DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL

日時
2023年6月4日(日)   14:30開場 16:00開始
会場
大阪・大阪城ホール
放送
バナーバナー
観衆
7,040人

第8試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合

  • <第26代チャンピオンチーム>

  • <チャレンジャーチーム>

VS

  • ※初防衛戦

境界線

※チャンピオンチームが初防衛に成功
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 セミ(第8試合)はNEVER無差別級6人タッグ王者のオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏組がベルトを懸け、ジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&海野翔太組を迎撃。海野は5.3福岡にてオカダに対し、師匠であるモクスリーと共に6.4大阪城での対戦をアピール。
 そして5.28大田区で海野は正式にNEVER6人タッグ挑戦を要求。そのパートナーとしてモクスリー、さらにモクスリーの同門であるBCCのカスタニョーリの名を挙げると、オカダは「しっかり二人に支えてもらって。お父さんお母さんによくしてもらいなさいよ、このクソガキ!」と見下してみせた。
 強力な援軍を得た海野が狙うのはオカダの首一つ。海野が新時代の扉を開くのか、それともオカダが現実を見せつけるのか?
 なお、この試合は当初、セミで第7試合で行なわれる予定だったが、カスタニョーリがフライトトラブルのため、第8試合へと変更された。
 
 海野、3年ぶりに国内の新日本マット登場のモクスリー、そして初参戦のカスタニョーリは場内を練り歩きながら入場。カスタニョーリの腰にはROH世界王座のベルトが輝く。オカダ組はNEVER6人タッグのベルトを携え花道を進む。ゴング前、海野はオカダをにらみつける。

