Circuit2008 NEW JAPAN ALIVE
- 日時
- 2008年11月22日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 神奈川・秩父宮記念体育館
- 観衆
- 1300
-
第3試合 20分1本勝負
レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
田口は、ロウ・キー、背後から迫ってきた邪道をまとめてドロップキックで場外へ転落させ、トペフェイントから後転して立ち上がって腰をくねらせる。この得意のアピールでJr.王者を挑発した。
続いて、12月7日大阪でのJr.タッグ戦で激突する裕次郎と邪道の攻防になると、邪道は得意の逆水平チョップ連打。さらに、場外戦に持ち込むと、ここでも逆水平チョップ。これで裕次郎をペースダウンさせ、試合を優位に進める。
ロウ・キー、邪道の攻撃にフラフラ状態の裕次郎だったが、邪道のラリアットをロウ・キーに誤射させる。さらに、邪道をラリアットでなぎ倒し、田口とタッチする。
田口は、ロウ・キー、邪道へミサイルキック。続けて、回転エビ固めを切り返し、邪道の顔面へドロップキック。さらに、タイダルウェイブをスライディングして回避すると、得意の前落としをロウ・キーに炸裂させる。
替わって入った裕次郎は、ロウ・キーにパワースラム、アバランシュホールド。ところが、裕次郎の串刺し攻撃がロウ・キーに避けられ、田口に誤爆してしまう。
ロウ・キーは、相手チームのペースが乱れた隙を突き、邪道のバックドロップから裕次郎目掛けてダイビングフットスタンプ。それでも裕次郎は、スモールパッ ケージホールド、変型サイドバスターでロウ・キーに応戦。その直後、必殺のインカレスラムの構えへ入るが、ロウ・キーは脱出。タイダルクラッシュからキー クラッシャー’99で一気に裕次郎を沈め、勝利を収めた。
試合後、ロウ・キーは、田口にJr.のベルトを見せつける。そして、邪道は、裕次郎の持参したJr.タッグのベルトを手にし、場外で倒れる裕次郎に見せつけ、マットへ叩きつけると、ロウ・キーと共に余裕の表情で退場していった。
COMMENT
邪 道「オイ、G・B・Hは真壁、矢野の(IWGP)タッグタイトルマッチ(12/6名古屋)、ロウ・キーのJr.のシングル(12/7大阪)。次に、俺ら邪 道外道が(IWGP)Jr.タッグのベルトをG・B・Hに持ってくるからよぉ(12/7大阪)。これは決定事項だ。ちゃんと書いとけよ、オラッ!」
ロウ・キー「フフッ、ウィーアーG・B・H」
裕次郎「……田口さんに聞いて(と言って先に控え室へ)」
田 口「調印式のロウ・キーの怒りが試合でマイナスに働けば良かったんだけど。今日試合した感じでは怒りが上手くいい方向になったんでね。思っていた展開と違 う展開になった。ちょっとそこは予想外、想定外だったんですけど。ロウ・キーの動きに対して、自分なりに考えた返しが何個か上手くいったんで、タイトル マッチに向けて動き出しは順調ですよ。自分だけじゃなく、向こうもいい滑り出しになったんじゃないかな。お互い引かずに、この試合はプラスになったと思う んで、タイトルマッチは素晴らしい試合をした上で、ロウ・キーと素晴らしい試合をした事は世界中に伝わりますし、世界で通用するレスラーになりたいです。 その上でベルトを獲りたい。今日で満6年で、6年前にデビューして7年目のスタートにまずベルトを獲って、この1年を実りのある1年にしたいです。(『ロ ウ・キーの警戒する部分は?』)蹴りとか打撃が鋭いのは分かるんですけど、軽いのかなって思ってたんですけど、体重を乗せたキックが重かった。まだまだ蹴 りを使う選手っていうのは苦手なんでね。見た目以上のパワーを持ってるんで、食らってもいかにダメージを減らすか。受け流すかって所ですね。特に新しい事 をするつもりはないんで、怪我なく頑張ります」