第7試合ではL・I・Jの内藤哲也&鷹木信悟&BUSHIが、新日本の重鎮であり、現在は三冠ヘビーの外敵王者として全日本マットに君臨する永田裕志と全日本の諏訪魔と安齊勇馬による越境トリオと激突。
永田は今回、かつて抗争を繰り広げた諏訪魔、そして全日本の6.17大田区で三冠ヘビーを懸けて対峙する安齊と共闘することに。複雑な人間関係が絡み合うトリオは、L・I・Jの鉄壁のチームワークをどう打ち崩すのか?
永田は三冠ヘビーのベルトを腰に入場。L・I・Jは花道で3人揃うと、リング上の永田組を見やる。すると、後方からセコンドとして辻陽太も合流し、リングへと歩を進める。
L・I・Jがグータッチをかわすと、安齊がゴングを待たずに内藤に襲いかかる。安齊はドロップキックを決めると、さらにダブルアームスープレックスを炸裂。
カバーを内藤がカウント2ではね返すと、安齊はバックを取る。すると内藤はそのまま後退してコーナーに安齊を打ちつけ、すかさずBUSHIと鷹木がトレイン攻撃をお見舞い。
さらに内藤とBUSHIが安齊にサンドイッチ式低空ドロップキックを食らわす。そして内藤はロープを用いて安齊にネックロック。
次は鷹木が登場すると、安齊はエルボーを連発。鷹木は重い逆水平チョップから膝蹴りをお見舞い。さらに追走式キチンシンクからショルダータックルでなぎ倒す。
続いて鷹木はセントーンを浴びせ、BUSHIと交代。BUSHIは安齊をコーナーに詰めてダブルチョップを連発。さらに背中をサッカーボールキックで蹴りつけてから、ストンピングを乱打。
スイッチした内藤は安齊にネックロック。続いてコーナーミサイルの体勢に入り、一瞬止まって永田を敬礼ポーズで挑発してから、安齊にキックをヒット。
安齊もエルボーの連発で反撃するが、内藤はマンハッタン・ドロップから延髄斬り。しかし、安齊も意地のフロントスープレックスを炸裂。
次は鷹木と永田のマッチアップ。永田はフロントキックを浴びせ、ミドルキックの連発から串刺しフロントキック。そしてダブルアームスープレックスを決める。
続いてエルボーの応酬を経て、鷹木は串刺しのショートレンジラリアット。さらにブレーンバスターで投げつけてカバーするが、カウントは2。すると鷹木は「来た! 来た! 来た!」と叫び、「オイ! オイ! オイ!」と気合いを入れ、パンピングボンバーへ。
だが、永田は切り抜けてエクスプロイダーの体勢に。鷹木も回避し、バックエルボー、ナックル。しかし、龍魂ラリアットは永田がエクスプロイダーで切り返す。
スイッチした諏訪魔は、鷹木にダブルチョップを連発。さらに豪快なラリアットでなぎ倒し、スリーパーで捕獲。
鷹木は後退してコーナーに打ちつけると、バックエルボー、ナックル、龍魂ラリアット。だが、諏訪魔は仁王立ち。すると鷹木は意地のパンピングボンバーで諏訪魔の巨体をねじ伏せる。
スイッチしたBUSHIは、諏訪魔にミサイルキックをヒット。すると安齊が襲いかかるが、BUSHIは膝に低空ドロップキック。
さらにBUSHIはエルボーで諏訪魔を場外に落とし、トペ・スイシーダを炸裂。BUSHIは諏訪魔をリングに戻し串刺しエルボー。だが、フィッシャーマンズスクリューを切り抜けた諏訪魔は、BUSHIにチョップ。さらにエプロンの内藤に突進し、場外に吹っ飛ばす。
ここで諏訪魔はBUSHIにラストライドを狙う。だが、鷹木がパンピングボンバーでカット。すると永田が鷹木にフロントキック。
そして諏訪魔がBUSHI、永田が鷹木にハンマースルーを仕掛けて鉢合わせにすると、L・I・Jに同時にバックドロップを炸裂。すかさず諏訪魔がBUSHIをカバーするも、内藤がカット。
すると安齊が内藤にものすごい高さのジャンピングニーをお見舞い。そして最後は諏訪魔がBUSHIをラストライドで叩きつけ、豪快に3カウントを奪取した。
試合後、永田と諏訪魔は勝ち名乗りを受けると握手。辻はグロッキー状態のBUSHIを肩に担ぎ上げて退場。
そして安齊はコーナーに上って会場の声援に応えてからリングをあとに。