【試合ルール】
対戦相手の試合順は当日発表。オスカーが3選手それぞれと5分1本勝負でシングル対戦し、3連勝した場合はNJPW WORLD認定TV王座への挑戦権、ならびにCSテレ朝チャンネルより焼肉食事券20万円分(2勝の場合は5万円分、1勝の場合は1万円分)が与えられる。
『DOMINION 6.4』の第0試合として行われる「CSテレ朝チャンネル Presents ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE」第2弾。ロイベがライバルたちとのシングル3番勝負に挑む。
まずは“主役”のロイベが登場し、続いて1人目の相手である大岩が入場。これで試合開始となり、バックを取られた大岩がバックエルボー連打で脱出。
するとロイベはヘッドロックで絞り、切り返された直後に両脚を狙う。これを大岩が逃げると、ショルダータックルで吹き飛ばす。
これでロイベのペースとなり、ニードロップ、エルボードロップ、アームホイップ、サーフボードストレッチ、ストンピング、エルボー、逆水平チョップなどで大岩へ追撃。
次にロイベは逆エビ固めを狙うが、大岩が首固めへ切り返す。そして、脚へ低空ドロップキックを浴びせてひざまずかせると、すぐさま胸板へも低空ドロップキックを見舞う。
大岩の攻勢は続き、串刺しドロップキック、エルボードロップ、レッグロック。そして、逆片エビ固めを仕掛けるが、回避したロイベがカウンターボディスラムで逆転。
その直後、ロイベは逆片エビ固めで大岩を捕らえ、渾身の力で絞り上げる。だが、大岩が耐え抜き、時間切れ引き分けとなった。
ここで2人目のオレッグが登場し、エルボーの打ち合いからヘッドロックでロイベを捕獲。さらには、カウンタータックルで吹き飛ばす。レッグロックでロイベを悶絶させる。そして、片足タックルでロイベを倒し、逆片エビ固めを極めでギブアップを迫る。
それでもロイベが耐えると、オレッグは逆エビ固めへ移行。しかし、ロイベが辛うじてロープへ手を伸ばす。
苦しくなったロイベは、オレッグの突進をかわしてコーナーへ激突させ、トーキック、エルボーで反撃。そして、カウンタータックルでなぎ倒すと、チョップ連打、串刺しバックエルボーへ繋ぐ。
次にロイベはボディスラムの体勢に入るが、オレッグが抵抗し、強烈な逆水平チョップをお見舞い。それでもロイベはカウンターショルダースルーから逆エビ固めを極めるが、オレッグが粘って再び時間切れとなった。
その直後、3人目の中島が入場し、エルボー連打、トーキック、ランニングエルボーなどで猛攻。そして、逆片エビ固めで絞るが、ロイベはロープへ手を伸ばす。
さらにロイベはトーキックを浴びせて中島をダウンさせ、ギロチンドロップを投下。だが、中島がボディスラムから脱出し、強烈な張り手をお見舞い。そして、膝をついたロイベのボディへミドルキックを打ち込む。
ここで中島は逆エビ固めを極め、ロイベがロープへ近づくとリング中央へ引き戻す。そして、抱え式逆エビ固めへ移行すると、ロイベはついにギブアップした。
これでロイベは1敗2引き分けという結果となり、何も獲得することはできず。だが、中島がロイベを介抱し、ハンドシェイクで健闘を称えた。
DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL
- 日時
- 2023年6月4日(日) 14:30開場 16:00開始
- 会場
- 大阪・大阪城ホール
- 放送
- 観衆
- 7,040人
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第0試合 各5分1本勝負
CSテレ朝チャンネル Presents ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE※オスカーの0勝1敗2分
レフェリー|坂本祐哉
MATCH REPORT
COMMENT
中島「オイ、オスカー、今日はよ、俺が勝ったけど、俺は勝ったと思ってねぇからよ。結果として俺が勝ったということだけ。最初っからよ、万全の状態でお前とやりたかったな。前回、大阪でよ(5.24府立第2)、やられたからよ、そのやり返しを一発目でやろうと思ったけど、今日はできんかったな、オイ」
中島「次、いつ闘うかわからんけどよ、次やるときは、俺が勝ったるからな。お前だけには一生、負けねぇから」
ロイベ「(※ドイツ語で何やらつぶやいてから)今日は負けてしまった。ドージョーでトレーニングしてきたことが出せなかった。今日はたったの5分間なのに、最後のゴングが鳴るまで耐えることができなかった。たくさんのミスをしてしまった。5分間というのは、ほんとに短い。ユートは練習パートナーでもあるし、次は必ず勝ってみせる。今日は大きなチャレンジだった。全力を出して闘ったつもりだったが、息も絶え絶えになり、体力的にもきつかった。まだ自分の力が足りないということがわかった」
ロイベ「しかし自分の家族や友人も、自分がドージョーで練習してることを応援してくれている。今日のこの負けは、自分の目標であるIWGP世界ヘビー級チャンピオンになるための、また一つ大きな試練、レッスンになった。ガンバリマス」
大岩「前回俺が、あいつらヤングライオン3人に完敗して、今日はまずオスカーからリベンジのチャンスだったから、全力で5分間、自分の全力出し切りました。でも、五分五分じゃないし、あいつがほとんど試合の主導権握ってた」
大岩「クソーッ……このままじゃ、俺はオスカーにもレッグにも抜かれちまう。だから、改めて、今日から気持ち改めて、また1から試合に挑みます。ありがとうございました」
オレッグ「お疲れさまです。今日はまた、オスカーと試合して……まだちょっと、うまくいかなかったけど、でも、どんどんどんどん、自分の頭の中でわかるようになってるから。どこが、何が足りないとか、何を勉強した方がいいとか。で、次の試合に向けて頑張ります。またオスカーと。ま、そういうのだけじゃないから、シングルでも試合したいから。試合したいっていうのは絶対勝ちたいし、何回か当たって、どっちも勝たないから。次も絶対(勝敗を)決めるようにしたいから。そういう気持ちです」