2012年2月19日に仙台で開催された第2回大会以来、11年ぶりに復活した『ALL TOGETHER』の第0試合。新日本の田口とYOH、全日本のめんそーれ&井上がJr.混成チームを結成し、ノアJr.の小峠&吉岡&アレハンドロ&クレイジーと対決。
井上対吉岡で試合が始まり、互いにミドルキックを打ち込んでいく。その後、吉岡がローリングソバットからフェイントをかけ、ジャンピングハイキックで井上を吹き飛ばす。だが、井上はアームホイップで吉岡を投げ、吉岡の背中へローキックを浴びせた。
田口対クレイジーとなり、クレイジーが握手をすると見せかけて不意打ち。さらに、ショルダータックル、アームホイップ、ドロップキック、フライングクロスチョップなどで攻め込むと、田口は赤コーナーまで後ずさりして「タイム」のジェスチャーを示す。
めんそーれ対アレハンドロとなり、ハブポーズを取っためんそーれが「シャー!」の雄叫びを連発。そして、コーナー最上段から飛び出すが、アレハンドロがドロップキックで撃ち落とした。
めんそーれ対小峠となり、小峠&吉岡が連携攻撃、小峠がニーアタックをお見舞い。そして、アレハンドロがサードロープのリバウンドを利用した低空ドロップキックを食らわせる。
しかしめんそーれは、カウンターダブルチョップでアレハンドロに逆襲し、ようやく脱出に成功。タッチを受けたYOHが、ランニングエルボー、フライングフォーアームでアレハンドロに追撃していく。
だが、アレハンドロはYOHのハンマースルーを利用してセカンドロープへ飛び乗り、ドロップキックで逆襲。そして、場外へ落ちたYOHへノータッチトペコンヒーロを食らわせたのち、スワンダイブボディプレスで追い討ちした。
YOH対小峠となり、小峠が串刺しラリアット5連発で先制。そして、小峠&吉岡&アレハンドロがトレイン攻撃とトリプル低空ドロップキック、クレイジーがスピニングエルボードロップ、小峠が低空ランニングニーアタックと一気に攻め込む。
続いて小峠はキルスイッチを狙うが、YOHが抵抗し、めんそーれがハブクローをお見舞い。すると、井上がジャンピングハイキック、田口がケツイェで追撃し、YOHがファルコンアローで続く。
それでも小峠はYOHのトラースキックをかわし、ニーアタックで反撃。しかし、YOHがカウンタートラースキックで動きを止め、最後はDIRECT DRIVEでからの片エビ固めで3カウントを奪取した。
ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!
- 日時
- 2023年6月9日(金) 16:30開場 18:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 放送
- 観衆
- 6,569人
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第0試合 15分1本勝負
※17:30開始予定レフェリー|坂本祐哉
MATCH REPORT
COMMENT
田口「ありがとうございます。何かと世の中がね、バラバラな感じもありますし、『ALL TOGETHER』、みんな一つになって、プロレス界に限らず世の中ですよね。世の中に対するメッセージじゃないですか、プロレスから。世の中へのメッセージ、一つにならないといけないんじゃないかという……」
めんそーれ「(※突然、井上と一緒にコメントブースにやってきて)シャー! シャー! 田口さん、シャンキュー・ベリーマッチ!」
田口「シャーンキュー! (※猪木さんの顔真似をしながら)元気があればシャーもできる(※と言って、一旦コメントブースから出ていく)」
めんそーれ「あれ? 一番いいところで入ってきちゃったかな? (※YOHの姿を見つけて)ちょっと、YOHシャン! YOHシャン! 勝ったんだからコメントしようぜ!」
井上「お願いします!」
めんそーれ「シャーンキュー!」
YOH「(※猪木さんの真似をしながら、めんそーれたちの目の前を横切って)元気があれば何でもできる」
めんそーれ「オマエもか!」
田口「(※再び戻ってきて、めんそーれたちの目の前を横切りながら)元気があれば何でもできる」
めんそーれ「さっき聞いたよ! 我々もね、このままじゃ終わってらんないから。今日はチームメイトが勝ったけど、このまま我々が…(※と言っていると、またも田口たちが目の前を横切ったので)ちょっと! 今、コメントしてるんです!」
YOH「(※めんそーれたちの目の前で)元気があれば何でもできる」
めんそーれ「オマエもか! 2回聞いたよ!」
井上「聞きました」
めんそーれ「オイ、井上……」
田口「(※またもめんそーれたちの所に戻ってきて)元気ですかッ!」
めんそーれ「どうしたらいいんだよ、これは?」
YOH「1! 2! 3!」
一同「(※4人で声を揃えて)シャーッ!」
めんそーれ「ごめんなさい。シャーやっちゃいました」
井上「(※やっと田口とYOHがいなくなったので)まぁ今回、両国国技館でこういう特別な所に立てたことは凄く光栄に思います。次また……」
田口「(※また戻ってきて)すいません!」
めんそーれ「ちょっと待って! 後輩がコメントしてるんです! 後輩がコメントしてるんで。ちょっとあっち行きましょう(※と言って、田口と一緒にコメントブースから一旦退出)」
井上「もし、またこういう……」
YOH「(※井上が喋り始めたところで再び姿を現して)ちょっと1個だけいい? ぶっちゃけさ、シャーって人気あんの?」
井上「(※小声で)全日本では……」
めんそーれ「(※YOHの姿を見つけて)オーイ! オマエもか! オイ!」
YOH「全然ノッてねえもん、あれ! お客さん、シャーって言ってねえもん!」
めんそーれ「言ってたよ! 言ってたよ! 言ってなかったか? 言ってなかったか。(※報道陣の様子を見渡して)みんなそろそろ元に戻りたいんだろう(笑)。ちょっと最後」
井上「最後、もしまたこういう特別な試合があったら、次は必ず俺が最後勝利奪ってやります」
田口「(※またもめんそーれたちの目の前を横切り)菅林さん、給料上げてください!」
めんそーれ「もういい?」
井上「いいっすよ。ということで、ありがとうございました」
吉岡「『ALL TOGETHER』オープニングマッチ、できたら勝って会場を盛り上げたかったんですけど、いやあ、やられちゃいましたね」
アレハンドロ「悔しいですね。でも、この11年ぶりにプロレス界一つになって『ALL TOGETHER』、参戦できて、皆さんと一緒に盛り上がれて本当に楽しかったです。ありがとうございます」
クレイジー「(日本語で)皆さん、本当にありがとうございました。『ALL TOGETHER AGAIN』グラシアス」
※小峠はノーコメント