Circuit2009 NEW JAPAN ISM

日時: 2009年2月15日(日) 16:30開場　17:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 9300

第6試合 60分1本勝負
CMLL世界ウェルター級選手権試合 Lucha libre Globalizacion

(王者)
(挑戦者)

ミスティコ（※初代）
メフィスト

境界線

12分01秒　ラ・ミスティカ

※王者が防衛に成功

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

第5試合終了後、会場のビジョンにて、5月3日「レスリングどんたく2009」福岡国際センター大会の開催が正式発表された。

　日本に再上陸を果たしたミスティコが、CMLL世界ウェルター級選手権試合で“ライバル”メフィストと対戦した第6試合。
　メフィストに背後から腕を取られたミスティコは、アームドラッグで脱出。さらに、高速回転の変型ヘッドシザースホイップでメフィストを場外へ追いやり、ノータッチトペコンヒーロ。序盤から華麗な空中殺法を披露する。
　対するメフィストは、背中へのドロップキック、フェースバスター、チョップでミスティコに応戦。ミスティコ劣勢の場面で、観客はメフィストにブーイングを飛ばす。
　ミスティコは、メフィストの串刺し攻撃を回避しカニばさみで転倒させ、619、コーナー最上段からの飛びつきヘッドシザースホイップ。さらに、場外でメフィストにトラースキックをヒットさせ、鉄柵の外へ追い出すと、鉄柵越えのプランチャという荒技で追撃する。
　その後もミスティコが試合を優位に進め、コーナー最上段からのプランチャやウラカン・ラナなどで、メフィストを攻め立てる。なかなか反撃できないメフィストだったが、飛びついてきたミスティコにフェースバスター。そして、ミスティコを場外の花道へ追いやり、ラ・ケブラーダでダメージを与える。
　これでミスティコのペースを崩したメフィストは、雪崩式BTボムの体勢へ。ところが、ミスティコは何とフランケンシュタイナーで切り返す。しかし、メフィストはミスティコの反撃を許さず、歓声を飛ばしてくれたファンを指してアピールし、セントーンアトミコでダイブ。ところが、ミスティコに避けられて不発に終わる。
　メフィストは、外道クラッチでミスティコにカウント3を迫る。これをカウント2でクリアしたミスティコは、ここで必殺技ラ・ミスティカ。メフィストを一気に仕留め、王座防衛に成功した。

COMMENT

ミスティコ「このリングで闘えたことを誇りに思っています。そして、勝利できたことをとても喜んでいます。もし、チャンスがあればタイガーマスクにも挑戦してみたい。日本のファンがとても喜んでくれるので、またここに戻って来たいと思っています。膝をケガしてしまいましたが、今日メフィストに勝つことができたし、CMLLウェルター級のベルトも防衛できた。何も問題はありません」

メフィスト「（肩を押さえながら、隣にいたOKUMURAに向かって）今日負けたけど、ほんのちょっとの差だ。また新日本にいつでも帰ってくる。ミスティコに負けるのは、今日だけだ。ミスティコ、次に新日本に帰ってきた時は必ずリベンジする」