BEST OF THE SUPER Jr.30

日時
2023年5月28日(日)   17:00開場 18:30開始
会場
東京・大田区総合体育館
放送
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観衆
3,132人

第8試合 時間無制限1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 30』優勝決定戦

※ワトが「SUPER Jr.」初優勝
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 メイン(第8試合)の『BOSJ』優勝決定戦は、マスター・ワトvsティタン。
 ワトはBブロックを2位で通過し、準決勝ではマイク・ベイリーを撃破。対するティタンはAブロックを2位で勝ち抜くと、エル・デスペラードとの準決勝に激勝。
 そして迎えた最終決戦。どちらが勝利しても、念願の『BOSJ』初優勝。通算30回目の記念大会を制し、新日本ジュニアに新時代をもたらすのは果たして?

 ティタンはメキシコの国旗を手に入場し、リングサイドを一周してからリングイン。ヒロムたちL・I・Jのメンバーがそのセコンドにつく。ワトには天山がセコンドとして帯同。放送席ではデスペラードがこの試合を見つめる。
 ゴング前から場内は両者へのコールが降り注ぐ。ティタンはL・I・Jのメンバーとグータッチをかわす。

 開始のゴング、両者はにらみあい、ゆっくりと動きだす。ロックアップからワトはバックに回る。ティタンが対抗すると、ワトはフライングメイヤーからグラウンドに持ち込む。
 ワトは腕ひしぎ逆十字を狙うが、ティタンは押さえ込みで返す。続いてティタンはフライングメイヤー。しかし、ワトはヘッドシザーズで捕獲。するとティタンはブリッジワークで切り抜けて足を取りにいくが、ワトは回避。ここで両者は一旦離れる。
 続いてワトは腕を取って、そこ目掛けてエルボー。そして両者はアームホイップの応酬、さらにドロップキックの相打ちを繰り広げ、にらみあう。
 今度は手四つと見せかけ、ティタンがソバット。さらにワトの串刺し攻撃を切り抜け、ヘッドスプリングの連発で距離を取ると、ワトにフィンガーロックを決める。
 そしてティタンはトップロープに飛び乗ってアームホイップを仕掛けるも、ワトは着地。続くロープワークの攻防は、ワトがティヘラでティタンを場外に追いやる。
 ここでワトはノータッチ式トペ・コンヒーロを狙いロープへ。ティタンが身をかかめるとワトはロープで立ち止まり、機転を利かせてプランチャを食らわす。
 ワトはティタンの後頭部にエルボーを落とし、リングに戻す。続いてワトはスリーパーで捕らえるも、ティタンはロープエスケープ。
 するとワトはストンピングを連発。そしてカバーするが、ティタンはロープをつかむ。
 ワトはティタンにキックを連発。続いてロープに走るが、ティタンは膝に低空ドロップキック。そこから足狙いのジャベを決めるも、ワトはロープに逃れる。
 するとティタンは再び足を捕らえて締め上げる。これもワトはロープに逃れるが苦悶の表情。
 続いてティタンはワトの膝を蹴りつけ、ハンマースルーを狙う。ワトはこらえるも、ティタンはソバット。
 ワトはドロップキックで反撃を狙うが、この動きを読んだティタンは膝に低空ドロップキックをヒット。
 さらにティタンは串刺し攻撃を狙うが、ワトはキックで切り抜けフェイスクラッシャー。するとティタンはこれをヘッドスプリングで切り抜け、低空ドロップキックでワトを場外に追放。
 ここでティタンはトペ・スイシーダを狙うが、ワトはキックで迎撃。そしてワトはリングに戻ってノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。ここでL・I・Jの面々がティタンに檄を飛ばす。
 ワトは気合いを入れ、ティタンをリングに戻すと、スワンダイブ式エルボーアッパーをヒット。しかし、カバーはティタンがカウント2ではね返す。
 するとワトはベンダバールで捕獲。しかし、ティタンは足をロープにかけてエスケープ。
 ならばとワトはレシエンテメンテを狙うも、ティタンはロープをつかむ。ティタンはエプロンに出ると、ロープ際のワトにジャンピングキック。
 さらにボディシザーズからワトをうまく場外に追いやり、トップロープからのラ・ケブラーダを炸裂。
さらにティタンは先にリングに戻ると、追撃のトペ・コンヒーロをお見舞い。
 ティタンはワトをカウント17でリングに投げ入れてカバー。ワトがカウント2で返すと、ティタンは気合いを入れ、ワトを引きずり起こそうとする。しかし、ワトはダメージで立ち上がれない。
 ティタンは力づくでワトを肩に担ぎ上げるも、ワトは切り抜けてハイキック。するとティタンは打撃のコンビネーション。
 しかし、ワトはソバットからラリアット。だが、ティタンはマトリックスディフェンスからゼロ戦キック
。そしてラリアットを繰り出すが、かわしたワトはその場飛びのネックブリーカー。
 すると、ティタンはすぐにネックアップで跳ね起き、オーバーヘッドキックを炸裂。ここで両者はエルボー合戦に突入。
 ティタンは打撃のコンビネーションからロープへ。しかしワトはバックエルボー。だが、ティタンはトルネードDDTへ。
 切り抜けたワトは十字架固めの体勢からレシエンテメンテを炸裂。しかし、カバーはカウント2。すかさずワトはベンダバールで捕らえる。ティタンは必死に足をロープにかけてエスケープ。
 ならばとワトは通天閣ジャーマンの体勢に。だが、ティタンは回避し、ワトをロープに突き飛ばすと今度こそトルネードDDTを炸裂。
 さらにティタンは串刺しラリアットを浴びせ、ワトの背中にスワンダイブのフットスタンプを発射。そしてカバーするが、ワトは何とかカウント2ではね返す。
 すかさずティタンは足をジャベで捕獲。そしてジャベ・インモルタルにつなごうとするが、ワトは必死にロープエスケープ。
 ならばとティタンはワトを引きずり起こし、カナディアンバックブリーカーで旋回。しかし、ワトは切り抜けてオコーナーブリッジの体勢から、通天閣ジャーマンを炸裂。しかし、ティタンも何とかカウント2でキックアウト。
 するとワトはレシエンテメンテの体勢に入るが、切り抜けたティタンはティタニカを決める。だが、ワトはカウント2で必死に逃れる。
 しかし、ティタンはキックの波状攻撃でダウンを奪い、コーナー最上段からダイビングフットスタンプを突き刺す。だが、これもカバーはワトがカウント2で執念のキックアウト。
 ティタンは気合いを入れ、ジャベ・インモルタルを狙う。ワトが丸め込みで切り返すと、ティタンはカウント2でキックアウト。
 そしてティタンはトラースキックを突き刺すが、ワトはひるまず旋風脚を炸裂。続いてワトは気合の雄叫びから、通天閣ジャーマンを食らわす。そして、そのままクラッチを離さず、レシエンテメンテⅡを炸裂し、ついに3カウントを奪取。ワトが悲願の初優勝を成し遂げた。

