西学が吉江豊、そして大森隆男、どっちをパートナーに選ぶか？あとは、中西学が決める事だ」