第0-2試合では4.17フィラデルフィア大会でROHピュアルールにおいて、トレイシー・ウィリアムズを撃破して波に乗るアレックス・コグリンが、AEWの実力者であるクリストファー・ダニエルズと対戦する。長年、世界中のリングで活躍してきたベテランのダニエルズ相手に、コグリンはどのような闘いを見せるのか?
ゴングが鳴ると両者中央に出てきて、コグリンから手を差し出して握手を求める。しかし、ダニエルズは中指を立ててこれを拒否。そして、ロックアップから試合はスタートだ。まずはコグリンがコーナーまで押し込んでみせる。
続いて組み合うとダニエルズがヘッドロック。これをコグリンは強引に持ち上げて外してしまう。ならばとダニエルズはショルダータックルを連発。だが、倒れないコグリンは逆にタックルでふっ飛ばしてしまう。
ダニエルズはもう一発タックルを仕掛けるがコグリンは倒れない。背後からパンチで襲い、強引に抱え上げてバックドロップだ。さらにロープ際でラリアットを食らわせて、ダニエルズを場外に転落させてしまう。
続けてプランチャを放ったコグリン。だが、ダニエルズはリングに戻されると、コグリンが戻ってくるタイミングで腕を蹴り上げて形勢逆転。場外で逆水平チョップを炸裂させると、リングに戻ればロープを使ったスタンガン。さらにネックブリーカードロップを炸裂させる。
ダニエルズは逆水平チョップ、ニードロップ、チョーク攻撃と続け、スリーパーホールドだ。コグリンが外すとコンプリートショットで追撃し、コウジクラッチに捕獲する。ここはコグリンはロープエスケープ。
ならばとダニエルズはネックブリーカーから必殺のエンジェルウィングスの体勢に。だが、コグリンはこれをパワーで外し、突っ込んできたダニエルズをキャッチしてフロントスープレックスだ。
そしてダニエルズを抱えてコーナーに叩きつけてからショルダータックルを連発。さらにコーナーホイップから串刺し式ラリアット。続けてデッドリフト・ガットレンチだ。これを2発連続で放ったコグリン。ダニエルズをファイヤーマンズキャリーで抱え上げる。
だが、ダニエルズはこれを脱出すると飛びついてフロントネックロック。ならばとコグリンはこれを強引にブレーンバスターに切り返してみせる。そしてバックを奪うコグリン。これを逃れたダニエルズはカニバサミでロープに叩きつけてエンジェルウィングスだ。
しかし、コグリンはこれをキックアウト。突っ込んできたダニエルズを捕まえて投げっぱなしジャーマンを炸裂させる。そして気合いを入れるとダニエルズをブレーンバスターの体勢で持ち上げるとジャックハマー。強かにダニエルズをマットに叩きつけ、3カウントを奪ったのだった。