Circuit2008 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜

日時: 2008年10月25日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 広島・広島グリーンアリーナ
観衆: 2300

第1試合 15分1本勝負

井上亘
岡田かずちか

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

井上をロープに押し込んだ岡田は、離れ際に強烈な張り手。すると、井上は逆水平チョップで倍返し。さらにショルダータックルで倒していくが、岡田もアームドラッグ2連発で応戦。井上の腕を固めていく。
　勢いに乗った岡田がエルボー合戦を仕掛けてくると、井上はキチンシンク2連発。これで岡田をペースダウンさせ、アームホイップ、ボディスラム、逆片エビ固めなどで厳しく攻め立てる。
　それでも岡田は井上に食らいつき、カウンターのドロップキックを皮切りに、串刺しドロップキック、ミサイルキック、バックドロップで猛反撃。そして、逆片エビ固めで井上にギブアップを迫る。
　さらに岡田は、得意のランニングネックブリーカードロップ、回転エビ固めで連続して3カウントを狙うも、井上にいずれもクリアされる。すると、井上は水車落とし、バックブリーカー、スピアーと畳み掛け、最後は逆エビ固めで岡田をガッチリ捕獲。これで血気盛んなヤングライオンをタップアウトさせた。

COMMENT

井上「(『10/23長崎での吉橋に続き、今日は岡田との第1試合だったが？』)2人とも気迫がありますね。(若い選手の)特権ですかね、あの勢い、感情のむき出し方。今、岡田に何発かチョップをやられたのですけど、凄い効きました。あの体でこの威力だと思うと、アイツがこれから120キロとか130キロとか(になって)、新日本のヘビー級を背負う時が来たら、アイツの技の1つ1つがどれだけの破壊力を持つんだろうと、やりながら楽しみでもあり、俺もうかうかしてられないなと思いました。(試合後の)張り手1発、今度はそれを試合に込めろと。ああいう姿を見ると、まだ叩き潰しが足りなかったかなと。アイツは気持ちだけで立ってきて張り返したと思うけど、俺はそれをも上回る潰し方をしなければいけなかった。そこが俺の反省点です。それだけ岡田には可能性があると思います。(G1タッグリーグについて)テンコジに負けたのが凄く悔しい。でも、まだ終わった訳じゃないし、あと残り2戦あるので、ホントにもう1戦1戦やるしかないです。必ず11/5(後楽園)の決勝トーナメントに残るし、俺と金本浩二は優勝を目指します。(10/26倉敷で対戦するミラノ、石狩について)あの2人は、ハングリーさがあると思います。最初、仲が悪い者同士で、それ以上でもそれ以下でも無い印象だったのですけど、ところどころで息の合った連携とかがあって、完成度が上がってきているので、それは注意したい。でも俺と金本浩二は負けられない!」

岡田「何も無いよ。借りが出来ただけ。そんだけ。ただで済むと思うなよ。勝ち上がってどんどん強くなるんだからさ」