Circuit2008 NEW JAPAN ALIVE

日時: 2008年12月1日(月) 18:00開場　18:30開始
会場: 徳島・徳島市立体育館
観衆: 868

第6試合 30分1本勝負
HIGH FLYING STAR come back to TOKUSHIMA!

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

ゴング前に仕掛けたのは、棚橋、永田、中西の本隊トリオ。棚橋はガウンも脱がずに真壁を襲撃し、場外でイス攻撃をお見舞い。さらに串刺しエルボースマッシュ、ストンピング、エルボーをそれぞれ連打して畳み掛ける。
　永田と石井の打撃合戦を挟み、中西対矢野に。エルボー合戦から、中西がチョップ連打。矢野は後退しながらも顔面かきむしり。そしてブレーンバスターの体勢に入るも、これは中西が投げ返し、エルボードロップで追撃。
　スイッチした棚橋は、フライングボディアタックで控えの2人を蹴散らし、矢野にエルボースマッシュ連打。出てきた真壁を場外に落とし、矢野にサンセットフリップ。だが、ここで真壁がリング下からロープへと走った棚橋の背中にイス攻撃。そのまま場外戦へと雪崩れ込み、G・B・Hが試合の主導権を奪い返す。
　ここから、G・B・Hは反則攻撃のオンパレードで、棚橋をジワジワといたぶり続ける。苦しい棚橋は、突進してきた矢野にバックエルボーをヒットさせ、ダイビングボディアタックを放って、永田のもとへ。
永田は矢野にミドルキック３連打、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーとラッシュ。矢野がエルボー連打で反撃すると、永田はローキック連打から延髄斬り、垂直落下式ブレーンバスター。カバーをカットに来た石井をエルボーで撃退する。
　タッチを受けた中西は矢野にドロップキック、スイッチした真壁にチョップ連打、腕をクロスさせての串刺しチョップ、串刺しラリアット。ここでリング下にいた矢野が脚を引っ張ると、中西は両腕ラリアットで真壁、矢野を蹴散らす。
　棚橋対真壁となり、棚橋はエルボー、太陽ブローの乱れ打ちからフライングフォーアーム、フラッシングエルボー、サンセットフリップ。そしてセカンドロープからのサマーソルトドロップ。対する真壁もスリングブレイドを阻止すると、串刺しラリアット、ジャンピングパワーボムで逆襲。さらにエルボーを連打し、棚橋が顔面への張り手でお返しすると、真壁は急所パンチ。そしてトレイン攻撃から、スイッチした石井が雪崩式ブレーンバスターでフォール。さらに、ラリアットからカバーするも、棚橋はカウント2で凌ぐ。そしてハンマースルーされた反動を利用し、リング下にいた真壁へスライディングキック。
　棚橋は、石井にスリングブレイドを炸裂させると、場外で中西が矢野をアルゼンチンバックブリーカー、さらに永田は真壁を押さえる。その間に、ハイフライフローで急降下し、石井をピンフォールした。

　試合後、真壁が棚橋に猛然と襲い掛かると、永田、中西が救援。真壁を場外に追いやった後、棚橋は永田、中西と握手し、1人リングに残って次のようにマイクアピール。

棚橋「オイ、真壁、テメェ相変わらず邪魔くせぇな！大阪でな、テメェをな、カッコよく潰してやるから、聞いてるかこの野郎！ ……まぁ、いいや、落ち着け俺。そうだ、いつものカッコいい俺、参上。（ここで大「タナハシ」コールが起こる）今の『タナハシ』コールで落ち着きました。改めまして“アメリカから帰ってきた男”棚橋弘至です。目的は２つ。1つは武藤敬司が巻いているIWGPのベルトを取り戻す。もう1つは、徳島のみんなにお会いする事。よしっ、ありがとう。今度、必ずチャンピオンベルトを巻いて、この徳島に戻ってきます。ありがとう、じゃあ、お礼に最後一言言わせてもらいます。徳島の皆さん、愛してまーす!」

COMMENT

中西「棚橋が真壁を潰す前に、俺が真壁と矢野、両方まとめて潰したるよ！見とけよ！」
永田「（12/6名古屋での大谷晋二郎＆田中将斗戦について）この試合は、（2008/1/4東京）ドームのカードの1つの道しるべになると思うので。完璧に返り討ちにして、ドームでは想像もつかない凄い相手と試合をしたいですね。帰ってきて何かカッコをつけている棚橋は、俺的にはあんまり面白くなかったけど、今日みたいに意地を出して、怒りを出して闘う棚橋は、俺は好きだね。いいんじゃないですか、こういうものをもっていれば」
棚橋「余裕だ。俺はいつでもカッコよくて、強くてな。ただ、真壁の野郎が相変わらず邪魔くせぇな……、（怒りの表情で）邪魔くせぇっつってんだろ、この野郎!! （冷静な表情に戻って）まぁいいや、落ち着け。俺は怒鳴ったりしない。俺は絶対に怒鳴ったりしない。(12/7)大阪も一緒だ。軽くあしらってやるよ。真壁、覚悟しておけよ。よしっ、東京ドームまでひとっ走りだ。（12/6名古屋のバーナード戦について）傍から見るとキツそうだな。でも、大丈夫だ。俺はな、棚橋弘至だから（と言ってカメラに向かってウインクし、控え室へ戻った）」

真壁「オイ、オイ、オイ！菅林よぉ！何で棚橋ばっか肩持つんだよ、菅林！いいか、テメェの考えを改めさせてやるよ！東京ドームはよ、この俺がリングに立った方が華やかなんだよ」
※矢野、石井はノーコメント