 先発は棚橋とカスタニョーリ。ロックアップで組み合うと、カスタニョーリがロープに押し込む。棚橋は体勢を入れ替え、ここはクリーンブレイク。
 続いて棚橋はヘッドロックで捕獲。だが、カスタニョーリは跳ね除けてショルダータックル。さらに強烈な串刺しエルボー。
 続く串刺し攻撃を切り抜けた棚橋は、セカンドロープからフライングクロスボディを食らわせてエアギター。するとモクスリーが棚橋に襲いかかり、エアギターで挑発。
 すかさず石井がモクスリーを殴りつけ、両者は打撃戦で火花を散らす。そして棚橋がモクスリーの膝に低空ドロップキックを見舞うと、石井も同じ攻撃をお見舞い。そしてオカダがフロントキックでモクスリーを吹っ飛ばす。
 続いて棚橋と石井がカスタニョーリにダブルの低空ドロップキック。さらにオカダが海野を突き飛ばし、石井がショルダータックルを食らわす。
 今度はカスタニョーリと棚橋がエルボー合戦に突入。そしてロープワークの攻防では、カスタニョーリが棚橋を担ぎ上げてバックブリーカーを炸裂。
 スイッチした海野は、「カモン、オカダ!」と挑発。様子見のオカダに対し、海野はエルボーをお見舞い。オカダがスイッチすると、海野は突進。
 しかし、オカダはうまく場外に誘い込み、フェンスに叩きつけると、フロントキックで吹っ飛ばす。さらにDDTを狙うが、海野は切り抜けてオカダを鉄柱、そしてフェンスに叩きつける。
 ここで海野はテーブルを手にし、オカダに投げつける。モクスリーとカスタニョーリも棚橋と石井を場外で蹂躙。
 海野はオカダをリングに戻し、ストンピングを浴びせる。スイッチしたモクスリーは、オカダにキックを連発。
 次はカスタニョーリがストンピング。そしてオカダをサイドスープレックスで叩きつける。
 続いてモクスリーがオカダを逆片エビ固めで捕獲。すると、石井がエルボーでカット。
 スイッチした海野は相手コーナーの石井、棚橋にエルボー。すると、オカダもモクスリーとカスタニョーリにエルボー。
 すかさず海野がオカダを自軍コーナーに追い詰めてストンピング。次はカスタニョーリがストンピングを乱打。
 スイッチしたモクスリーはオカダに串刺しラリアット。さらにフライングメイヤーから背中にサッカーボールキック。
 次は海野がオカダを担ぎ上げ、モクスリーがネックブリーカードロップを食らわす連携攻撃。
 海野はオカダの頭部を蹴りつけて挑発。怒ったオカダはフロントキックを浴びせるが、海野はひるまずパンチを返し、串刺しエルボーへ。かわしたオカダは海野をDDTで突き刺す。
 次は棚橋とカスタニョーリのマッチアップ。棚橋は太陽ブローの連発からジャンピングフォアアーム。さらにリングインしたモクスリーにはフェイントから低空ドロップキック。
 そして棚橋は海野の顔面に強烈な張り手をお見舞い。勢いに乗る棚橋は、カスタニョーリにスリングブレイドを狙う。だが、カスタニョーリは切り抜けてビッグブーツ。
 棚橋はこらえると、二発目のビッグブーツをドラゴンスクリューで切り返す。スイッチした石井はカスタニョーリにショルダータックル。
 しかし、仁王立ちのカスタニョーリはブレーンバスターの体勢に。だが、石井は逆に投げ返してみせる。
 するとモクスリーが石井に襲いかかるも、石井はショルダータックル。さらに石井は海野のショルダータックルに動じず、エルボーで吹っ飛ばす。
 石井はカスタニョーリにエルボーを連発。カスタニョーリもエルボーで応戦し、肩に担いで変形のデスバレーボムを炸裂。
 スイッチしたモクスリーは石井に串刺しラリアットを連発し、さらに頭部にナックルを乱打。続いて頭に噛みつくラフファイト。
 そしてモクスリーは石井の突進を切り抜け、4の字固めへ。これはオカダがカットに入り、石井と共にモクスリーにダブル攻撃を狙う。しかし、モクスリーはラリアットで二人まとめて吹っ飛ばす。
 続いてモクスリーは石井をパイルドライバーで突き刺してカバーするも、棚橋がカット。するとカスタニョーリが棚橋を場外に連れ出す。
 リング上、モクスリーは石井の首筋にエルボーを乱打し、スライディングラリアットを炸裂。石井がカバーをカウント2ではね返すと、モクスリーはスリーパーで捕獲。
 石井はバックドロップで切り返すが、モクスリーはすぐに立ち上がる。すると石井はラリアットでなぎ倒す。すかさず、モクスリーもラリアットで反撃。
 ラリアットの相打ちから、石井はヘッドバット。そしてロープに走るが、モクスリーはスキをついて一気にデスライダーを炸裂。
 そしてモクスリーは石井にカーフストンプを決めてカバーするが、オカダがカット。モクスリーの頭部からは流血が見られる。
 ここでカスタニョーリが石井を担ぎ上げるが、石井は回避。するとカスタニョーリはエルボーを浴びせ、間髪入れずにモクスリーがラリアット。しかし、カバーは石井がカウント2ではね返す。
 ならばとモクスリーは首切りポーズから、デスライダーの体勢に。しかし、石井は回避しヘッドバットから延髄斬り。そして棚橋がモクスリーにスリングブレイド。
 続いて石井がスライディングエルボーからカバーするが、モクスリーは必死にカウント2ではね返す。
 すると石井は気合いを入れ、モクスリーに垂直落下式ブレーンバスターを狙う。だが、モクスリーは切り抜けてカッターを炸裂。しかし、石井は意地で立ち上がり、ラリアットでねじ伏せる。ここでダブルダウンに。
 次はオカダと海野のマッチアップ。オカダはカウンターのフラップジャックから、串刺し攻撃を狙う。海野は切り返すが、オカダはキックで迎撃すると、ショットガンドロップキックを炸裂。
 そしてオカダはマネークリップで捕獲。これは海野がロープエスケープ。するとオカダは海野に挑発するようにハンマーパンチを乱打し、ロープへ。
 これに対し、海野はカウンターのドロップキックを突き刺す。続いてカスタニョーリがオカダをジャイアントスイングで豪快にブン回す。
 そしてカスタニョーリとモクスリーがオカダを担ぎ上げ、海野と共にトリプルの合体パワーボム。しかし、オカダはカウント2で必死にはね返す。
 ここでモクスリーは場外の石井にトペ・スイシーダを炸裂。リング上、海野はオカダにスピニング・フェイスバスター。そしてデスライダーを狙うも、オカダはショルダースルーで切り返す。
 海野は気合を入れてロープに走るが、オカダはカウンターのドロップキック。そしてレインメーカーの体勢に入るも、海野は切り抜けてオカダを持ち上げると、変形のデスライダーで突き刺してカバー。しかし、オカダはカウント3寸前ではね返す。
 ならばと海野はとどめのデスライダーを狙うも、棚橋がスリングブレイドでカット。さらに棚橋はカスタニョーリにツイスト&シャウト。
 だが、モクスリーが棚橋にエルボー。すると棚橋は顔面への張り手でひるませ、すかさず石井がモクスリーにジャーマンを炸裂。
 ここでオカダが海野にフロントキック、棚橋が張り手、石井が延髄ラリアット。そして3人がかりのDDTで突き刺し、オカダがカバー。
 海野が必死にカウント2ではね返すと、オカダは担ぎ上げる。海野は切り抜けてエルボー。しかし、オカダはひるまず「来い、オラ!」と鬼の形相。
 海野の攻撃をかわしたオカダはローリングラリアットの体勢に。海野も回避し、デスライダーを狙うも、オカダは担ぎ上げて旋回式のエメラルドフロウジョン。そして最後はレインメーカーで粘る海野を撃沈。王者組が初防衛に成功した。

