試合後、L・I・Jは勝ち名乗りを受ける。そしてヒロムは笑みを浮かべ、場外のSANADAにベルトを見せつける。するとSANADAはエプロンに上がり、やや悔しげな表情を見せてから場外に下りる。ここでヒロムがマイクを握る。
■ヒロムのマイクアピール
「SANADAさん! SANADAさん、そのベルト、一番強いヤツが巻くベルトだって。だから、ヘビー級だとか、ジュニアとか関係ないから、ジュニア、ジュニア、ジュニア言わないでくださいって、そう言いましたよね?
関係ねえじゃ、困るんだよ!(場内拍手&歓声)。階級が違う俺が、夢とロマンを求めて、そのベルトに挑んでんだよ!(場内拍手&歓声)。
ジュニア、ヘビー、関係ないなんて言わないでくださいよ。IWGP世界ヘビー級王者のSANADAさんと、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが! 戦うんだ。
ガッツリと、もっと、ちゃんと、俺のこと、受け止めてくださいよ。その上で! 勝つのは! ジュニアの! この俺だ!(場内拍手&歓声。SANADAも拍手を送る)。
みんな、あと少しだ! あと少し! あと少しだけ、大『ヒロム』コールを、お願いいたします!(場内拍手&歓声&ヒロムコール)。俺は必ず! 自分の夢、ジュニアファンの夢を、必ず叶える!
その日まで、そう、5月3日、福岡まで! もっと!(以下、観客も『もっと!』と呼応)、もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! みんなで~!! 楽しもうぜ~!!!!(場内拍手&歓声)」
そしてL・I・Jは勝利のグータッチをかわし、リングをあとにした。