旗揚げ記念日〜STRONG STYLE 37th ANNIVERSARY〜
- 日時
- 2009年3月6日(金) 18:30開場 19:00開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1800
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第1試合 20分1本勝負
S・S・マシン デビュー25周年記念試合-
S・S・マシン
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野上彰
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ヒロ斎藤
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青柳政司
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長州力
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越中詩郎
レフェリー|タイガー服部 -
MATCH REPORT
約4ヶ月の負傷欠場を経てリングに戻ってきたマシンは、長州、ヒロとのトリオでこのデビュー25周年記念試合に臨み、試合前にはヒロからお祝いの花束を受け取った。
マシンの復帰戦の対戦相手となったのは、越中率いる“平成維震軍”。小林邦昭をセコンドにつけ、4人で登場した。
試合権利を得たマシンは、越中に串刺しラリアットをブロックされてしまう。だが、越中のジャンピングヒップアタックを回避し、ラリアットでお返しする。
その後、ヒロがセントーン、長州がブレーンバスターで野上を攻撃。そして、マシンはヘッドバットで野上の頭部を攻めるが、ドロップキックで反撃されてしまう。さらに、替わって入った青柳のナックルやローリングソバットを食らい、失速してしまう。
場外の鉄柱にぶつけられたり、場外ハイジャックパイルドライバーを見舞われたりと、平成維震軍に集中攻撃されたマシン。張り手、DDTで越中に応戦するが、ヒップアタック連打食らって再びペースダウンする。
苦しいマシンだったが、青柳にラリアット、野上に滞空式ジャーマンスープレックス。これで反撃の糸口を掴む。ところが、ダイビングヘッドバットを野上に避けられて自爆。越中のジャンピングヒップアタックから、野上のムササビプレスでピンフォールを迫られる。
その直後、長州が野上にリキラリアットを浴びせ、場外で越中を押さえる。その間に、蘇生したマシンが野上、加勢に入ったヒロが青柳にダイビングセントーンを同じタイミングで投下。そして、マシンが必殺の魔神風車固めで野上を料理した。
デビュー25周年記念試合であり、復帰戦でもあったこの一戦を勝利で飾ったマシンは、両手の指を7本立てて“25”を表現し、大歓声を浴びながら退場していった。
COMMENT
マシン「あっという間とか言っていたけ ど、あっという間だよな、25年なんて。一番心配だったのは、4ヶ月ぐらい治療に専念していたこと。最初はちょっとビクビクだったけど、パートナーが絶 妙。ヒロ斉藤も長州力も、文句ないですね。心強いですよ。今日は25周年のお祝いで助けられたような試合だったけど、またこれをきっかけにもう1発いきま すよ。30年でも、35年でも、マシンは不滅ですよ。(前田日明氏について)控え室も違うし、なかなか会うチャンスがなくてね。ちょうど入場口のところで 久しぶりに会って。よろこんで握手してくれて。そういうモノも重なって『今日は頑張ろう』って気になりましたよね。前田さんもぜんぜん違う道に行ったけ ど、たぶん頑張ってると思うしね。何年も離れてるけど、やっぱり目と目が合えば気持ちが通じるんですよ、俺らの世代というのは。ヒロ斉藤だってそうです よ。何年かに1回しかタッグを組まなくたってね。何にもやらないですよ。流れで“ピン”と察してくれる。ツーカーですよね。これがホントのタッグじゃない かと。ヒロ斉藤のタッグなんか、ホントに復活させたい。まだ体調は万全じゃないけど、徐々に上げていって、そういう夢を持ってこれからもやっていきたいと 思います。今日は本当にありがとうございました! (去り際に胸を押さえて)効いたな」
※ヒロはノーコメント
野上「あれぇ。いや、(青柳と組むことが)久しぶりでテンション上がってたんだけどね」
青柳「タイミング悪かった。タイミング悪かったな」
野上「またやりましょうよ。久しぶりだったから良くなかったんじゃないですか」
青柳「不完全燃焼だな」
野上「またお願いしますよ。面白かったですよ」
青柳「俺、声かけるよ」
※越中はノーコメント