COMMENT

石井「海野、これは(NEVERのベルトを叩き)6人タッグなんだ。オカダ、オカダ、オカダじゃ勝てねーんだよ。甘ーんだよ、あんちゃん。まあでも、オレらもまだまだだけどな」
オカダ「そうですね」
石井「防衛を重ねて完璧なものにしていくよ」
オカダ「まだまだ、盛り上げていきましょう。このNEVERっていうのを。また、ね。シングルやタッグとは違う盛り上がりっていうのを。この3人、そして相手の3人。6人だからできる戦いってのをしっかりと見せつけていきたいなと思います」

棚橋「横にオカダがいて、石井選手がいて、やっぱり普段ない緊張感が6人タッグでもあるから。この戦いを通じてオレはもうひと皮、剥けたいと思ってるよ」

ーーオカダ選手、ブライアン・ダニエルソン選手からメッセージが届きましたが改めて

オカダ「まあまあまあ、ね。まあ、去年かな。まあ、AEWとやるってなった時に、ブライアン(ダニエルソン)やCMパンクと戦えたら面白いかなって話はしてましたけども、まあこうやってね、メッセージを送ってくれた訳ですから。戦いたいなと思いますし。まあでも次、6月末には合同興行ありますんで。ま、そこでっていうことで、いいんじゃないかなとは会社に任せたいなと思います。まあでもそんな事よりもね、まあまずは今日はね、セザーロ(クラウディオ・カスタニョーリ)とモクスリー、AEWトップ選手と戦って勝つことができましたから。

(海野)翔太、わかるだろ? テメーだぞ、ダメなとこはな。まだまだいいよ。オレ優しいから、たくさん噛み付いて来いよ。オマエも成田も、どんだけ噛まれてもしっかり教育してやる。そしたら一人前のレスラーにな、さしてやるから。ガンガン噛み付いて来い。まだまだどんどん来いよ。ただ、あんなビッグネーム、2人頼らなくてもいいぐらいのレスラーにオレがしかりしてやるから。かかってきなさい」
オカダ&棚橋&石井「ありがとうございました」


※去り際に
石井「モクスリー、久しぶりだな!」

※一人残った棚橋は、エアの乾杯ポーズを決めて、控室へ。
    

モクスリー「オカダ、おめでとう。オマエたちコドモかよ。金持ちのいじめっ子のコドモみたいじゃないか。イシイ、タナハシ、オカダ。自分たちを世界最強だと思っている勘違いコドモだな。でも、オレは個人的にはオマエたちの相手している暇もないし、オマエたちの相手をしようとも思わない。まったく興味がないからだ。

オマエたちはオレたちにとっては何の価値もないもないし、ただのポンコツ野郎どもだ。もしかしたら自分たちは最強だと思ってるかもしれないが、オレのトレーニングパートナーであるブライアン・ダニエルソン。アメリカン・ドラゴンがオマエたちに時間をかけて、オマエたちが何の意味もないヤツだってことを教えてくれるだろうな。まあ、オレは興味ないけどね」

カスタニョーリ「ニホンに来るのは約10年ぶりだ。しかし、今日の試合に関してはひとつも感心する場面がなかったな。オレが今関心を持っているのは(海野を示し)、ガッツや心の強さは教えることはできない。

それは元々本人が持っていることだから。色を付けることや着飾らせることはできることはできるけれども、内側から出てくる強さ、そしてガッツというものは教えることができない。本人が持っているモノに気づくしかないんだ」

モクスリー「そしてオレたちが今、興味があるのはこの男、SHOOTER(海野翔太)だよ。4年前、まさにこの会場でオレは決断したんだ。自分の忠誠心をこの男に賭けてみようと。そして彼に言った。どん底から這い上がってみろと。全てを賭けてよりよい自分になってみろと言った。その約束通り、4年かかって今彼のたゆまぬ努力と覚悟が結実し、そしてこれだけの男に成長した。


オレは今、ニホンに帰ってこれた事を凄く喜んでいる。今、オレにはプランがある。自分のビザも取った。オカダがビザを台無しにした。とにかく今はそれがクリアになってしばらくニホンにいることもできる。これからが楽しみだな」
カスタニョーリ「オレたちはまた絶対に戻ってくるからな」

海野「オレ自信、オカダさんを倒すって、こうするって目標、夢はブレないから。素直にプロレス界のトップは最強だよ。最強だよ。だからこそ! そこを目指して、越したいんだ! モクスリーとココで出会って、オレは生まれた。4年経ったけど、少しは成長を見せれたか?

でも、試合後、肩を担いてもらって帰ってきて、情けねーな。でも、オレの目標は変わらないぞ! 何年かかろうと、必ず、オカダさんを倒してひとりで歩いて帰って来てやるよ。本当の、本当に悔しいから、また一から練習して、這い上がってみせます」

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