Circuit2008 NEW JAPAN ALIVE

日時: 2008年12月7日(日) 15:30開場　16:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館
観衆: 5000

第7試合 30分1本勝負
大阪3大シングルマッチ Wrestle Kingdom Duel for existence〜sublimation〜

中邑真輔
矢野通

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

ゴングと同時にエルボー合戦となり、ショルダータックル合戦、エルボー合戦と続き、中邑がニーリフト、ジャンピングフロントハイキック。そして、場外でエルボー連打から、矢野を鉄柵の向こうへと追いやる。
　両者はリングインし、中邑はニードロップ、ローキック連打、エルボー連打。すると、矢野はロープへと走る中邑の後ろ髪を掴んで引き倒し、場外へと連れて行って鉄柱攻撃。中邑はイス攻撃をかわすも、矢野は鉄柵にハンマースルーし、イスを突き刺した。さらに、花道の奥へと連れて行ってブレーンバスターを敢行する。
　矢野は木槌攻撃、紐を使ってのチョーク攻撃。さらに、本間が場外で中邑を攻撃した後、矢野がボディスラム、逆片エビ固め、ブレーンバスター。そして、対角コーナーにイスを設置し、そこに中邑を何度も叩きつけていく。
　矢野のブレーンバスターを投げ返した中邑だが、続く串刺し攻撃はかわされてしまい、イスに激突。だが、矢野も続けざまに突進するが、中邑にかわされてイスに激突する。
　中邑はラリアット3連発、キック乱射からゼロ戦キック。そしてリバースパワースラム、ジャーマンスープレックスホールドと連続カバー。矢野はキックアウトすると、バックを取りに来た中邑に急所蹴り。裏霞、ジャーマンスープレックスホイップで追撃する。
　ダウンカウントを挟み、中邑は竜巻蹴り。コーナーに上がったところを矢野が掴まえるも、中邑はフランケンシュタイナーで切り返す。そして、飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで捕獲するが、矢野は上体を起こしてカバー。キックアウトした中邑のタックルをトーキックで迎撃し、旋回式サイドバスターから鬼殺し。
　中邑はこれをカウント2.9で凌ぐと、本間がレッドシューズ海野レフェリーを引きつける間に、矢野はイスを持ち出す。すると、中邑はラリアットでイスもろとも吹き飛ばし、ラリアットを叩き込んでフォール。矢野がカウント1で返すと、中邑はランドスライド。これもカウント2でクリアした矢野に、中邑は奥の手であるダブルアーム式パイルドライバーを解禁。この一撃で、熱戦に終止符を打った。

COMMENT

中邑「矢野を下した！次は誰だ？東京ドームまで待った無し。俺は投げた。早く（NOAH、三沢光晴の）答えが知りたいね。（最後の技は）ダブルアームのパイルドライバーですね。腕十字を切り返され、ランドスライドをキックアウトされ、自分のカードの中ではあれが一番最高、最悪。一番最後の技だったので。（『G1 CLIMAX 2008でのリベンジを果たしたが？』）とりあえずは、そういう事にはなるけど、矢野通とは闘う度に難しく、手強く、しぶとくなってますよ。まぁ敵に塩を送るわけじゃないけど、真壁のヘルプで終わる男じゃねぇかなと。今日勝った事で、1月4日（東京ドーム）以降のベルト戦線、もしくは武藤敬司への道は、少なからず開けたかなと」

※矢野はノーコメント