Circuit2008 NEW JAPAN ALIVE
- 日時
- 2008年12月7日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 5000
-
第5試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (第55代王者)
- (挑戦者)
※ロウ・キーが初防衛に成功レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
ロウ・キーがヘッドシザーズホイップを見舞えば、田口も三角飛びのダイビングボディアタック、ラ・マヒストラル。
ロ ウ・キーは田口のブレーンバスターを、空中で膝を当てて逃れると、ブレーンバスターホイップでトップロープに突き刺す。チョップ合戦を挟み、ロウ・キーは キックから田口に場外ボディスラム。場外での張り手合戦から、ロウ・キーはソバット。さらにミドルキック連打、フライングメイヤーからのフラッシングエル ボー。
劣勢の田口はドロップキック、回転エビ固めを切り返しての顔面への低空ドロップキック。ロウ・キーがヘッドバット、エルボースマッシュ、串刺しチョップ連打で反撃すると、田口はチョップを打ち返し、回転エビ固め。これはロウ・キーが耐えて、その場飛びのフットスタンプ。
田口はロウ・キーのジャーマンスープレックスを空中で一回転して着地し、タイダルウェイブをドロップキックで迎撃する。そして、ブレーンバスター、スリー アミーゴからロウ・キーをフォール。さらに、ロウ・キーのバックを取ってジャーマンスープレックスホールド。しかし、カウント3を奪えず、ロウ・キーはど どんを回避。
ロウ・キーはエプロンでキークラッシャー‘99を狙うも、回避した田口はロウ・キーをリング下に落として、スライディングキック。ロウ・キーがイスを投げつけると田口はキャッチ。すると、ロウ・キーはドロップキックを発射して、田口を吹き飛ばす。
ロウ・キーはキチンシンク、ストマッククラッシャー、串刺しジャンピングエルボー。しかし、田口はダイビングフットスタンプを寸でのところで回避し、どどんを炸裂させる。だが、ロウ・キーは、素早くリング下にエスケープ。
田口はロウ・キーをリングに入れると、円盤中毒を発射。ロウ・キーは、カウント2でキックアウトし、雪崩式のキークラッシャー‘99を狙う。田口が抵抗すると、ロウ・キーはフランケンシュタイナーに移行し、間髪入れずにキークラッシャー‘99。
田口がカウント2.9でキックアウトすると、ロウ・キーはゲットースタンプ(ダイビングフットスタンプ)を投下し、ピンフォールを奪取。IWGP Jr.王座初防衛に成功した。
試合後、タイガーとロウ・キーが一触即発の状態となり、セコンド陣が必死に制止。タイガーは田口と共に引き上げて行った。
勝利者賞:ハートフルギフト(ギフト券)
COMMENT
田口「スイマセン、タイガーさん。(ロウ・キーがコーナーの)上へ上がってたのは見えてたんですけ ど、最後は体が動かなかったです。最後、どどんを決めた時、逃げられたのが大きかった。円盤(中毒)を決めて、最後にどどんへ行こうとしてコーナーにぶつ けられて。どどんを決めて場外へ逃げたあの数秒が、ロウ・キーがチャンピオンであるという所以というかね。ロウ・キーのプロレスの凄みというか、上手さと いうか。終わってすぐの感想としては、一瞬にやられたなって。タイガーさんとドームでやりたかった。残念ですし、悔しいです。一番後から挑戦権獲りへ出直 します」
タイガー「ロウ・キーが自分とタイトルマッチやってからシーズン通してずっと試合を見てました。本当に強い選手。それは認めます。やっぱ り力強さはありますよね。強引さっていうか、“プロレスのいろは”が無いというかね。とにかくパワーで持っていく。でも、それだけじゃないって少し今日で 見えたんでね。1つ僕が得しているのは、何でも対応出来るところ。ロウ・キーのスタイルでもどんと来いって感じでね。田口も物凄いチャンスがあったんだけ ど、ロウ・キーに1つ入って行けない何かがあった。でも、今日、僕には見えました。リングの上でああいう形で挑発されたって事は、『もう1回挑戦して来 い』だと思ってます。東京ドームで自分がIWGP Jr.に挑戦したいと思います。これは会社に直訴させてもらいます。やはり負けたツケを自分で払いたいし。まず新年最初のセルリアンブルーのマット に、(ロウ・キーを)沈めます。田口は今日残念でしたけど、必ず自分がドームで挑戦したいと思います」