Circuit2009 NEW JAPAN CUP 〜Soul on the Ring〜

日時: 2009年3月14日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 埼玉・久喜市総合体育館
観衆: 1400

第5試合 30分1本勝負

中邑真輔
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

ミラノコレクションA.T.
バル・ビーナス

後藤洋央紀
ジャイアント・バーナード

境界線

16分05秒　飛びつき腕ひしぎ逆十字固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

翌15日に後楽園ホールで行なわれる「NEW JAPAN CUP」2回戦で激突するミラノとバーナードの前哨戦。
　
　先発は中邑とビーナス。中邑の素早い動きに対し、ビーナスはパワーで対抗する。
　後藤対バーナードの場面。バーナードが後藤をコーナーに叩きつけ、肩口に担ぎ上げる。そこから脱出した後藤は、ショルダータックル2連発。しかし、3発目でバーナードに逆襲され、場外に転落してしまう。
　場外フェンスに叩きつけられた後藤だったが、続いての鉄柱攻撃を回避。逆にバーナードを鉄柱に激突させる。
　リングに戻り、後藤はミラノとの合体攻撃を狙うが、バーナードは両腕ラリアットで逆襲。これをなんとかブリッジでよけたミラノだったが、乱入したアンダーソンの妨害によって動きを止められてしまう。
　ビーナスとアンダーソンの合体ブレーンバスター、バーナードのギロチンドロップ、ジャンピングボディプレスなどで攻められ続け、ミラノはまったくいいところを見せられず。
　それでもミラノは、ビーナスの串刺し攻撃をかわし、ラウンドハウスキックで反撃に成功した。
　替わった後藤は、ビーナスにラリアット、フライングニールキック。そして、バーナードのジャンピングボディプレスをビーナスに誤爆させる。
　さらに後藤は、ラリアットでビーナスをダウンさせるが、バーナードが乱入。それをミラノがトラースキックでカット。バーナードを場外に落とし、プランチャを浴びせる。
　リング上は中邑対アンダーソンとなり、中邑がミドルキックからリバースパワースラム。しかし、続いてのランドスライドはビーナスがカット。
　中邑は後藤と共にアンダーソンを合体ブレーンバスターで投げようとするが、バーナードが妨害。孤立した中邑へアンダーソンがネックブリーカー。そして、バーナードがジャンピングボディプレス。さらに、アンダーソンがエルボードロップ、スピニングスパインバスター。
　それでも中邑は、突進して来たアンダーソンを、飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。これでギブアップを奪い、勝利を収めた。
　
　試合後、バーナードがマイクでミラノを挑発。受けて立つ構えを見せたミラノは、険しい表情で退場して行った。

COMMENT

中邑「（後藤、ミラノより一足先にバックステージに到着して）明日（3/15後楽園、後藤とのNEW JAPAN CUP2回戦）は、自分の中では決勝のつもり。（後藤は）手負いの虎というわけじゃないですけど、胸に秘めるものは自分以上に溜まっていると思う。明日は、どちらかが倒れる、壊れるまで闘う試合になるでしょう」
ミラノ「明日の後楽園、NEW JAPAN CUP2回戦だな。バーナード、俺にとってめちゃくちゃビッグチャンスだ。もし俺がアイツから3カウントを取ったら、地球がひっくり返るんだ。分かるか？（念を押すように手でジェスチャーをしながら）地球がひっくり返るんだよ！それだけだ」
後藤「明日が1つの大きな山。中邑戦。この山を越えたら一気に（決勝まで）行きますよ。明日は本当に大一番。あとのことは考えないというか、決勝のつもりで闘います」

バーナード「ミラノ！お前は明日で終わりだ！明日が楽しみだな!!」
※ビーナス、アンダーソンはノーコメント