第2試合は初代STRONG女子王座決定トーナメントの1回戦。4.23スターダム横浜アリーナ大会でIWGP女子王座から陥落した“スーパースター”メルセデス・モネが捲土重来を期して参戦。対するはCMLLから飛来するルチャドーラのステファニー・バッケルだ。
試合が始まるとまずはロックアップで組み合った両者。ここはモネがコーナーにバッケルを押し込んでいく。しかし、バッケルはそのまま前方回転してフォールへ。ここからグラウンドの攻防を展開。そして両者同時にドロップキックを発射して、着地する。
一旦ブレイクから、バッケルは顔面をかきむしってロープに走る。ならばとモネはセカンドロープを使ってのアームドラッグからクロスフェースだ。だが、バッケルも串刺し式のラリアットで反撃。モネも串刺し式ラリアットでやり返してくると、その腕を捕獲してロープでぶら下がり式の腕十字だ。
さらにバッケルはトラースキックから首4の字固めでモネを追い詰めていく。攻め手を休めないバッケルはモネの回転エビ固めを潰してレッグドロップ。そしてコーナーホイップでコーナーに叩きつけ、右足をロープに固定すると左足にドラゴンスクリューだ。
さらに足をクロスしてのエビ固め。これはモネがキックアウト。エプロンに出たモネはエプロンからのキックを食らわせると、バッケルを場外に転落させる。そしてエプロンを走って、ダブルニースタンプだ。
さらにエプロンを踏み台にしてのスイングDDTを場外で食らわせると、リングに戻してフォール。ここはバッケルもキックアウト。ならばとモネはコーナーで両足で首を掴んでコーナーに顔面を叩きつけ、ダブルニースタンプを炸裂させる。
これもバッケルがキックアウトするとバックを奪うモネ。これをコーナーに押し付けて脱出したバッケルはヘッドバットの連打からランニングニーを発射だ。しかし、モネはこれをかわして逆にダブルニーアタックを串刺し式で炸裂させる。
そしてコーナートップからダイビングボディアタックだ。しかし、バッケルは体を回転させて体勢を入れ替えるとクロスフェイス。これをロープを蹴って脱出したモネはエビ固めからクロスフェースに切り返してみせる。
そしてモネメーカーの体勢に。だが、バッケルはこれをDDTに切り返してクロス式のエビ固め。そしてパッケージドライバーの体勢からのバックブリーカーだ。これで決まらないとブレーンバスターを仕掛けたバッケル。だが、モネはこれをスモールパッケージホールドで切り返す。
キックアウトしたバッケルはパンチからすぐさまロープに走ってレッグドロップを発射。しかし、モネはこれを避けると背中合わせにバッケルを抱えてモネメーカーの体勢に。バッケルがこれを踏ん張るとそのままバックしながらコーナーに数度叩きつける。
そしてバックスタナーで一撃食らわせてから、最後は必殺のモネメーカー。これでバッケルにトドメを刺して、3カウントを奪った。モネがトーナメント決勝進出を決めたのだった。