Circuit2008 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜

日時: 2008年11月5日(水) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1900

第4試合時間無制限1本勝負
G1 TAG LEAGUE 決勝トーナメント準決勝第2試合

（Bブロック1位）
（Aブロック2位）

真壁刀義
中邑真輔

境界線

11分49秒　合体キングコングニードロップ→片エビ固め

※真壁組が決勝戦に進出

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

ゴングと同時に真壁、矢野がエルボーで襲い掛かると、中邑、後藤もエルボーで対抗。矢野に合体バックエルボーから、エルボードロップを2人同時に落とす。そして中邑がゼロ戦キック。矢野が場外に逃げると、中邑はプランチャ。かわした矢野は中邑を鉄柵に叩きつけ、真壁がラリアット、矢野がイスをフルスイング。
　場外でダメージを負った中邑に、真壁がボディブロー連打、金具むき出しの対角コーナーに叩きつける。さらに矢野がブレーンバスター、逆片エビ固め。エルボーで反撃を試みる中邑に真壁は顔面かきむしり、チョーク気味のスリーパーホールド。矢野が紐を使ってのチョーク攻撃、顔面をかきむしる。
　捕まる時間が続いた中邑だったが、真壁の突進をパワースラムで切り返して後藤のもとへ。後藤はエルボーで2人を攻撃し、真壁のラリアットを矢野に誤爆させると、真壁に串刺しラリアット、矢野にも串刺しラリアット。そして、真壁に串刺しラリアットからダイビングエルボードロップ。さらにバックドロップ2連発と畳み掛ける。真壁がカウンターのラリアットを見舞うと、この後ラリアットの相打ちが2度続き、後藤が追いかけてのラリアットで打ち勝った。
　中邑対矢野となり、中邑はミドルキック連打、ラリアット2連発。さらに延髄斬りからジャーマンスープレックスホールド。カウント2で返した矢野は、ロープへ走ろうとする中邑の後ろ髪を掴んで引き倒す。さらに中邑のスリーパーホールドを背負い投げで振りほどくと、中邑は飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。矢野が体勢を起こして上からフォールすると、中邑はキックアウトし、再度腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。
　すると、G・B・Hがリングに飛び込み、後藤も呼応。バーナードも登場し、後藤を挑発。後藤がプランチャを放つと、受け止めたバーナードはバーナードボムで後藤をエプロンに叩きつける。
　リング上では、中邑に真壁、矢野が合体フラップジャック、ネックブリーカードロップとバックドロップの合体攻撃。中邑はトレイン攻撃をかわして、真壁にリバースパワースラム、矢野にランドスライド。だが、空中で回避した矢野は中邑を背中から押して目の前にいたタイガー服部レフェリーと衝突させる。そして、中邑にジャーマンスープレックスホイップ。この隙に真壁が中邑にチェーンラリアット。最後は矢野がカナディアンバックブリーカーに捕えたところに、真壁がトップロープからのキングコングニードロップで急降下。合体キングコングニードロップで中邑からピンフォールを奪い、Bブロック1位のIWGPタッグチャンピオンであるMVPが決勝戦へと進出した。

COMMENT

真壁「オイ！何だ、この野郎！（中邑＆後藤は）2試合目だ？俺達はチャンピオンチームだ、この野郎！ 2試合目で勝てると思ってんのか、この野郎！」
矢野「俺らがチャンピオンなんだ、バカ野郎！」
真壁「ふざけた事をぬかしてんじゃねぇぞ！顔じゃねぇんだよ！」
矢野「それ以外何もねぇぞ！俺らがチャンピオンだ！分かったか、お前ら！よく見とけバカタレ！」
真壁「次、誰だよ、オイ。テンコジ？誰だよ、それ。オイ、どこの馬の骨だ！血まみれだ。いいか、俺達は現役の(IWGPタッグ)チャンピオンなんだよ、バカ野郎！テメェらは昔のな、骨董品なんだよ」

中邑「後藤はどこだ、後藤はどこだ……クソッ。IWGP（ヘビー級王座挑戦）の手段が1つ消えただけ。他にも手段はある。こんなところでチンタラやっている暇は無い。すぐにでもIWGPに挑戦して俺が取り返さないと。真壁、矢野？権利があるだろ？やろうじゃないの。明日にでもやってやるよ」
※後藤は岡田の肩を借り、控え室へ直行