Circuit2009 NEW JAPAN ISM

日時: 2009年2月7日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 栃木・栃木県総合文化センターサブホール
観衆: 800

第3試合 20分1本勝負

田口隆祐
石狩太一

プリンス・デヴィット
ミラノコレクションA.T.

境界線

11分11秒　ラ・マヒストラル

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

2月15日両国で行なわれる「Jr.タッグ挑戦者決定戦4WAYタッグマッチ」の前哨戦となった第3試合。
　ミラノに“ジャンケン”で勝って先発となった石狩は、デヴィットにフランケンシュタイナーホイップ。その後、両者は互角の攻防を繰り広げ、そのスピーディーな動きで観客を沸かせる。
　田口とミラノの場面になると、田口はミラノをドロップキックで場外へ追いやり、得意の“腰振り”トペフェイント。すると、ミラノはリング下にもぐり、反対側へ移動。対戦相手を見失って混乱する田口に、背後から低空ドロップキック。そして、ロープパラダイスで捕獲した田口目掛けて、石狩とのダブル低空ドロップキックを浴びせる。
　ここからミラノ＆石狩は、田口を集中攻撃。ミラノは、インディアンデスロック（腰を振る動作付き）や逆水平チョップ連打、ロープを利用したレッグロックなどで田口を苦しめる。だが、田口はミラノの股をスライディングでくぐり抜けると、反撃のドロップキック。
　替わって入ったデヴィットは、ミラノにスワンダイブミサイルキック、石狩にオーバーヘッドキック。だが、その直後に狙ったエプロンからスワンダイブ技を、ミラノのラウンドハウスキックで迎撃されてしまう。
　ミラノは、お株を奪う“予告”ブレーンバスターでデヴィットを投げようとするが失敗。その後、ミラノがラウンドハウスキックを放つと、デヴィットは延髄斬りで対抗。これでともにダウンし、それぞれ自軍コーナーへ戻る。
　石狩は、田口に串刺しフロントハイキック2連発、スイングDDT。しかし、田口はブラックメフィストを阻止し、デヴィットとの合体技（どどん＋フェースクラッシャー）で石狩に反撃。そして、スワンダイブミサイルキックからジャーマンスープレックスホールドで石狩に3カウントを迫る。
　勝負に出た田口は、石狩を捕まえてどどんの構えに入るが、ミラノにカットされて不発。その直後、ミラノは掟破りのどどんをお見舞いしようとするが、田口は踏ん張って阻止する。
　石狩は、ミラノとのサンドイッチ低空ドロップキック、サンドイッチ延髄斬りから合体技スーパースクラップキックを狙う。ところが、ミラノが場外のデヴィットに足を掴まれて不発。ここで田口は、ラ・マヒストラルで石狩を丸め込み、一気に3カウントを奪った。

COMMENT

デヴィット「俺とタグチでIWGP Jr.タッグタイトルを必ず獲る」
田口「（ミラノ、石狩が）何年タッグを組んでようが、タッグのリーグ戦に出てようが関係ない。それを1試合、1試合、証明していくだけ。最後に（2/15）両国（国技館）で 4WAY（IWGP Jr.タッグ王座挑戦者決定戦4WAYタッグマッチ）。今までやったことのない闘い。ワクワクするような闘いを両国でして、TNAからベルト取り返すことで、田口、デヴィットの名前を日本だけにとどまらず世界発信していくつもりなんで。石狩、このへんの相手に負けるレベルのタッグではなかったということです」

ミラノ「あれ、ギャンブルで言うビギナーズラックって言うんだよ。始めはマグレで勝ったりするだろ。アイツらのタッグは組んで間もないから、ビギナーズラックって言うんだよ」
石狩「昨日、今日組んだような奴らはあんな勝ち方しか出来ねぇだろうな。今日は向こうの動きが分かんなかったから、たまたま丸めこまれたけど。別にあんなの相手じゃないんで。両国の時に邪道、外道もそうだし、田口、デヴィットもそうだし、しっかりやり返してやりますよ。勝つのは俺とミラノだ」