まずはSHOと同じH.O.TのEVILが単独で入場し、放送席のミラノコレクションA.T.氏からヘッドマイクとイスを強奪。そのまま放送席に陣取る。
続いてSHOが試合コスチュームではなく、Tシャツ姿で入場。そしてマイクを握る。
■SHOのマイクアピール
「秋田のみなさん、本当にすみません。僕も高橋ヒロムとの試合をすごく楽しみにしてたんですが、まさか、本当に来れなくなっちゃうとは。そこで彼から伝言を預かってきました。
『秋田のみなさ、こんばんは、ヒロムちゃんです。じつは名古屋のリオ戦で、本当にケガをしてしまいました。みんなに心配をかけたくなくて黙ってました。それで公式の発表が遅れてしまいました、本当にごめんなさい』
だそうです(場内ブーイング)。本当にけなげですね、黙ってたんだ。ということで、これから公式に発表があります! お願いします!」
SHOは阿部リングアナに手紙を渡し、「読んでください!」と強要する。ついには「読めや、オラ!」と胸ぐらをつかみ、トーチャーツールを手に詰め寄る。
阿部リングアナは渋々と「本日、出場予定でした高橋ヒロム選手は、一昨日のリオ・ラッシュ戦で負傷したため、本日の試合は欠場となります。高橋ヒロム選手の欠場により、本日の公式戦はSHO選手の不戦勝です。高橋ヒロム選手の欠場を深くお詫び申し上げますと共に、みなさまのご理解をよろしくお願いいたします」と読み上げた。
SHOの一方的なヒロム欠場の報告に、場内はブーイング。さらに「ヒロム」コールが巻き起こる。だが、SHOはお構いなしで浅見レフェリーに、無理やり腕を上げさせると、リングを下りてしまう。そしてEVILと共に退場。二人で「2点入れとけよ!」と叫び、EVILがSHOの腕を上げる。
すると、ヒロムの入場テーマが鳴り、テープでグルグル巻き状態のヒロムが花道を疾走。そのままSHOとEVILにショットガンドロップキックをお見舞いする。
そしてレフェリーとセコンドでヒロムのテープを外す。怒りのヒロムは、SHOをリングに上げてストンピングを連発。ここでようやく開始のゴングが打ち鳴らされた…。