第1試合はTMDKのザック・セイバーJr.&バッド・デュード・ティト組が、CMLLのヴィールス&バルバロ・カベルナリオ組と異色対決。
変幻自在のサブミッションを持つザックと、ジャベの達人ヴィールスのテクニック合戦、そして荒々しいファイトのティトとカベルナリオのマッチアップは興味深いところ。
先発はザックとヴィールス。まずはすばやいバックの取り合いから、両者は一旦離れる。
続いて腕の取り合いから、ザックはフライングメイヤー。しかし、ヴィールスは巧みに腕を固めにいく。
するとザックは足を取ってトーホールドへ。だが、ヴィールスはストレッチマフラーで切り返す。
するとザックは切り抜け、リストをつかむ。しかし、ヴィールスは回避し、ザックの足にエルボー。
すかさずザックは十字架固めの体勢に。だが、ヴィールスは脱出し、サーフボードストレッチで捕らえる。
ザックもクロスアームのサーフボードストレッチで対抗。さらにネックツイストを決める。
次はティトとカベルナリオのマッチアップ。カベルナリオはショルダータックルを仕掛けるが、ティトは仁王立ち。
するとカベルナリオは腕立てで気合を入れ、再度ショルダータックルへ。だが、ティトは崩れず、逆にショルダータックルでなぎ倒す。
しかし、カベルナリオもリープフロッグ、さらにカサドーラからのアームホイップで反撃。そしてティトの串刺し攻撃を切り抜け、ドロップキックを連発。
続いてCMLLコンビは連携のドロップキック。そしてヴィールスは場外のティトにスライディングキックを浴びせる。
戦場がリングに戻ると、ヴィールスはティトにブレーンバスターを狙う。だが、逆にティトが投げつけ、エルボードロップを浴びせる。場外ではザックがカベルナリオの膝を痛めつける。
リング上、ティトはヴィールスを逆さ吊りにし、マッスルポーズを決める。すかさずザックがヴィールスにヘッドシザーズを決めてアシスト。
スイッチしたザックはヴィールスをエルボーでなぎ倒し、首4の字で捕らえる。これはヴィールスがロープエスケープ。
続いてティトはセントーン・アトミコをヴィールスにお見舞い。さらに逆水平チョップを浴びせるが、ヴィールスもチョップで反撃。だが、ティトがなぎ倒す。
続いてティトはリストをつかんだショートレンジラリアットを決め、ストンピングを連発。
劣勢のヴィールスだったが、ティトをうまく転倒させると低空ドロップキックをお見舞い。
スイッチしたカベルナリオはティトの顔面に張り手。そしてロープに飛ぶも、ザックが妨害。すかさずティトがフロントキックでカベルナリオをなぎ倒す。
続いてTMDKはトレイン攻撃。しかし、カベルナリオは
切り抜け、ティトに突進。ティトがキックで迎撃すると、カベルナリオはイモムシの動きから、ティトをカニ挟みでロープに固定。
すかさずヴィールスがヒップドロップを浴びせ、続いてカベルナリオがプランチャ・ネアンデルタールを炸裂。しかし、カウントはザックがレフェリーを妨害。
するとカベルナリオは雄叫びを上げ、追撃のプランチャ・ネアンデルタールへ。しかし、ティトはキックで切り抜け、投げっぱなしジャーマンを炸裂。だが、カバーはカウント2。
スイッチしたザックは、カベルナリオにエルボーを連発。カベルナリオは逆さ押さえ込みで切り返そうとする。ザックは回避するも、カベルナリオはハンマーロックからの変形スープレックス。
スイッチしたヴィールスは、すばやい動きでザックを丸め込む。ここから丸め込みの応酬を経て、ザックはヘッドシザーズで捕獲。
だが、ヴィールスはヌメロ・ドスのように切り返す。ザックはロープエスケープ。
そしてザックは串刺し攻撃を狙うも、ヴィールスは回避し、トリッキーな動きから十字架固め。
だが、ザックは回避し、クラーキー・キャットで捕獲。しかし、ヴィールスはスキをついて脱出。
そしてヴィールスはチョップを連発。だが、ザックも相手の左腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。
続いてラリアットの相打ちを繰り返し、三発目でヴィールスが競り勝つ。
次はティトとカベルナリオのマッチアップ。エルボーの応酬から、逆水平チョップ合戦に突入。競り勝ったカベルナリオはロープに走り、カサドーラを狙う。だが、ティトはブルーサンダーで切り返す。
カベルナリオがカウント2ではね返すと、ティトは気合いを入れ、肩に担ぎ上げる。カベルナリオは脱出すると、カベルナリアを決める。すかさずヴィールスがザックを押さえる。ティトはたまらずギブアップ、カベルナリオが勝利を収めた。
試合後、納得のいかないティトはレフェリーに詰め寄る。ここでザックはヴィールスに対し、NJPW WORLD認定TV王座を見せつける。