COMMENT


KUSHIDA「(※缶ビールを手に持ち、天山に向かって)天山さん、ビールかけを」
天山「あぁ! (※缶ビールを手に持って)ワトちゃん、おめでとう! 最高や! やっときたね、これ」
ナイト「(※日本語で)ハ~イ、オメデトウ! コングラッチュレーション!」
KUSHIDA「コングラッチュレーション! おめでとう!(※と言って、みんなでワトにビールをかける)」

ナイト「(※日本語で)オメデトウ!」
天山「最高やね。OK! (※ビールを浴びたワトに向かって)どうや、いい味してるか? やっと来たな、ホンマ。2020年から数えてちょうど2年、3年ぐらいでやっとここまで来たな。おめでとう、ホンマおめでとう!」
ワト「ありがとうございます」


天山「最高や。最後までやって、ホンマにいい試合やったよ。勝ってくれて、ホンマ最高やった。泣きそうになった。最高! あとはもう自分の思ってること全部吐き出して。おめでとうな! はい、ガッチリね! チャンピオン! 最高!(※と言って先に引き上げる)」

ワト「(※天山がいなくなると祝勝席に座って)ここまでやっと…やっとここまで来れました。初めて新日本プロレスを会場で見た大会が、この『BEST OF THE SUPER Jr.』でした。いつかこのリングに立って闘いたい、そう思い続けてやってきました。そして、高橋ヒロムという男に出会い、ジュニアでやると決め、そして闘った。この『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝し、高橋ヒロム、アンタが持つIWGPジュニアヘビー級王座に、俺の地元で堂々と挑戦したいと思います。

少しはこの喜びに俺自身、シングルでタイトルを獲ったのは新日本プロレスでは初めてだから、少し余韻に浸りたいところだけど、新日本プロレスはそうはいかないのは分かっていた。大阪城、もう一つの俺の目標、必ず叶えてみせます。まだグランドマスターへの道は、まだまだまだまだ続きます。IWGP、そしてこの『BEST OF THE SUPER Jr.』、俺は満足していない。これから先、もっともっと欲を出して、新日ジュニアを面白く最高の舞台に持っていきたいと思います。今日はありがとうございました」


  
 

 
ティタン「(L・I・Jの仲間へ)グラシアス、グラシアス! 神のご加護に感謝します。いつも見守ってくれる神に感謝します。決勝にたどり着けるとは思わなかった……。一つ一つの積み重ねが、この結果をもたらした。疲れも、痛みも全て忘れて『BEST OF THE SUPER Jr.』 の舞台で闘っていたよ。

今夜は全てを出し尽くした。悲しみなど感じていない。それどころか、ニュージャパンには感謝しかないよ。ファンの応援にも感謝だよ。そして、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの仲間のサポートにも感謝するよ。この感謝の気持ちを胸に、メヒコに戻るよ。メヒコ、ありがとう。この国旗には勇気づけられたよ。そして、両親、妻、息子、家族のみんな、そして兄弟よ。本当にありがとう!


 この“勝利”は、皆に捧げるよ。グアダラハラの家族と兄弟、メヒコのルチャファン、そしてCMLLへ。俺は、“勝利”と呼びたい。なぜなら、これ以上ない経験を積み、決勝に進んだ。ファンの心も掴んだ。勝者と呼ばせてもらってもいいよな…。ニュージャパン、L・I・Jには、改めて感謝するよ。ワト、グラシアス。オマエから、たくさんのことを学べたよ。まだまだ俺は、学ぶことだらけだよ。神の導きは、より良き私たちの未来へ。これからも、CMLLでの闘いが続くぞ。(※立ち上がって)メヒコに戻ったら、また全てを捧げよう。“エル・インモルタル”ティタンは今夜も降臨したぞ!」

  

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