第3試合はAブロック公式戦、TJP（2勝2敗）vsSHO（1勝3敗）。TJPとしては持ち前の技術でSHOのダーティーファイトを封じ込めたいところだが……？

　TJPが入場すると、リングサイドにはなぜかUNITED EMPIREのTシャツに身を包み、UNITED EMPIREのタオルを肩にかけたEVILの姿。セコンドを買って出て、TJPを心理的に揺さぶっていく。

　開始のゴング、場内は「TJP」コールが発生。TJPがEVILを気を取られると、SHOが背後から襲いかかる。さらに顔面かきむしりをお見舞い。
　続いて串刺し攻撃を狙うも、TJPはコーナー最上段で三点倒立。そして近づいてきたSHOにヘッドシザーズホイップ。さらにカニ挟みから鎌固めへ。これはSHOがロープエスケープ。
　続くロープワークの攻防で、TJPがロープにはりつくと、すかさずEVILが妨害。そして、SHOがTJPを場外に落とすと、EVILはタオルでチョーク攻撃。場内は「帰れ」コールが発生。
　そしてEVILがTJPをリングに戻すと、SHOは腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。さらに顔面にトラースキックを浴びせてカバーするが、TJPはカウント2でキックアウト。
　ならばとSHOはTJPの後頭部を踏みつける拷問攻撃。さらにTJPは顔面かきむしりを見舞ってからエルボー。そして相手のお株を奪う顔面かきむしりを敢行。
　だが、TJPはカウンターのフランケンシュタイナーで反撃。さらにマンハッタン・ドロップ、フライングエルボーとたたみかける。
　続いてTJPは串刺しエルボーを突き刺し、顔面かきむしりをお返し。だが、EVILが場外から足を引っ張って妨害。するとTJPはEVILにキック。
　さらにTJPはコーナー最上段に上るが、SHOが食い止め、雪崩式ブレーンバスターを炸裂。しかし、カバーはカウント2。
　するとSHOはクロスアーム・パイルドライバーで突き刺してカバー。これもTJPはカウント2ではね返す。
　ならばとSHOは猟奇的な笑みを見せ、TJPを引きずり起こそうとする。だが、TJPは立ち上がれない。
　SHOは無理やり引きずり起こし、ショックアローの体勢に。切り抜けたTJPはローリングエルボーをヒット。そしてファイナルカットからカバーするが、これはカウント2。
　するとTJPは肩に担ぎ上げるが、SHOは指をひねって回避。TJPが解除しようとすると、SHOはレフェリーを巻き込む。
　ここでSHOはトーチャーツールを手にするが、なんとTJPの手にもトーチャーツール。すると、SHOは驚きながらも、機転を利かせやられたフリをする。
　これを見たTJPはSHOのトーチャーツールも手にする。ここでレフェリーが気づくと、SHOがTJPに背後から横入り式エビ固め。
　TJPは返すと、さらにSHOの突進をかわす。ここでEVILがレフェリーの注意を引きつけ、SHOはローブローへ。だが、TJPは回避し、EVILを踏み台にトルネードDDTを炸裂。そして、マンバスプラッシュを炸裂し、SHOから3カウントを奪取した。

　
TJP「アァ！ 指が！ ちょっと厳しい試合だったかもな。今晩は……普段はヨシノヤ（吉野家）とかに行くんだが、箸を握るのが難しいかもしれない。チョット難しい。だが構わない。なぜなら、（※お腹を触り満足しているジェスチャーをしながら日本語で）イッパーイ！ 食事の話ではなく、ポイントを得られた。決勝に一歩近づいた」
　

　
TJP「パブリック・エネミーが帰ってきたぞ。俺の言う通り、Catch2/2同士の決勝になる。俺は本気だ。これからアキラの試合を見る。彼もポイントを稼ぐだろう。俺たちは最後まで頑張って、決勝で会うんだ。そして共に勝つ。それが帝国の流儀だ」
　

　
TJP「とにかく今晩は1勝した。栄冠のために（※と言ってCROWNS UPポーズ）」
　
　
※SHOはノーコメント