セミ(第9試合)はAブロック公式戦、高橋ヒロム(0勝1敗)vs DOUKI(1勝0敗)。同時期にメキシコで活動し、互いに相手に対して特別な思いを持つ両者。DOUKIとしてはIWGPジュニアヘビー級王者のヒロムから、念願の初勝利を上げたいところだが果たして……?
ヒロムはIWGPジュニアヘビー、そして「BOSJ30攻略本」を手に入場。DOUKIのページには、「技のAmazon」と記載されている。
入場するヒロムがエプロンに座ると、DOUKIは背中に低空ドロップキックをお見舞い。ゴング前に奇襲攻撃を仕掛ける。だが、ヒロムも肩に担ぎ上げて応戦。
これを切り抜けたDOUKIは早くもスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、ヒロムは回避。しかし、DOUKIはウラカン・ホイップでヒロムを場外に排除。
続いてDOUKIはエプロンを利用した倒立式DDTで、ヒロムを場外マットに突き刺す。DOUKIは追撃のDDTをヒロムに見舞い、リングへ。
ダメージの大きいヒロムがカウント11でリングに戻ると、DOUKIはネックブリーカードロップ。さらにチンロックで痛めつける。ヒロムはロープを足にかけるが、DOUKIはなかなか解除しない。
ヒロムはチョップで反撃するが、DOUKIは顔面かきむしり。さらにブレーンバスターで持ち上げるが、ヒロムは回避。続くロープワークの攻防で、ヒロムはハサミワザをお見舞い。
そしてヒロムは串刺しのヒロムちゃんボンバーから、DOUKIの顔面に低空ドロップキックを炸裂。さらに肩に担ぎ上げるが、DOUKIは回避。
ヒロムは再度ヒロムちゃんボンバーを狙うも、DOUKIは切り抜ける。だが、ヒロムは技の読み合いからファルコンアローを炸裂。
ヒロムは「いくぞ、オラ!」と気合いを入れ、またも肩に担ぐ。DOUKIは回避し、バックに回ったヒロムに延髄斬りを見舞うと、サハラウィ・スープレックスを炸裂。
ヒロムがカウント2ではね返すと、DOUKIは串刺し攻撃へ。ヒロムは切り抜けるも、DOUKIは土遁の術の体勢に。
ヒロムは回避し、ポップアップ式のシットダウン・パワーボムを狙うが、DOUKIはイタリアンストレッチNo.32で切り返す。ヒロムは足をロープにかけてエスケープ。だが、DOUKIは反則カウントまで締めつける。
そしてDOUKIはデイブレイクで飛びつくが、ヒロムは空中で受け止めると、ターンバックル・デスバレーボムを炸裂。続いて肩に担ぐが、DOUKIは切り抜ける。
それでもヒロムは力尽くで担ぎ上げ、ダイナマイト・プランジャーを食らわす。カバーをDOUKIがカウント2ではね返すと、ヒロムは雄叫びを上げ、TIME BOMBへ。
これをDOUKIは丸め込みで切り返し、ヒロムがカウント2ではね返した瞬間にイタリアンストレッチNo.32で捕獲。
ヒロムは脱出してジャックナイフ式エビ固め。だが、DOUKIは切り返すと、一気に土遁の術を炸裂。そして執拗にイタリアンストレッチNo.32に持ち込む。ヒロムは必死にロープに足をかけてエスケープ。
ならばとDOUKIは、今度こそデイブレイクを炸裂。しかし、カバーはカウント3寸前でヒロムがキックアウト。
するとDOUKIは気合いを入れ、とどめのスープレックス・デ・ラ・ルナへ。これをヒロムはカサドーラの体勢からのコンプリートショットで切り返す。
続いて両者はキックの読み合いから、DOUKIが地獄突き。そしてラリアットの相打ちとなり、DOUKIが打ち勝つ。
DOUKIは追撃のラリアットからカバーするが、ヒロムは何とかカウント2ではね返す。
ならばとDOUKIは摩利支天で叩きつけて押さえ込むも、これもカウントは2。するとDOUKIは気合いの雄叫びから、再度スープレックス・デ・ラ・ルナへ。
だが、ヒロムは回避し、DOUKIを力任せに担ぎ上げると、一気にTIME BOMBを炸裂。DOUKIはカバーを返すことができず、ヒロムが熱戦を制した。