Circuit2008 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜
- 日時
- 2008年10月25日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 広島・広島グリーンアリーナ
- 観衆
- 2300
-
第6試合 30分1本勝負
G1 TAG LEAGUE Bブロック公式戦-
平澤 光秀
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中西 学
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永田 裕志
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吉江豊
- (1分け3敗=1点)
- (1勝1敗1分け=3点)
レフェリー|レッドシューズ海野 -
MATCH REPORT
続いて、吉江とのマッチアップになった平澤。ギロチンドロップやボディアタックなど、吉江の圧力に押されて苦戦が続く。パートナーの永田からは「行け!」 とゲキを飛ばされ、敵の中西からは「何しに来たんじゃ!」「立てコラ!」などと、何度も罵声を浴びせられたが、なんとか吉江を自軍コーナーへ押し込み、永 田に繋ぐ。
中盤戦に入ると、平澤は再び中西と対峙。張り手連打、フロントキックで中西を倒して見せるが、逆水平チョップ一発ですぐに逆襲される。そして、替わって入った吉江からはボディアタック、裏拳、ランニングボディアタックでプレスされてしまう。
不甲斐ない平澤を見かねた永田は、ミドルキックで吉江を蹴り飛ばして平澤を救出。そして、平澤を自軍コーナーへ連れてきて強引にタッチする。
だが、それでも平澤は奮闘し、またも中西との攻防になると、ラリアットを避け、ジャーマンスープレックスホイップ。さらに必殺のヒラボトムで3カウントを 迫る。対する中西は、平澤にアルゼンチンバックブリーカー。すると、吉江も永田をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。そして、中西はそのまま平澤 にヘラクレスカッターを炸裂させてフォールにいくが、脱出した永田のカットが間に合う。
中西が平澤を肩車にすると、吉江はコーナー最上段へ。すると、永田が中西にローキックを浴びせ、吉江をデッドリードライブで投げて平澤を救出。平澤はエクスプロイダーで中西に反撃し、永田とスイッチする。
永田は、中西へ低空ドロップキックからのシャイニングウィザード。さらにドラゴンスクリューとローキックで中西の足を攻め、敬礼つきのナガタロックへ。これは、平澤を蹴散らした吉江がランニングボディプレスでカットする。
25分が経過し、永田は串刺しランニングニーリフトから垂直落下式ブレーンバスターで吉江をマットへ叩きつける。そして、ナガタロックIIで吉江からギブ アップを迫り、同時に平澤が中西を逆片エビ固めで捕獲する。その後、平澤が、永田のフロントハイキックのアシストを受け吉江の巨体をジャーマンスープレッ クスホイップで投げ飛ばす。ここで残り試合時間は3分に。
平澤は、中西の脚へエルボーを連打し、そこから逆片エビ固めへ。中西からタップを奪お うとするが、吉江の張り手でカットされる。対する中西は、串刺しラリアット2連発からアルゼンチンバックブリーカーで平澤を捕獲。しかし、体勢が崩れ、平 澤は命拾いする。ここで残り試合時間は1分に。
平澤は、中西のショートレンジラリアットを避け、スクールボーイでピンフォールを狙う。残り20 秒、中西が平澤にジャーマンスープレックスホールドを決めるが、永田のカットでカウント3とならず。残り10秒、中西はなんとフィッシャーマンズスープ レックスホールドを繰り出すが、平澤にキックアウトされ、時間切れ引き分けとなった。
ビッグマウンテンズの2人は、まだまだ余力がある様子を伺わせ、先に退場。一方、30分闘い抜いた平澤は永田と抱き合い、永田も平澤の健闘を称えた。
COMMENT
永田「満足しちゃいけ ない部分が多々あるんですけどね。それは俺からの見方であって、今日平澤が勝てなかったけど負けなかった。最後まで攻めて負けなかった。そういう部分では やっぱりちょっと頑張ったかいが出てきたかな。勝てばもっと良いですよ。でも今日のチームは俺のブロックで1番強敵だと思うし。それは1番俺が分かって る。俺も(中西、吉江の)コンピューターを狂わせながらやったけど。そんな中で平澤は自分を出せたね。いやぁ、なんか苦しかったよな」
平澤「ハイ」
永田「やっぱり、なんかちょっと苦しんだかいが見えたかなって感じですね。なんか嬉しいなぁ」
平澤「ありがとうございます」
永田「でも満足しちゃダメだぞ。お前の潜在能力上げれば彼らに勝つのだってそんな遠い先の事じゃないよ」
平澤「ハイ」
永田「毎日毎日、叩かれ、殴られ胸板も裂けて、それではじめて開いた花かなって。片っぽだけだけどな」
平 澤「(永田と抱擁し)ありがとうございました。勝敗だけ見たら1点かも知れない。この1点、何処が取れる? ひとチーム、ずるい事して取った奴がいるよ、2点。正々堂々と闘って30分ドローだよ。ゼッテェ白黒ハッキリさせてやるよ。せっかく、永田さんにここまで 引き上げてもらって、G1タッグが終わったからハイ、サヨナラは嫌だし。絶対にアイツらを倒してやる。満足しちゃいけないけど、凄い嬉しいです。(今日 勝っても)決勝トーナメントには絶対に行けないし。気負いするものが無くなったと言ったら変ですけど、伸び伸びやれました。それじゃダメですかね、勝負 は。最高の日です、ありがとうございました」
中西「クソッ! 真壁、クソ野郎、昨日(10/24福岡)反則しやがって。あんな(昨日、真壁、矢野にやられた脚の)痛みさえ無かったら楽勝や、ホンマ! 見とけよ、アイツら必ず倒したるわ。真壁、矢野、覚えておけ!」
吉 江「俺らビッグマウンテンズにとっちゃ、(永田&平澤との)引き分けなんか頭の中に無かったですからね。勝って当たり前のチームだと思っていたんで。 ちょっと楽しみ過ぎたかな。楽しみ過ぎて30分で足りなかったのかな。でも、永田裕志はさすがだなと思ったし、平澤は俺がいた頃はデビューしてなかったん でしょ? そういう選手と同じタッグリーグという舞台で闘うというのは、それだけの期待があるんでしょうけど。どういう訳か、これで俺らのブロックがもっともっと楽 しくなっちゃったのかな。俺ら昨日の負けなんて、記録は負けだけどさ、観ている人にとっちゃ俺らのチームは負けじゃねぇんだからさ。それが無かったら独走 ですよ。頭の中にあるとしたら、昨日のG1タッグらしからぬ(G・B・Hの反則行為)、俺らから言わせれば。彼らは仮にも(IWGP)タッグチャンピオン ですから。これで今日は、結果としては気持ちよくないけど、気持ちいい闘いが出来たし、気持ちいい若者がぶつかってきた。これで弾みがつきました、また。 引き分けでも十分楽しみました」