Circuit2008 NEW JAPAN ALIVE
- 日時
- 2008年11月23日(日) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 三重・三重県営サンアリーナ・サブアリーナ
- 観衆
- 870
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第6試合 30分1本勝負
HIGH FLYING STAR come back to ISE!レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
ゴング前、真壁は「テメェが出てこい、この野郎!」と、棚橋に敵意むき出し。この挑発に応え、先発を買って出た棚橋は、真壁にアームドラッグ2連発。すると、真壁はナックルで応戦。だが、棚橋は、ショルダータックル、エルボードロップですぐに対抗する。
真壁は、自軍コーナーへ棚橋を追い込んで攻防を展開。その際に、アンダーソンに背中を叩かれて試合権利が無くなるが、棚橋との攻防でヒートアップしていた 真壁はその事に気がつかない。タイガー服部レフェリーに下がるよう注意されると、「替わってねぇ!」と怒るが、アンダーソンに諭されて仕方なくエプロン へ。
中盤戦に入ると、G・B・Hが永田をターゲットに絞る。代わる代わる攻められ、劣勢を強いられた永田だったが、観客の「永田」コールに後押しされて奮起。串刺しボディアタックを回避し、エクスプロイダーでバーナードの巨体を投げ飛ばす。
永田からタッチを受けた中西は、バーナードにスピアー。さらに、逆水平チョップ連打、串刺しラリアット、アルゼンチンバックブリーカーとラッシュ。援護に入ったアンダーソンにはラリアットを浴びせるが、その隙を突かれてバーナードから二段蹴りを食らってしまう。
終盤戦に入ると、再び棚橋と真壁の攻防に。棚橋は、エプロンに控えるバーナード、アンダーソンへジャンピングボディアタック。これで2人を場外へ転落させると、真壁にはフライングフォーアーム、フラッシングエルボー、サンセットフリップ、ジャンピングボディプレス。
勢いづく棚橋だったが、ロープへ走った際にアンダーソンに背中を蹴られ、動きがストップ。真壁からラリアット3連発を食らい、パワーボムでマットへ叩きつけられてしまう。
その直後、真壁と替わって入ったアンダーソンは、真壁の串刺しラリアット、バーナードの串刺しボディアタックから、スピニングスパインバスターで棚橋に3カウントを迫る。
フィニッシュを狙ったアンダーソンは、マシンガンアピールからロープの反動を利用し、棚橋へ向かってダッシュ。すると、棚橋は、カウンターのスリングブレ イドでこれを迎撃。素早くトップロープへ乗ると、90度旋回してのハイフライフローでダイブし、アンダーソンを仕留めた。
試合後、真壁は棚橋に襲い掛かる。だが、止めに入った永田と中西にリングから追い出されてしまう。
怒りを抑えきれない真壁が、退場口から棚橋を睨みつける。すると、棚橋は「待て待て、真壁。慌てんじゃねぇよ。(12月7日)大阪のシングルマッチでな、 ケリをつけてやる。そして、お前にな、“俺のかっこよさ”を教えてやるよ!」と、余裕のマイクアピールで“口撃”した。
さらに棚橋は、「アメリ カから帰ってきた男、棚橋弘至です。俺がアメリカから帰ってきた目的は2つ。1つは、武藤敬司からIWGPのベルトを取り戻す事。そして、さらにモテる 事。いや〜、俺、最高。ここで棚橋コールが聞きてぇな。(観客から『棚橋』コールが起こると)ありがとう。最後に一言、お礼を言わせてほしい。伊勢の皆さ ん、愛してま〜す!」と、愛を叫んでメインイベントを締めくくった。
COMMENT
棚 橋「よわっちったなぁ。モテすぎだなぁ、『キャー!』って言われちゃったよ。どうだ? ムカつくくらい、いい男だろ? 言っとくけどな、昨日の俺の1000倍カッコいいからな。どうなんだ。なんか、このシリーズ、名前付いてるよな。なんかあるな。……違うな、このシリーズ は“愛してますシリーズ2008”だな。もう迷いはねぇよ。ファンの人も吹っ切れてくれよ、なっ。大丈夫だ、俺がいるから全て天命だ。よしっ!」
※永田はノーコメント
真壁「何がカッコよさだ、ふざけんじゃねぇぞ!! カッコよさってのはよぉ、滲み出る、(両手を広げながら)こういうモンなんだよ!」
※バーナード、アンダーソンはノーコメント