第1試合はAブロック公式戦、田口隆祐(0勝4敗)vs高橋ヒロム(2勝2敗)。これまでの対決でも、場内釘付けのコミカルかつシリアスな戦いを見せてきた両者。
今回の『BOSJ』で田口はおちゃらけ返上、正攻法で戦ってきたが、悪夢の開幕4連敗。なんとか初日を出して故郷に錦を飾りたいところだが、IWGPジュニアヘビー級王者ヒロムの牙城をどう切り崩すのか?
ヒロムはIWGPジュニアヘビーのベルト、そして「BOSJ30攻略本」を手に入場。田口のページには、「もう痔にしてやる」と記載されている。その攻略本を、ヒロムは放送席の棚橋弘至に預ける。
開始のゴングと同時に、場内は大きな「田口」コールに包まれる。まずはリストの取り合いから、ヒロムがヘッドロック。しかし、田口はヘッドロックで切り返す。
続くロープワークの攻防では、田口がショルダータックルでなぎ倒す。さらにヒロムの動きを読んで低空ドロップキック。
すると、ヒロムは丸め込みを連発。しかし、田口も切り返して見せる。ヒロムの前方回転エビ固めには、低空ドロップキックで対抗。
ヒロムが場外に落ちると、なんと田口はノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。そして田口はヒロムをリングに戻し、スワンダイブのミサイルヒップをヒット。
ヒロムはヒロムちゃんボンバーを繰り出すも、かわした田口は低空ドロップキックをお見舞い。続いてオーマイアンドガーアンクルで捕らえるが、ヒロムはロープに逃れようとする。
すると田口はブルーサンダーを炸裂。そしてコーナー最上段から円盤中毒を食らわせるが、ヒロムはカウント2ではね返す。
すかさず田口はオーマイアンドガーアンクルへ。そしてどどんを狙うが、ヒロムがこらえる。すると田口はタイガースープレックス。さらにタイムボンバーを繰り出すも、ヒロムはかわす。
しかし、田口はドロップキックを突き刺し、どどんの体勢に。ヒロムがこらえると、田口は延髄斬り。そして今度こそタイムボンバーを浴びせカバーするが、ヒロムはカウント2ではね返す。
ならばと田口はどどんを狙うも、ヒロムは切り抜けると肩に担ぐ。田口は十字架固めで返すも、切り抜けたヒロムは名もなきヒロムロールへ。これを田口は返すことができず、ヒロムが逆転勝利を収めた。