EXCITING BATTLE in 沖縄 2009
- 日時
- 2009年3月29日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 沖縄・沖縄県立武道館
- 観衆
- 2500
-
第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
その後、棚橋は、ショルダータックル、エルボードロップ、ドロップキックでアンダーソンを場外へ転落させる。そして、プランチャと見せかけてエプロンに着 地すると、トペコンヒーロを敢行。華麗なハイフライングムーブで大喝采を浴びる王者に対し、怒り心頭のアンダーソンは客席のイスを投げ飛ばして八つ当たり する。
リングに戻ろうとしたアンダーソンがエプロンに立つと、棚橋は蹴りを入れる。ところが、アンダーソンはそれをキャッチして脚へのエルボー ドロップ。そして、スリーパーホールドやセントーン、チョーク攻撃、逆水平チョップなどで猛反撃に出る。そして、カメラに向かってマシンガンアピールする と「タナハシ」と言い、観客の「棚橋」コールを煽る余裕を見せる。
しかし、それが仇(あだ)となり、コール浴びた棚橋は猛反撃を開始。ラリアットを避けのフライングフォーアーム、サンセットフリップ、フラッシングエルボー、ダイビングサンセットフリップと畳み掛け、アンダーソンを追い込む。
すると、アンダーソンは、カウンターのゼロ戦キックで応戦し、ボディスラムの構えへ。棚橋はドラゴンスリーパーで切り返し、ファイナルカット。そして、コーナー最上段へ乗るが、アンダーソンのゼロ戦キックで迎撃され、雪崩式ブレーンバスターからフォールされてしまう。
カウント2でクリアした棚橋は、アンダーソン必殺のガン・スタンを阻止するが、その直後にスピニングスパインバスターを食らってしまい、横回転エビ固めで 丸め込まれる。しかし、カウント2でクリアし、アンダーソンの串刺し攻撃を自爆させる。そして、股間を痛打したアンダーソンが苦しい表情を浮かべる中、ス リングブレイドからハイフライフローで勝負を決めた。
試合後、棚橋は「新日本プロレスが沖縄に帰ってきたぜ! 改めましてIWGPチャンピオン、棚橋弘至です! 沖縄のファンの皆さんはとても熱い! また今度も笑顔で会いましょう! 沖縄の皆さん、愛してま〜す!」とマイクアピールし、約1年ぶりの沖縄大会を締めくくった。