第4試合は天山広吉&小島聡&永田裕志にIWGPジュニアタッグ王者のJET SETTERS(KUSHIDA&ケビン・ナイト)が加わり、UNITED EMPIRE(グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ&TJP&フランシスコ・アキラ&ダン・モロニー)と激突。
IWGPジュニアタッグ王者のJET SETTERSと前王者のCatch 2/2(TJP&アキラ)は現在、王座戦のリマッチの機運が高まっている。また、オーカーン&ヘナーレは6.4大阪城でのIWGPタッグ王座決定戦への参入をアピール中。それぞれの思惑が交錯する10人タッグとなる。
オーカーンはブリティッシュヘビーのベルトを携え登場。永田は全日本プロレスで獲得した三冠ヘビー、JET SETTERSはIWGPジュニアタッグを携え入場。KUSHIDAは地元凱旋となる。
先発は永田とオーカーン。まずは脇の差し合いから、オーカーンが足を取りにいきグラウンドに持ち込む。しかし、永田は対応し、スタンドに戻すと再び脇の差し合いに。そして一旦、両者は距離を取る。
今度はバックの取り合いから、オーカーンがヘッドロック。続いてオーカーンはショルダータックルで永田をなぎ倒し、顔面を蹴りつけて挑発。
怒った永田はエルボー。するとオーカーンはモンゴリアンチョップ。だが、永田はフェイントからの低空ドロップキックで反撃。
次はナイトとアキラのマッチアップ。アキラはヘッドロックで捕らえるが、ナイトはハンマースルー。ナイトのドロップキックを読んだアキラは、ティヘラへ。
しかし、着地したナイトはボディスラムから高さのあるジャンピングボディプレス。これはカウント2。
すると、Catch 2/2がナイトにキックの波状攻撃で形勢逆転。続いてCatch 2/2は連携の高角度セントーンをナイトに食らわす。
ナイトがカバーをカウント2ではね返すと、アキラはチョップからエルボー。さらにナイトの顔面に足を押し当てる。
スイッチしたTJPはナイトに顔面ウォッシュをお見舞い。続いてモロニーがナイトをロープにはりつけて、拳を押し当てる。さらにランニングエルボーからカバーするが、これはカウント2。
劣勢のナイトだったが、モロニーにケブラドーラ・コンヒーロで反撃。ナイトは自軍コーナーに戻ろうとするが、Catch 2/2が妨害。しかし、ナイトはオーバーヘッドキックで二人まとめて吹っ飛ばす。
スイッチした小島はモロニーにマシンガンチョップをお見舞い。そして串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げ、ダイビングエルボーを投下。しかし、カバーはカウント2。
ならばと小島はローリングエルボーからDDT。さらにフライングメイヤーを狙うも、モロニーは回避し逆水平チョップ。
小島もチョップを返し、打撃戦に突入。小島が優勢となるも、モロニーはドロップキックで反撃。
次はKUSHIDAがCatch 2/2に掌底を連発。そしてTJPにはヒップトスから腕ひしぎ逆十字へ。アキラがカットに入るも、ナイトがセカンドロープからフライングクロスボディを炸裂。
そしてJET SETTERSはTJPに連携のドロップキックをヒット。さらにKUSHIDAは串刺し攻撃を狙うが、切り抜けたTJPはトルネードDDTで突き刺す。
次は天山とヘナーレのマッチアップ。激しいエルボーの応酬から、ヘナーレはローキック。だが、天山はショルダータックルで応戦。
さらに天山はモンゴリアンチョップの連発でなぎ倒す。そしてヘッドバットから串刺しラリアットを見舞い、ブレーンバスターで叩きつける。
カバーをヘナーレがカウント2ではね返すと、天山はアナコンダバイスへ。しかし、オーカーンがモンゴリアンチョップでカット。
すると小島が割って入り、テンコジがオーカーンにダブルのモンゴリアンチョップ。さらにヘナーレにテンコジカッターを狙う。だが、切り抜けたヘナーレは小島を場外に追いやると、天山にアルティマを狙う。
JET SETTERSがカットに入るも、Catch 2/2が場外に追いやりプランチャを同時に発射。
リング上、天山とヘナーレはヘッドバットの応酬。競り勝った天山は串刺し攻撃を狙う。だが、ヘナーレはカウンターのランペイジ。
しかし、カバーは永田がカット。すると、オーカーンとヘナーレが永田をダブルキックで排除。そして最後はヘナーレは天山をStreets of Rageで叩きつけ、3カウントを奪取した。
試合後、オーカーンは永田にベルトを見せつける。JET SETTERSとCatch 2/2も挑発合戦。JET SETTERSはIWGPジュニアタッグを掲げる。
そして、オーカーン&ヘナーレはリングサイドのイスに座り、次の試合を見届けることに。